22話~クラスメイト襲撃~
遡ること一月前。
聖王国側、『勇者』星山遥香をはじめとする要塞蜂の被害を免れたクラスメイト達は他のクラスメイトの治療の為の要塞蜂の巣、そして前回の魔の森遠征時にゴブリンにさらわれてしまった美島麗華の捜索に赴いていた。聖獣の住まう聖域で原因不明の大爆発が発生、甚大な被害が出たことからこれが魔人達の攻撃であると上層部は判断、一刻の猶予も無いと戦力の回復を急がせたのだ。ちなみに、その大爆発はアダマートに残った転移陣を逆に利用し送り付けた大量の瓦礫とそれに紛れ込ませた爆薬によるシメレア帝国からの報復であり、聖域に凄惨な傷跡を刻まれた聖光神教への精神的ダメージは計り知れない物となった。
前回の魔の森で一件以来塞ぎ込んでいた星山も戦うための技術指導をした恩師である元騎士団長ガイルがクラスメイト達の解毒薬の素材確保の為の決死の作戦の筆頭に立ち、殉職した報を受けたこと、何より親友の救出のために己を奮い立たせた。
捜査は数週間にも及び難航。聖王国の保有していた魔獣から身を隠すロザリオ型のアーティファクトのおかげで消耗は無いが要塞蜂の巣も美島が囚われているゴブリンの巣も見つけることができず、クラスメイト達は精神をすり減らしていった。
そんな中、魔の森深層に隕石が落下。その様子はシメレア帝国の反対側の聖王国側からでも確認できており、勇者に次いで実力のある岸田と須藤の二人が調査に赴いた。星山は捜索を優先すべきと反対したが先が見えない捜索へのモチベーションが低下していること、古来より隕石からは希少金属が採れるという逸話があり、星山の装備を強化するスキルを活かすための武器に希少金属の確保が必要という事情、さらにその隕石が魔人達の手に渡って利益となる危険性を聖王国の騎士達に説かれ了承せざるを得なかった。
アーティファクトのおかげで深層の魔獣からも身を隠せた二人は一直線に隕石の落下地点に向かうことができ、無数の死体と食らい合う魔獣の溢れるクレーター周囲にたどり着くことができた。
そこで彼らは目撃した。数ヶ月前に自分達に辛酸を舐めさせた妖精族の姫、ヴァイラナの姿を。
遠目でよくわからなかったが他に三人冒険者、一人にトカゲの様な尾が見えていたことから間違いなく魔人と断定できる者達と行動をしており、一緒にクレーターを降りて行ったので目的は同じく隕石なのだろう。
須藤は阻止すべく追いかけようとしたが岸田がそれを止めた。今よりも多い戦力で真正面から挑んだ時も歯が立たなかったのにそれは無謀だと判断したからだ。代わりに彼が提案したのは不意打ち。クレーターから出てきた瞬間を聖騎士である岸田の自身の属する集団からの期待、崇拝に応じて能力が向上し、その集団から敵視される対象への攻撃力が増すスキル《信仰の守護》によって強化され、再びヴァイラナに遭遇した時の為に聖光神教が贈与された槍型アーティファクト『妖精殺し』から放たれる魔法の一撃で仕留め、その混乱に乗じて残った有象無象を討伐するというものだった。
直接ヴァイラナに借りを返せないのは癪だが冒険者の二人は譲ってもらえることになった須藤も賛同し、思わぬ手柄にはやる心を抑えながら今か今かと待ち構えていた。
そして、その目論見は成功し、咄嗟の防御ごとヴァイラナを撃ち抜いた二人は浮足立つ。
「よし、須藤、確認に行くぞ」
「おう、そんで残りの魔人共も皆殺しだ」
魔人、すなわち他種族は悪で、殺せば殺すほど称賛されると教え込まれた二人は意気揚々と追撃に足を進める。常人より優れたステータス、規格外のスキルを得た自分達に敵う者などそういるわけが無く、ヴァイラナというさらなる規格外に一撃を与えた今残りの魔人など恐れるに足らない。
「おい、なんだあれ?火の鳥?」
「いや、何かを誰かが背負って浮いて……なんか飛んできて……!?」
---------そう信じていた彼らは、降り注ぐ火弾、それも一発一発がクラスメイト達の中でも実力者が全力で放つそれと遜色ない威力のそれの連発に見舞われることとなった。
◇
時間はヴァイラナが撃ち抜かれた直後に戻る----
「ねーさん!?」
「義姉様!?」
すぐに梓美から手を放し、宙を蹴って落下するヴァイラナを受け止めるミアル。気を失ったヴァイラナは右肩を撃ち抜かれておりゴルフボール大の穴が空いていた。咄嗟に防御したらしく致命傷は避けたようだが放置すれば危険なことには変わりない。
「フィリス!すぐにあそこの壁に大穴!」
「あ、ああ!"爆焔弾"!」
梓美の指示で精霊形態をそのままにしていたフィリスから放たれた魔法がクレーターの壁を大きくえぐり、数名は入れるだけのスペースができる。すぐさまミアルがそこに着地し、ヴァイラナの治療に取り掛かる。梓美も向かおうとするがフィリスが待ったをかける。
