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プロローグ1

小説を書くのは初めてです。至らないところもあるでしょうが、そこはまぁ大目に見てやって下さい。

 少年は強くなりたかった。

 誰にも負けないぐらい強くなりたかった。

 そしていつかできれば、復讐してやりたかった。

 僕の気持ちを、苦しみをわからせてやりたかった・・・





 僕は高く頑丈な外壁に守られた村に住んでいた。大陸の南東に位置する辺境「イリス」。

 大きな村ではないが、海に面しているため魚がよく獲れ、それなりの生活は確保できていた。

 外に出れば魔物がウヨウヨいるため村は閉鎖的だったが、村から離れた海水に浸食されていない土地に田畑を作り、魔物に荒らされないよう戦士たちが見張りをした。

 そして出稼ぎの戦士たちが持ち帰る物資を村のみんなで分け、人々の生活は潤った。


 戦士たちは帰ってくると村の外の話を聞かせてくれた。魔物にやられた村の話を聞くたびにガーランドは悲しくなった。

 どうして魔物は悪いことをするんだろう?何故人を殺すの?

 そういえば母さんが言ってたっけ……

*******************************************

「魔物たちは悪くない。悪いのは魔物を操っている[魔王]よ……」

「魔王がいなくなったらいいの?」

「……そうよ。魔王がいなくなったら…………」

*******************************************

 ……魔王がいなくなれば……もう悲劇は生まれない!

 ……時は来た。




「どーしんたんだ?最近ロクな返事しねーな」

「ん……なんでもない」

 やっぱ生返事になってたか。考え事するとまわりに注意が向かないのはいつまでも直らない。

「いつも言ってんだろ?なにかあったら俺を頼れってよ☆」

「うん……」

 ブライはいつだって優しい。幼くして親を亡くした僕は、その優しさにどれだけ救われたことか。

 彼を悲しませることはしたくなかったが、僕はもう心に決めていた。


 この村では男児はみな5歳になると剣術を習わされる。

 自分の身は自分で守れってことだ。

 ブライはとても成長が早かった。剣の腕も、体も。

 まだ16歳なのに村の五本指に数えられるほどだ。

 村一番の剣士と呼ばれるようになるのも時間の問題だろう。

 僕はというと・・・サボってばかりだった。

 実は日中こっそり村の外に出て魔法の練習をしていたんだ。



 僕の母さんは魔女だった。

 父さんと母さんはある遠い町で知り合った。

 そして偶然その町が魔物に襲われたから、二人は一緒に戦った。

 それからは二人はいつも一緒に行動するようになり、気づけば母さんは妊娠していたんだそうだ。

 子どもを連れて旅をすることはできない。そう判断して、二人はイリスに帰ったんだ。

 その後 僕が生まれた。


 イリスにも度々魔物が襲ってきたけど、父さんは強かったから危ないことなんか一度もなかった。

 母さんも戦わずにすんだ。

 魔女はこの世界では「魔王の子ども」だと言われている。

 もし魔女だってばれたら、母さんは村にはいられなくなる。

 父さんは、母さんの正体がばれないように命がけで戦ってきた。

 でもある日、いつの間にか村の中に侵入した魔物が父さんを殺した。

 戦士たちはだれも太刀打ちできなかった。

 母さんは僕を守るため、仕方なく魔法を使った。

 魔物は魔法を嫌がり、すぐに逃げていった。

 母さんのおかげで村は救われた……はずなのに……

 村のみんなは母さんの正体が魔女だということを知り、母さんを恐れた。

 そして、「殺せ」という声が上がった。

 母さんは、自分が救った村人たちに殺されたんだ。

 母さんは抵抗しなかった……



「そういうと思っておった」

 僕は長老に挨拶に行った。もしかしたらもう帰らないかも知れないけど。

「条件がある。ブライを倒せたら村を出るのを許そう」

取り敢えずプロローグなので、ちゃっちゃと行きましょう。

まだプロローグ終わらないですけどね。。

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