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甘く優しい世界で生きるには  作者: 深/深木
本編(完結済み)
144/262

第百四十四話

『あれ、聞いてない? 明日の昼頃、セレナさん達がいらっしゃるはずだけど』


 夜明け前に行っていた修業の後、オブザさんから告げられた母上とメリルの来訪。

 その情報を耳にした俺は、まずバラドに事の真偽を尋ねた。バラドが承知しているのか、していないのかで次に訪ねる先が変わるからだ。

 バラドが承知しているならば、そう恐ろしいことにならない。俺が嫌がりそうな内容の場合、バラドならばいくら口止めされていようとも教えてくれる。バラドが口止めを承諾した時点で俺に害はなく、サプライズ的なものだと思っていいだろう。ならば放っておいても構わない。

 問題はバラドが知らなかった場合である。それすなわち、妨害や情報漏洩を避けるためバラドに対しても箝口令が敷かれているということ。こうなると中々面倒なことになる。

 そのような事態ではありませんように、と祈りながら俺はバラドに尋ねた。


「バラド、明日の昼頃に母上達がいらっしゃると耳にしたのだが……」

「セレナ様がもういらっしゃるんですか!?」


 しかし無情にも返ってきた反応は思わしくなく、バラドは俺の言葉に目を見張った。その表情を見るにバラドも知らなかったらしい。

 城にはガルディが張っていた情報網もある。騎士団や貴族達と繋がりがあるガルディと庭師や下働きの者達、それから出入りの業者や商人達に伝手を持つバラド、両者の情報網を潜り抜けるならば、それなりの立場を持つ者達を複数抱き込んでおく必要があるだろう。

 そう考えた俺は、次いでグレイ様の元に向かった。どこまでの人が母上や王妃様方に取り込まれているか、確認する必要があったからだ。

 母上が到着される明日の昼までに話をつけておかねばならない。先触れを出し返事を待つ時間が惜しかった俺はそう不自然でない場所で、朝食が済み執務室へと向かうグレイ様が通りかかるのを待った。


「ドイル?」


 俺の姿を見つけたグレイ様の方から声をかけてくれた。そんなグレイに様に、俺はこれ幸いと近寄り朝の挨拶をした後、小さい声で本題を告げる。


「おはようございます、グレイ様――突然このような場所で申し訳ございません。至急お尋ねしたいことが」

「? ああ、おはよう」


 グレイ様は俺の言葉に僅かに眉を上げたものの、挨拶を返しながら目で話の続きを促す。

 話しているのが王達の執務室繋がる廊下ということで、朝早い時間帯であるにも関わらず文官達の姿がちらほらと見える。彼らの目を気にしながら、俺は小さい声でグレイ様に尋ねた。


「母上が明日の昼から城に滞在されると伺いまして」

「……確かか?」

「ウィン大叔父様も出迎える予定だと」

「……明日の午後は、マジェスタの品々を扱う商人達を呼んである。連日の茶会で使者達もそろそろ飽きてくる頃だろうから、土産を選ばせてはどうかと母上が仰ってな。東国の使者方は確か欠席だ。茶会という名目だが、実質は買い物だからな。女性の同伴者がいない場合は辞退している方も多い。だから、気に留めていなかったが……恐らく、商人達の出入りに紛れてセレナ殿を城に入れるつもりなのだろう」


 結果、グレイ様は大変苦い顔でそう教えてくれた。

 その表情を見るかぎり、グレイ様は俺の味方らしい。まずはそのことに胸を撫で下ろした。しかしその安心も、続いた言葉に吹き飛ぶ。


「魔術師団は貸せないといったから、セレナ殿を巻きこんだのだろう。費用と人材の関係で無理だと再三申し上げたのに、母上達はまだ諦めてなかったのか……丁度いい、お前もこのままこい」


 どうやらすでに一悶着あったようで、グレイ様の言葉は不穏だった。

 歩き出したグレイ様に続き、俺も歩き出す。同時に言い知れぬ不安が胸に広がった。魔術師団という時点で、正直あまりいい予感はしない。


 ……費用と人材の関係で無理って、母上達は王妃様方となにをやるつもりなんだ?


