4話
お久しぶりです。
ようやく小説を投稿出来るまで体調が回復してきたので、本年こそ少しづつでもお話を進めたい所存です。
翌日 ーー大晦日 早朝ーー
「さぁ、今日は大晦日だから朝ご飯を食べたら残りのお掃除やお節の仕上げを済ませちゃいましょう。時間に余裕がある様だったら年明けの新年会の準備も進めちゃいましょうね。」
そう言って雪江(祖母)は朝食をテーブルの上に並べた。
「はーい!二階は掃除終わってて、後は階段くらいだから直ぐ終わるよ。何処か手伝って欲しい所とかある?」
「俺は蔵の方の掃除があるから家の方は二人で頼む。」
「そうねぇ、後はキッチン周りとお風呂くらいかしらねぇ?12月に入ってから少しづつお掃除してたから、そこまで大掛かりな掃除は残って無いわね。」
「じゃあ、家の方のお掃除は午前中だけで終わりそうだね。お節の仕上げって言ったって作ったのを詰めたり切ったりするだけでしょ?」
「そうね、お料理自体は出来てるからそうなるわね。
10分もあれば終わると思うわ。そうなると、新年会の準備の方が大変かもしれないわ。」
「新年会の準備二人だけで大丈夫か?力も仕事とかあるなら俺にも声かけるんだぞ。」
「大丈夫だよおじいちゃん、新年会の準備って言ったって座敷の襖外したり長机並べたり座布団出しとくだけだもん。そこまでの重労働じゃないよ、心配しないでおばあちゃんにも無理させないから!」
「そうかぁ~?でも、二人で大変な時はちゃんと声かけるんだぞ。雪江も正月前からあんまり無理しない事。わかったな。」
「はいはい。もう、おじいさんは心配性なんだから私達は大丈夫よ。それよりも、早く朝ご飯食べちゃいましょうこの後の予定はいっぱいあるんだから。」
「ん。ああ、そうだなご飯が冷めてしまうな。さっさと食べてしまおう。」
「それじゃあ、「「いただきます」」。」
こうして軽く予定を確認した3人は朝食を食べ始めた。