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18話 華琳と二人きり…の事



報告、本日魏のみんなの部屋出入り及びおしゃべり解禁日です(喜)


※ただ、ここ数日、記憶が曖昧なのですが誰かここ数日の俺の行動知ってる人いないかな…なんだかすごくひどい夢を見た気がする

(ガクガクブルブル)


まぁその件はしばらく放置して…待ち望んでいた魏のみんなが集まる王座の間に行こう、何故か知らないが解けて早々いきなり出頭要請が有ったのだ


で王座の間に来たのだが…


「一刀、今から城下の視察に向かうわ、付いて来なさい」


「良いけど、他には?」


「私だけよ」


「護衛は?」


「貴方がいるわ」


「何を見に行くの?」


「街の様子を視察するわ」


「それって…」


デートですか!?


「…何か言いたげね…」


胸元で手をイジイジしてる華琳はかわいいがこのままではせっかくのお誘いが無しになる


「応、んじゃ早速行こう」


華琳の手を掴み外へと向かう、時間は有限なのだ


「ちょ…一刀!」


顔を真っ赤にしている華琳は手を振りほどこうとはしなかった



……


………


「さて、街に着いたけど何処から見て回る?」


「少し寂れた貧民層の多い路地裏、今度地図を作ろうと思ってたの」


「なるほど」


いやいや、デートと期待した俺が馬鹿でした…


「へぇ、ここはここに繋がってたのね」


「ここら辺もさすがに俺がいた頃と変わらないな」


…季衣や凪達と走り回った場所だ、変わってなけりゃ目だってつぶって歩ける


「…一刀」


感慨に耽っているといつになく真剣な華琳がこっちを見ていた


「ん?」


「貴方は…貴方は何の為に私達の所に戻ったの?」


「へっ!?何言ってんだよ!?俺は華琳との約束を果たす為に…」


「えぇ、貴方の模擬戦での戦ぶりを見れば貴方が天の国での三年でどれ程努力したかは良く分かったわ、それが私達の元に戻る為だというのも」


「それじゃ…」


「私が知りたいのはそこじゃないわ、貴方が戻って来るために得た方法、きっかけよ」


華琳の言わんとする部分が見えてきた…


「貴方はどういう『条件』で帰って来たの?…答えなさいっ!」


ぐっと胸ぐらにつかみ掛かってくる華琳に対し俺は


「気付いてたんだな…」


あっさりと白状するしかなかった


「話ぶりからこちらに帰る方法は探したようだけど結局見つからなかったのは分かったわ」


「…まぁね」


「貴方の様子をしばらく観察すれば戻って来れた条件がわかるかと思ったけどこの一週間一切ボロは出さなかったわね」


「…見てたの?」


「私が見ていた訳では無いわ、間諜や一刀の周りを追いかけ回していた魏のみんなの報告よ」


「げっ!?」


「…蜀の子達にも手を出していたのはこの際不問にするわ」


…不問にするのに何故後ろ手で絶を握ってらっしゃるのでしょうか?


「…一刀、教えて、貴方は…貴方はまた条件を終えれば…き…消えて…しまうの…?」


「…華琳…」


「…嫌よ…もう…貴方がいないなんて…」


華琳の涙に俺は躊躇した…


でも…俺は…


「…ゴメン…華琳…俺、もしかしたらいなくなるかも知れない」


華琳の肩を抱き寄せる…


「…ここに戻る為に俺に与えられた条件を達成したら…俺は…」


…このままここにいられるのだろうか?


