表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/80

24話 拠点フェイズ3日目(夜)


「びぇぇぇぇぇん!ほぉぉぉぉぉんごぉぉぉぉうぅぅ!!わ、わだじをだずげでぐれぇぇぇぇ!!」


「私からも頼む!この通りだ!北郷!!」


「…えっと、いったいどうしたの?」


いきなり泣き付かれても…俺はどうすりゃいいのか説明して欲しい


「実は一昨日…」


秋蘭の話では一昨日春蘭は華琳の相手に閨に呼ばれたらしいのだが華琳を満足させられなかったらしい…で華琳が春蘭に『一刀に女の子を気持ち良くさせるコツを教わってこい』との指令を出し、今に至る、と


「…何故女の子の春蘭に男の俺が?」


それっておかしくないですか?華琳さん…


「女性の快楽のツボを知っている、という意味では1番の適役だからではないか?」


「だのむぅぅ!ほんごぉぉぉ!わだじにおじえてくでぇぇ!」


「春蘭!落ち着いて!鼻水、鼻水付くから!」


「北郷が引き受けてくれるそうだ、放してやれ姉者」


「ほんどうがっ!?」


ズズッと鼻水啜りながら泣き止む春蘭…こうなってはもう断れません


「…俺で良いなら」


コクリと頷く春蘭


「では北郷頼む」


「…俺はどうすれば?」



「私が北郷の相手をする、姉者はその様子を見ていてその後北郷に実践すれば良い」


「あの〜、もしもし秋蘭さん?春蘭は確か華琳とする為の勉強に来たんですよね?」


「そうだ、北郷の舌技を姉者に教わらせようと思ってな」


「じゃあ何で俺で実践を?秋蘭は相手してあげないのか?」


「私では姉者との行為の判断が甘くなる、華琳様を満足させるにはそれではまずいからな」


…なるほど


「さぁ、北郷、姉者の為に頑張ってくれ」


そして俺に聞こえるくらいの小声で一言


(私もお前が頑張ってくれ ると嬉しいからな…)


…はい、がんばります…



……


………


…その後なにがあったかは想像に任せるとして流石に疲労困憊で寝てしまった俺は次の日、華琳の機嫌がすこぶる悪かった為、春蘭が閨に呼ばれなかったのを知ったのだった…合掌

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