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第二十三章天空気球
「サラムすまない。電話だ」
ミーズが言った。
「じゃあ先に入っときますね」
「そうしてくれ」
するとミーズは電話に出たのだった。電話は技術の魔王ギジュからだった。
「ミーズだが何かあったか?」
「天空王国に行けるぞ」
「本当か?それは」
「行けるとも。この僕が発明したんだから」
「いったい何を発明したんだ?」
「それは来てからのお楽しみだよ」
「どこに行けばいい?」
「医療王国の広場に来てね。待っているよ」「そうか分かった。今すぐ紺美二たちと向かうよ」
こうして紺美二、スーナ、ミーズ、クウテン、サラムが広場に集まったのだった。
「いったい何を発明したんだ?」
ミーズが言った。
「これが発明したものだよ」
ギジュはシートをめくったのだった。
「天空気球だよ」
「この気球普通の気球と何が違うんだ?」
紺美二が聞いた。
「攻撃されても当たらないんだよ」
「ヤミーの攻撃も防げるのか?」
「さすがに無理だよ。もし攻撃された場合は運に頼るしかないね」
「こわ」
クウテンが言った。
「とりあえず乗るんだね」
「じゃあ乗ろうか」
こうして空の旅が始まろうとしていた。