 この式典は一種の国家事業、勿論予算も潤沢に割り振られている。それなのに許可が下りないとは相当である。

 俺やグレイ様と行動することが多いクレアは微妙なところだが、話を聞く限り王妃様や側妃方、後宮関係者や城のメイド長は確実に母上達側だと考えるべきだ。でなければ商人達に紛れて母上を登城させたり、グレイ様達の目に触れない滞在場所を確保するのは難しいからな。

 しかしそうなってくると、止めるどころか情報の入手さえ難しくなってくる。相手はこの国で、もっとも尊い女性方である。後宮など探りようがない。

 メイド達から情報を得るにしても、女性相手に威圧や脅すなどもっての他だし、万が一そんな手段に出れば社会的に手痛い仕返しを喰らうことになる。女性を弄んだり軽んじた結果、とんでもない風評を流され登城できなくなった男など、過去を振り返れば数えきれないほどいるからな。

 結託した女性達ほど恐ろしいものはない。母上が俺の説得に応じてくれればよいが、考え直してくれなかったらどうしよう。王妃様方を止めるにはそれこそ、お爺様やセルリー様、リブロ宰相、エルヴァ様方にご協力願うしかない。

 ちなみにこの場合、国王陛下と父上はあてにすべきではない。愛妻家である父上達は母上や王妃様、側妃様方が相手では強く出られないだろうからな。下手したらミイラ取りがミイラになりかねない。

 不幸中の幸いは、グレイ様が一度反対し却下している点だ。費用と人材的に無理ということは、当然リブロ宰相方も反対したはずだからな。

 希望を見いだしつつ、事情を知っていそうなグレイ様に俺は尋ねる。


「母上達は、なにを行いたいと仰っているんですか?」

「始めは、天馬を捕獲してきて、それにお前を騎乗させたいと仰った。白い天馬に乗ったお前とクレアが、天から舞い降りたら素敵だろうとな。勿論、天馬を捕まえるなど並大抵のことではない。そもそも目撃記録は昔からあるが、実際に見た者などいない伝説の生き物、無理に決まっている。まぁ、それは母上達も承知の上だったのだろう。捕獲は無理だろうから、白馬に魔法で幻影の羽をつけようと言い出した。その馬を、風魔法で飛ばそうというわけだ。飛ばすのが無理ならば、バルコニーからゆっくり下降させるだけでもいいと。しかしそれも当然却下された。幻影を使える魔術師は多少いるが、見世物として成立させるなら一瞬では意味がないし、一目で幻影とわかっては興ざめだ。ある程度の時間と完成度を保つには、実力ある魔術師を数人割かねばならん。しかし、大きな祭りほど当日問題が起きるもの。こちらはなにがあっても対応できるよう、待機の魔術師や騎士を増やしたいくらいなのに、そんなことに人員は割けん。魔道具を作成しようにも手間と金がかかる。なによりやらされるお前が可哀想だと、その場にいた男達の意見が一致した。そしたら、母上達は次にできなくもない条件を提示してきた」


 そこまで告げたグレイ様は、疲れた顔で大きなため息をつく。


「代案として、お前に求婚させようと言い出したんだ。アラン殿がセレナ殿に求婚した時、薔薇の花束を持って跪いたらしくてな。お二人の話を聞いてから、母上達は憧れていたらしい。クレアも喜ぶはずだから、是非お前にもやらせようと。光で照らしたり、花弁を降らせたり要所で魔法による演出を加えてやれば、より盛り上がるだろうと仰ってな。冷静に考えればただの晒し者なのだが、先の天馬の衝撃がひどかったからな。その辺りも母上の誘導だったのだろうが、魔法を使った劇と思えば悪くないと感じる者が多かった。危うく受理されそうになったが、リブロ宰相が『舞台になる場所は? 客席の準備は? 最中の警護はどうする? 劇の演出を誰にやらせるんだ? 天馬同様見世物にするのなら、それなりの技術を持った者にやらせなければただの恥さらし。結局、魔術師を駆り出す羽目になる。却下だ』と仰ってな。その言葉で結局お前が晒し者になると俺も気付き、全力で反対したんだ。説得の末、母上達にはブランを飾りたてることで妥協してもらったはずだったんだが……まさかセレナ殿にやらせようとは。確かに聖女と呼ばれたセレナ殿なら、光魔法も得意だから演出もお手のものだろうし、魔力量も十分。結界も張れるから、護衛を使わずとも安全確保が可能だ。少なくとも、俺達が反対する理由として挙げた人材不足は解決、盲点だったな」

「色々言いたいことがありますが、一先ずありがとうございました! グレイ様」


 頭が痛むのか眉間を解すグレイ様に、俺は心の底からお礼を言った。勿論、心の中でリブロ様にも感謝を告げる。

 母上や王妃様方が俺にやらせようとしていることは、想像以上にひどかった。

 貴族の跡取りなど、式典に参加する学生は少なからずいる。国事だからな。当然、学園長をはじめとする先生方もいらっしゃると聞いている。彼らの目もある中、白い天馬で空を飛ぶとか、痛すぎる。そんなことをやった日には、俺は二度と学園に戻れないだろう。軽く数年は立ち直れない。武者修行の旅へ出ることを考えるレベルである。

 その代案が公開告白だと? どちらも嫌だ。紙薔薇を贈った時の火消しも不十分だというのに、これ以上の話題提供はごめんだ。


「まぁ、今判明してよかったな。いきなり舞台に放りだされては覚悟を決めるしかないが、今ならまだ回避することができる。俺達もようやく予定が組み終わって、最終確認が済んだばかりだ。今さら予定の組み換えや経路変更をされては、大変困る。皆説得に協力してくれるから、安心するといい」

「微力ながら、助力させていただきますので!」

「ありがとうございます」


 優しく協力を申し出てくれたグレイ様とジンに、礼を告げる。同時に心の中で、オブザさんに感謝の言葉を捧げた。


 本当にありがとうございます、オブザさん!


