4/46
第四章砂の魔王
「いったい何があったんだろうな」
紺美二が言った。
「あそこ死体があるぞ」
アールグレイが言った。
「いったいどうなっているんだ」
「死体があるってことはだれか死んだんだろうな」
「君たち二人こんな所で何してるのかな?」
「爆音がしたものだから来たんです。それに俺この小説の主人公だから活躍しねーといけないんだ。そっちこそ何しに来たんだ?それにいきなりあらわれて何者なんだ一体?」
「僕は砂の魔王スーナ。今言った言葉取り消さないと殺すよ」
「すみませんでした。今の言葉取り消しますので殺さないでくださーい」
紺美二はその場で土下座したのだった。
「それでいいよ。君の後ろにいるのは誰なの?」
「こいつは俺の仲間のアールグレイです」
「アールグレイ君よろしく」