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カニ 山登り

作者: グロス

カニはおにぎりを2つリュックに入れて、寺泊から出掛けた。


ピィーイ


カニが口笛を吹くと、日本海の向こうからサーフボードが水しぶきをあげてやって来た。


「弥彦山まで約10分か……。」


カニはサーフボードに乗ると、弥彦山まで猛スピードで波乗りして行った。


途中、イルカの群れがカニと並行して泳いでいた。


楽しそうに鳴いている。


キュキュ


カニはサーフボードの上にあぐらをかいてイルカ達の様子を見ていた。


鮪が混ざって泳いでいた。


「おい、鮪!お前イルカじゃないよな?」


カニは鮪を問い詰めたが、鮪は甘酒を出した。


「まぁ、許してやる。」


鮪がカニを買収した。


カニは弥彦山に着いた。


カニは弥彦山を登り始めた。


目の前から老夫婦が下山してきた。


「こんにちは。」


「こんにちは。」


カニは挨拶を返した。


半分まで来た。


カニは少し休憩することにした。


山を降りようかと思ったが、山頂を目指すことにした。


ようやく山頂に着いた。


「さぁ、おにぎり食べよ。」


カニはおにぎりを食べ始めた。


だが、急に酒が欲しくなった。


「酒だー!」


カニは酒を要求した。


鮪が日本海を大きくジャンプし、弥彦山の山頂までやって来た。


「へい、甘酒お待ち。」


どんちゃんどんちゃん


弥彦山の山頂でカニは宴会を始めた。


ぴーひゃら


鮪が踊り始めた。


カニは鮪を置いてきぼりにして下山した。


カニはサーフボードに乗ると寺泊を目指した。


「鮪が踊りゃー、そりゃ楽しいか。」


カニは日本海へと消えていった。


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