「…きっとみんなといられる」


「…ホント…?」


「あぁ、間違いなく俺の中じゃ絶対だ」


華琳の表情が綻んだ


「ぷっ…アハッ、それじゃ何とも頼りない絶対ね」


「あ、ひでぇ!」


「少なくとも貴方の言う寂しがりやの女の子との約束を果たせなかった男が信用できるとは言い難いわね」


「うむぅ…」


それを言われては言い返せない…


「嘘よ♪一刀」


華琳の表情は明るい、その表情はもしかしたらまた自分を泣かせるかも知れない俺なんかの約束を今はそれで許してやると告げている


「ねぇ一刀…」


「ん?」


「私今日一日は仕事はしないと決めたの」


「?まぁ普段から人の倍以上にしてるし良いんじゃないか?」


「…昼過ぎから貴方を呼び出して貴方と路地裏の地図作りなんかして話をしてたからもう夕方よ」


「…んだね」


「………との…や…」


「えっ?」


「一刀の部屋!!」


「…と、それはつまり…」


そういう意味か!!


「…バカッ…女の子に言わせないでよ…」


「…ゴメン…華琳…」


その瞬間見えた華琳の顔がかわいくてキスしていた


「…バカ」


そのまま華琳と手を繋ぎ帰路に着いた



……


………


…何が有ったかはご想像にお任せしますが今二人はお互いの裸体を一枚布で隠しています…


「相変わらず種馬の二つ名に相応しい精力ね…」


「ハハハ…女の子とはホントに久しぶりで…」


…だからって男とはねぇからな!?誤解すんなよ!?


「久しぶりってどのくらい?」


唇を尖んがらせている華琳、嫉妬してくれてるのだろう、…やべぇ…素直に嬉しい


「う〜ん、どれくらいかな〜…」


わざと意地悪してみる、忘れる訳なんかないのに


でも何だか華琳がすごく嫌そうな顔をしてる…もう止めよう、このままでは背を見せた瞬間絶が飛んでくる


「そうだな〜三年ぶりくらいかな…」


「三年って…」


「向こうでは俺、誰ともしてないよ」


これはホントだ、


「一刀…」


「華琳…」


二人の距離は少しずつ近づいてゆき…


華琳が耳元で囁く


「…そろそろ教えなさい、貴方の来た目的を…」


「え、う、あ、…はい」


…華琳様は俺の期待通りにはいきません、はい


「…言えないような事なの?」


…不安そうに揺れる瞳、彼女がこんなにも不安なのに気付けなかった俺は馬鹿だ


「…俺は、この世界を救いに来た…いや、救うなんて俺一人にはできないな、この世界を救う助けになりに来たんだ」


「貴方のおかげで三国は定まり、平和は訪れた…今更何が起こるというの?」


「正直わからない…だが、俺を送ってくれた人も管輅の占いもそういってるんだ、俺のいるべき理由はそれだと」


「…貴方は何もせず、その戦乱がおさまるのを見守る事はできないの?」


「…できない…俺を送ってくれた人は、この戦乱を起こす奴らは歴史を修正するつもりだって言ってた…つまり奴らが戻そうとしてる歴史を知ってるのは…俺だけだ、俺がその場に居合わせて変えるしかない」


「…その結果…貴方はまた消えてしまうの?」


「かも知れない」


…嘘でも大丈夫と言いたかった…こんなにも弱々しい華琳にこれ以上の苦しみを与えたくはなかった


…でも


「…でも変えなけりゃいけない、そうしないとこの世界そのものが消えるから…華琳やみんながいなくなるなんて俺には堪えられないから…大丈夫、また消えたって何年経ってでもまた方法見つけて帰ってくる、華琳からもう帰って来なくて良いって言われるまで何度でも…」


「…馬鹿…言う訳ないじゃない…」


俺は華琳を抱きしめ口づけた…



……


「一刀、私が何故一週間も魏の女の子との部屋での密会を禁止したかわかる?」


「いや、そりゃあの時帰ってきていきなり他の女の子にちょっかいかけてたから…」


「それは理由にちょうど良かったからあの時使わせてもらっただけ、本当は…」


「な…何?」


本当は何か特別な理由が!?


「私が次に休みを取れそうだったのが今日だったからよ」


「…他の子達への嫌がらせか」


「…何か文句がありそうね、一刀…」


「いえっ!華琳様に一番にお相手していただけて大満足であります!」


「よろしい」


…俺達はしばらく二人で笑いあっていた

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