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螺旋巻きガール
永遠なんか無いと信じていた
今でも信じている
だけど今は少し違う
永遠がこの世界に存在していればいいのにと、そう願っている
そんな自分がいる
あの日あなたの温もりで私は僅かに軽くなれた気がした
私はなぜあんなにもあなたを拒んだのだろう
私はなぜこんなにもあなたが愛しいのだろう
もしあなたに救われていなければ私は今どうしていたのかしら
想像すると怖くて震える
ずっと一人きり、光を避けて生きて
そして孤独と共存していたのね
信頼することが幸福なことだと気づけた私はきっと世界一の幸せ者
こうして二人並んで歩いてゆきたい
もしあなたが私の前から消えてしまっても、私は変わらずあなたを信じ続けると誓うから
でももし叶うことなら、私のそばにいて