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第六章二人の話
「僕と手を組む目的は何なのかな?」
闇の魔王ヤミーが言った。
「奴らを倒すためだ」
死の魔王が言った。
「奴らってあの勇者たちの事かい?」
「そうだ」
「お前あんな連中にてこずっているのか?」
「そうだ」
「お前魔王にしては弱いんじゃないか」
「そんなことはない」
「だって部下に任せっぱなしでしょ」
「お前もそうだろ」
「黙れ」
「調子に乗るな」
「黙れと言っているだろ」
するとドアがノックされたのだった。
「入れ」
「こちら魔王様が頼まれていた高級ワインです」
「そうかそこに置いといてくれ」
「わかりました」
そしてワインを置くと出て行ったのだった。
「どこから話すんだっけ」
「とりあえず今日は帰ってくれないか」
「わかった。じゃあまた気が向いたら教えてね」
「そうする」




