僕に会いにきてよ
プロローグ 僕に会いにきてよ
まだ、人類が生まれていなかった頃、後に創造神となる[彼]は、一つの惑星を作った。
これは、その惑星と地球との交流の物語。 そして、[僕]の物語。
君はまだ何も知らないんだろう? でも僕は全てを知っているんだ。
君なら僕の知らない選択を見せてくれる?
第1章 第1部 アスピア
その惑星の名は アスピア と言い、代々20億年ずつ[神様]と呼ばれる存在がその惑星を治めている。
神様は二人、 アスピアの陽の部分 「光の世界 」 と 隠の部分 「闇の世界」 にいる。
それぞれ住む存在は見た目は異なっているが、 「光の世界 と 闇の世界 には同じような存在が住んでいる。
光の世界に神様がいるように、闇の世界にも神様はいる。
この惑星から生まれた存在は、常に何らかの魔力を持ち、
光の世界の神様は光の民を救うために魔力を使い、
闇の世界の神様は闇の民に力を与えるために魔力を使う。
光の世界の神様は、大天使 エルサ と言い
闇の世界の神様は、冥界王 ドグラ と言う。
人類が生まれてくる前、1代目の彼らは「大いなるもの」を求めて争った。
「大いなるもの」が何かはわからない。
ただ、「それ」が、「そこ」にあるから。
そんな理由で彼らは争った。
そう言われている。