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隣の音は
隣のベッドでは「有事」が。
明らかに、あの音。
見えないので想像するだけ。
さっきの先生の声・・
小声で、「ちょっとだけ待てる?」
何やらカタカタという音が。
「これを使って。ぴったり当てれば大丈夫」
そして・・
「ジョ~」という音がしばらく続き・・
これは・・
おしっこ・・
何かの容器に排泄?
おトイレというか、音入れというか・・
カーテンの陰なので、想像するだけ。
容器から、かわいい乙女のにおいが発散?
実態がみえない。
しばらくして、泣き声が。
「ごめんなさい」
先生が、「いいのよ。気にしないで。
あなたが初めてじゃないから」
おしっこががまんできなくなって、
ベッドで何かの器にしちゃった・・
「初めてじゃない」って・・
やがて、隣の泣き声はやんで、
先生が、「大丈夫?
また何かあったら、遠慮しないで来てね」
この後で、事態が急に変わるとは思えなかったの。
またしても、甘い感覚・・