 お蔭様で命拾いできました、と心の中で呟きながら俺はグレイ様達と共に執務室に向かった。


 その後、執務室にやって来た国王陛下やリブロ宰相方に事情を説明した。

 眉間に皺を寄せるリブロ宰相やルタス補佐官、母上との馴れ初めを持ち出され居心地悪そうな父上、不憫そうな視線をくださる国王陛下、頬が引きつっている警備担当者など多くの方々に送りだされ、グレイ様やジンと共に王妃様方の元へ向かった。


 国王陛下直々に王妃様方へ先触れを出してくださったおかげで、すんなりお会いすることができた。そうして午前中から昼食と彼女達の玩具になりつつ懇願し、なんとか思い留まっていただいたのだ。

 母上とメリルへの説得は、王妃様方が請け負ってくださる約束もしていただいた。

 計画を中止する代わりに色々聞きだされ、失ったものも多かったが、これで一先ず安心である。

 そうして、無事王妃様方と話を済ませた俺はグレイ様と別れ、ジョイエ殿との約束を果たすべく魔術師団の本部へと向かったわけである。




「それは大変でしたね」

「ええ。でも、なんとか間に合いました」


 そんな会話をジョイエ殿と交わしながら、俺はまとめられた報告書に目を通す。

 ジョイエ殿達が組んだ陣の効果は、壊された魔道具に残されていたものと同じ魔力に反応を見せるというものだった。

 魔法陣を身につけた魔術師が徘徊したり、目につきにくいところに陣を設置し反応を見ること今日で四日目。反応の頻度から客室棟の一角に絞れたが、それ以上の追跡叶わずと書かれている。


「魔道具に残っていた魔力が少なすぎました。薄まった魔力を基準として反応するようにしか組めなかったため、近しい者へ移った魔力にまで陣が反応してしまっているようです」

「それでも三組まで絞れたんですね」


 報告書に怪しいと書かれているのは、南の小国からいらっしゃったアルモニー夫妻と、事件のあった日に到着されたアグリクルトの使者殿、それからエーデルシュタインの王太子殿。どこも従者や護衛を合わせ、七~十二名ほどの小規模なご一行だ。

 一番少ないのがエーデルの七人、王太子と従者とメイドが一人ずつと護衛が四人。一番多いのがアグリクルトで十二人、使者が一人に身の回りの世話をする付き人が二人、護衛が九人。アグリクルトは最近魔獣が増えており、道中でリタイアした護衛も数名居ると聞いた。それから南の小国の使者アルモニー夫妻は全部で十人、夫妻と身の回りの世話兼護衛が八人の構成らしい。彼らは海を渡ってくるので、海賊と出会う可能性を考慮すると護衛と従者が兼任になるのだろう。ハンデルの港に船を泊めてきたらしく、マジェスタにきているのは限られた人数のみとなっているそうだ。


「はい。しかし、それ以上はわかりません。全員直接お会いして確かめてみましたが、皆同じくらい件の魔力を感じました。全員に魔法をかけているのか、魔力を移した物を持たせているのかわかりませんが、なんらかの方法で自分以外に己の魔力を残しているのだと思います」

「で、本人は誤魔化すために自身の魔力を抑え、魔石など他の魔力が詰まった物を所持して元の魔力をかき消していると」

「恐らく」

「計二十九名、本人は除くので二十八名。全員に魔法をかけるのは大変そうですが、あの残滓より少し高いくらいの魔力量を残すとなると、そう無茶な要求ではないでしょうね」

「はい。魔術師団に入れる程度の魔力量があれば余裕です」

 

 互いに意見を出し合いながら、話を進めていく。

 その最中、ジョイエ殿が気になることを口にした。


「一番危惧すべきは、すでに侵入者の目的が果たされている場合だと思うんです」

「……魔道具を壊すこと自体が、今回の目的だったと?」

「ええ。先ほど、魔術師団に入れる程度の魔力量があれば余裕だと言いましたが、それでも二十八名に毎日かけ続けるのは大変です。見張っていることに気が付いているなら、魔力が抜けきる前に僕達の目を盗んでかけ直さなければいけませんし、なんらかの形で持たせるにしてもあれほど少量の魔力量ならば一日か二日で回収し、新しいものに変える必要があります。僕達の目につかないよう移動するために、別の魔法も使っているでしょうし」

