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第十一章シノ
「全員灰になってるね」
自由の魔王ジユが言った。
「そうだな」
水の魔王ミーズが言った。
「今からどうする?」
「ちょっと一人にさせてくれ」
「いいよ」
「魔王さま地獄の三人組がまた一人倒されました。残り一人です」
「そうか分かった」
死の魔王が言った。
「あともう一つあるんですが」
「なんだ?」
「見張り人が次々に殺されて行っているんですが」
するといきなり部下の首が飛んだのだった。
「またお前か闇の魔王ヤミー」
「そうだよ」
「今度は何の用だ」
「地獄の三人組が死んでいっているんだろ」
「そうだが」
「じゃあ僕とそろそろ手を組まないか?」
「その話は考えるといったが」
「せっかく僕からの誘いなのに断るってことはないよね?シノ君」
「久々にその名で呼ばれたよ」
「そうか久々だったんだね」
「確かにその話は俺から言い出したことだがやっぱりなしにしてくれ」
「わかったなしにしてあげる。じゃあね」
死の魔王の城は爆破したのだった。




