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第0話 プロローグ1
初めて書くので自信が無いです。
第0話 プロローグ1 とある街、そこは業火に包まれていた。その街を一人の少年がおぼつかない足取りで歩いている。その目はまるで何も見ていないかの様な無機質であった。少年は見た目6歳くらいであろうか。血の様な赤い目に雪の様な真っ白な腰あたりまで伸ばした髪をなびかせながらあるている。 そして少年の後ろには数え切れない程の手や足が切り取られた死体と夥しい量の赤色が広がっていた。この状況は全て少年が行ったのだ。 少年は孤児だった。物心つく前に捨てられていたところを一人の男に拾われた。 男は孤児院を経営していた。少年の他にも、たくさんの子供達がいた。 男は優しく、温かい人だった。少年は男の事を実の親の様に思っていた。 そう、あの日までは・・・・。
ありがとうございました。