1話:お目覚めですか?
キャラの性格上、進行が難しいところもありますが。そこは作者の力ですw
「グゥアッ!!」
断末魔の叫びを上げて倒れた。鋭い長い爪で背面から肺を肋骨ごと抉り、横に薙いだ。
致命傷だ。
血を大量に吐き、爪の毒で全身が麻痺し始め、男はもう自分が助からないことを悟った。
そして愛する妻と息子を守ることが出来なかった事を……
男は自分を殺した相手の正体をその眼で見ることなく絶命した。
これで邪魔はいなくなった。後は簡単に事は進む。
「魔女」と「魔王」が同時に手に入るのだ……
ガバッ!
汗を掻いてる。……また、あの夢か……
ベッドから降りようと体を横に向けた瞬間、ガーランドは背中に大怪我を負っていることに気づいた。
「痛ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
ドサッとベッドに沈む。更なる激痛。
何でこんな怪我を!!?いつ!?僕は何を……
アレ?えーと……ここ、うちじゃないね。
それに……なんだろ?寝る前のこと全然思い出せない……
そのとき扉が勢いよく開いた。
「大丈夫!?ガーちゃん!!!」
……ティア、「ガーちゃん」はやめてったら……(涙
「だんだん思い出してきた……」
まさかブライが魔物だったなんて……
あの優しいブライが……!
余程怖い顔をしていたのだろう。涙目になっているティアをに気づいて僕は落ち着きを取り戻した。
「あのね、ガーちゃん。その……服のことなんだけど……///」
「服?」
あぁ、取り替えてくれたのか。そういえばアイツに切り裂かれたんだっけ。
……ん?なんで顔紅くなってんの?
何かおかしなところでも・・・・・
……
……
……
……
うん。
つまり、
その……あれだ。
どうつっこめばいいのかわからない。
こんなときは…………そう!思う存分壊れてしまえばいいのさ!!!
教えて神様!!!僕にいったい何をしたの!!!!?
この胸の小山と股間の寂しさはいったいなにーーー!!!!!!!!!??
「ガーちゃんが倒れた次の朝にはもう女の子になってたよ」
嘘でしょ……ってだからなんで顔紅くなってるの?
立ち上がって鏡を覗いてみる。鏡の向こうには僕にそっくりな女の子が立っていた。
胸は体格に反して大きく、腰はくびれてさらに細くなり、お尻も、ボンッ!って感じになってる。
……現実だ……受け止めるしかないのだろう。
まぁ、性別なんて僕にはあまり関係ないし。
僕は元々非力で、小柄で軽いから実際には殆ど変わりは無いと言える。
顔はちょっとだけ変わった。たぶん表情だろう。
今までは、「どちらかというと男」って感じの顔だった。
でも今は完全に女の子にしか見えない。
同じ顔でもだいぶ印象が変わってしまっている。
……目は少しパッチリしたかな?
「ねぇ、ガーちゃん……」
「ん、なに?」
「……女の子になったガーちゃん……凄く可愛い/////」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ティア……それってなんだかマズイ展開じゃない?
ガーちゃんは真面目なので動かしづらいんですよね・・・
その分ティアには活躍してもらおうと思ってます。(と思ったけど、ティアは進行上障害となってしまうのでサヨナラしましょう)
「魔女の子ども」は作者的には真面目なストーリー性を持っているのですが、やはり笑いも必要でしょうかね?
難しいですね〜。。