「まだ目的があるにしては面倒な上に消耗が激しすぎる、とジョイエ殿は仰りたいんですね?」

「はい。式典中は僕達やドイル様は忙しくて追跡どころではありません。あと三日、時間を稼げればいいんですから、もう一度別の事件を起こせば事足ります。人目に付くところで事件が起これば、後処理に追われて追跡どころではありませんから。そうしないのは、式典が『始まるまで』でなく『終わった後』も身を隠したいから。小さい魔法を何度もかけるのは確かに大変ですが、大きい魔力を残し手掛かりを与えるより見つかる可能性が低い。そう考えると、しっくりくる気がするんです」


 ジョイエ殿の言葉は一理ある。もし、今回の侵入者がマジェスタに害をなそうとしている場合、最初の事件が無意味すぎる。折角魔術師団の本部に気取られず侵入したならば、見張りの魔術師達を害するなり建物を壊すなりして、もう少し目立つ被害を与えてもよさそうだ。あそこにある希少品を盗むのもいいし、分かり易く被害を与え魔術師団の謹慎を狙ってもいい。いや、後々もう一仕事する気ならば、そうしなければいけなかった。

 そうしなかったのは、目的が魔道具の破壊だけだったから。


 ――マジェスタと敵対する気はなく、あの魔道具のルーツを追われたくなかっただけと考えるれば、確かにすべての行動がしっくりくるな。


 探されていると知りながら姿をくらまさない理由も、面倒な手段を用いてまで特定されないよう偽装する理由も説明がつく。侵入者は現在の生活を捨てる気がなく、今後もこれまでどおり暮らしたいからだ。

 そう結論付けた俺は、ジョイエ殿に告げる。


「……犯人がこのまま逃げ切ることを目的としているなら、追跡方法を変えなければいけませんね。見張るだけでなく、罠にかけることを考えなければ」

「はい。ドイル様に迷惑をかけることになるかもしれませんが、実は一つ試してみたい策があるのです」


 ジョイエ殿は待っていましたばかりにそう告げると、期待の籠った目で俺を見る。その表情は生き生きとしており、自身の策に対する自信が窺えた。


 ……セルリー様なら、絶対事後承諾だっただろうな。


 自信があっても失敗すれば俺を巻きこむことになるため、実行前に行動の可否を尋ねてくれているジョイエ殿にそんなことを思った。




 それが昨日のことである。

 あの後、詳しい話を聞いた俺は、ジョイエ殿に好きにするように伝え別れた。

 そして部屋に戻り、バラドが日中集めてきた噂話という名の情報を聞きつつ夕食を食べ、就寝した。

 今朝も日の出前にオブザさんに修行を見てもらい、昼頃ウィン大叔父様達と共に母上を出迎えた。

 そこまでは問題なかった。そう、なにもなかったのだ。


 ――それがどうしてこうなった?


 現在、俺の視線の先には、愛槍に炎を纏わせたお爺様が立っている。なぜだ。

 周囲には、恐らくセルリー様が張っただろう結界。ドーム状の結界はかなり広範囲に展開されており、目を凝らせば幾重にも張られているのがわかる。

 結界の天井は遠く、ドームの頂上にはセルリー様ご本人と、以前会った幼い女の子の姿をした火の精霊フィアが立っている。この結界は彼女も手伝っているらしく、結界の表面で時折火が踊るのが見えた。

 厚く重ねられた結界の外には、多くの見物人。彼らがなにを言っているかさっぱりわからないが、その中にはバラドやレオ先輩達、グレイ様やジン、それから騎士団や魔術師団の面々にスムバ殿やピネス殿といった使者方の姿まである。

 なにより気になるのは、見物人の最前列で大量の薬や包帯といった荷物を抱え待機しているエルヴァ様率いる薬師達と、母上にメリル。等間隔に配置された治療要員達は全員万全の準備をしており、まるで本気で死合ってこいといわんばかりである。

 母上を出迎えた直後突然連れてこられ、瞬く間に整ったこの状況。

 正直、まったく事情が呑みこめない。

 しかしそんな俺と違い、お爺様は大変やる気だ。


「遠慮は要らん。全力でかかってこい、ドイル!」


 お爺様の気合に呼応した槍から、炎が吹き上がり火の粉が舞い散る。

 降りそそぐ火の粉が髪をちりちり焼き、結界内を巡る熱風が頬を撫でる。

 そんな中、俺は思う。

 一体、なにがどうしてこうなった? と。


ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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