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第十五章
「そろそろ戻ろうか。紺美二くん」
砂の魔王スーナが言った。
「そうだな」
「天空王国から先程連絡がありました」
「なんだと。どういう連絡だ?」
水の魔王ミーズが言った。
「闇の魔王が王国を破滅させに来たという連絡です」
「もし天空王国が破滅なんてしたら地上にも被害が及ぶぞ」
「そうですね。どうしたらいいでしょうか?闇の魔王と戦えるのなんて紺美二しかいませんよ」
「とりあえず僕の手下の中で一番優秀なサラムに行ってもらうよ」
「わかりました」
「連絡ご苦労だったな」
「引き続き見張りに行ってまいります」
「まかせた」
するとドアがノックされたのだった。
「入れ」
「戻ったけど何も手掛かりはなかったよ」
「そうか。ありがとよスーナ」
「ところでミーズ天空王国がどうのこうのって聞いたんだけど」
「誰に聞いたんだ?」
「見張り人に聞いたんだ」
「そうか」




