第三十九章猫
夏に向けていろいろなプランが考えられていたのだった。
「かき氷の店を設置しないとな」
紺美二が言った。
「そうだな」
水の魔王ミーズが言った。
「それにしてもかき氷の店を設置したとして誰が店をやるかが問題だな」
「それなら店員募集のポスターを張ればいいんじゃないか」
「それいいじゃねーか。急いで作ってくるよ」
「わかった」
「これはこっちにお願いします」
砂の魔王スーナが言った。
「わかりました」
工事も順調に進んでいたのだった。
「ギジュこのポスターを印刷してくれないか?」
紺美二が言った。
「いいよ」
「ありがと。何分ぐらいで全部印刷できそうだ?」
「僕が新開発したこの十秒百枚印刷機なら十秒で百枚印刷できるよ」
「すぜーもん作ったな」
十秒後印刷が終わったのだった。
「これでいいか?」
「いいぜ」
「ミーズポスター持ってきたぜ」
「じゃああとは張るだけだな」
こうして一週間経ちかき氷の店の店員希望の人?が来たのだった」
「猫じゃねーか。さすがに猫に店は頼めません。いくらなんでも」
紺美二が言った。
「僕店員希望の猫のマメよろしく」
「よろしくってやる気満々じゃねーか。ミーズ他に店員希望の人はいなかったのか?」
「この猫一匹だけだ」
「しょうがない。マメ君が店員で決まりだ」
「やったー」
「マメ君今立たなかった?」
「何言ってるの紺美二僕猫は猫でも異世界の猫だよ。立てるに決まってるニャ」
「ニャまでつけ始めたな」
「ニャンか言ったか?」
「言ってません。いったい立てるってレベルなんぼなんだよ」
「レベル三十ニャ」
「三十⁈」
「三十の猫はめったにいないニャ」
「そうだよな」
「餌の時間ニャ。何かないニャ?」
「ねーよ」
「猫ひっかき。ニャニャニャ。餌わたせニャ」
「痛い痛い。そろそろひっかくのやめてくれないか?」
「じゃあ餌わたせニャ」
「わかったわかった。ギジュのところに行ってみるぞ。何かあると思うから」
「ほんとニャ」
「たぶんな」
紺美二はめんどくさいのと仲間になったのだった。