「梓美、今撃ってきた奴を追いたい。今の攻撃してきた奴の正体ともし追撃してくるならヴァイラナの治療中足止めが必要だ。攻撃が飛んできた方角はわかるな?」
「当然。何の魔獣かはわからないけど絶対撃ち落とした獲物を追うはず。フィリスを降ろしたら私も義姉様の様子を見に戻るけどいい?」
「むしろ戻れ。今じゃ治癒魔法の規模はミアルが上だが薬の類がいらないとも限らねえからな。それら持ってるのは梓美だろ」
すでに二人の間に先程までの空気は無い。状況は一刻も争う。梓美はミアルに叫ぶ。
「ミアル!私達は今攻撃した奴のところにフィリスを向かわせる!フィリス降ろしたらそっち手伝うから!」
「頼んだよ!今こっちに攻撃されるとねーさんの治療に集中できない!でも早めに戻ってね!」
「了解!フィリス、上に向かって落ちるから酔わないでよ!」
「上に?今変なこと言わなかったかうおわぁぁ!?」
重力の操作で落下ベクトルが逆になり、落ちるように上昇する二人。先程の不意打ちを警戒して一気に飛び上がる。
「上に落ちるってこういうことか。びっくりした……で、梓美、いたか!?」
「待って、今探して……いた、こっちに向かってくる人間!武器は……ミスリルだけど何か変。……って、あいつら!?」
フィリスを背負ったまま浮かぶ梓美は"遠望"、そして"解析"によって向かってくる二人の姿を捉えた瞬間、それが誰なのか理解し、そして彼らがヴァイラナを攻撃したと確信した。
ミスリルの鎧を着込み、大盾と馬上槍を小さくしたような円錐型の穂先を持つ長槍を携えているのは岸田聖也。クラス内カーストでも上位であり、成績、運動神経共に優秀で顔が良く女子に人気が高いらしいがそこは梓美にはどうでもいい。梓美とその友人のオタク趣味を快く思ってないらしく、特に男子のオタクへの当たりが強い。気位も高くかつて適当に毒舌混じりであしらった梓美も目の敵にし、気に食わない相手をまるで正しいことを言っているかのように悪し様に言う為、梓美がクラスから浮き気味な原因の一端を担っていた。オタク趣味、可愛いと感じれば虫だろうと爬虫類だろうと目を輝かせる嗜好、二次元美少女について男子よりも熱く語り、恋愛するなら相手が女性でも構わないと公言するという梓美の我が道を行くマイペースさも浮く原因なので本人は特に気にしてないのだが。
もう一人は軽装で大柄、さらに目を引く大型のガントレットを装備しているのは須藤憲二。彼もカースト上位だが脳筋に分類されるタイプでペーパーテストの成績はお察しらしいがそこは梓美は特に興味ない。体育会系で自分のノリに人を巻き込もうとする上に岸田よりはマシだが常に自分が正しいと思っており、露骨に乗りの悪い相手への態度が悪い。突っかかられるよりも先に梓美の悪評が岸田によって広まったため、関わってこないのが梓美にとっては幸いだった。
ともかく『正しいこと』、『称賛されること』に食いつきやすい岸田、そしてあまり物事を考えず、おだてに乗せられやすい須藤が聖光神教に乗せられる様が梓美の目にはありありと浮かんだ。そしてこの二人がその気なら賛同するクラスメイトも多いだろうと梓美は悟った。
それよりも問題は敵がクラスメイト、しかも二人ということだ。顔から血の引いた梓美が背負ったフィリスに叫ぶ。
「フィリス!!遠慮なし!撃ちまくって!クレーターに近づけないで!!」
「はぁ!?やりすぎじゃねえのか!?」
「やりすぎなもんか!むしろ不足かもしれない!こいつら異世界人、私の同郷よ!ならそのヤバさはわかるでしょ!」
「嘘だろ!?けど仮にそれがマジだとしても腐ってもお前の同郷……」
「だからこそよ!私と同レベル、あるいはそれ以上。あんなたかがミスリル装備でたった二人で大した傷も無くここに辿りつける連中、どう考えたって手加減する余裕なんてないでしょ!!」
梓美の言葉に一切の冗談の色は見えない。クラスメイトに情が全く無いといえば嘘にはなるが彼らが敵側である以上、そんなことを気にしていられる状況ではない。ミアル達よりも遥かに劣る装備でありながら魔の森深層、それも魔獣達が殺気立ってるこの場所に足を踏み入れられるのは並みはずれた個人の実力があるからこそだ。梓美は彼らを見てクラスメイトが自分よりも力をつけているという危惧が当たったと確信していた。……実際は魔物除けのアーティファクトのおかげなことも知らずに。
梓美の様子から相手の危険度を理解したフィリスは一瞬考えた後、覚悟を決める。それ程の相手ならヴァイラナの状態はかなり危険かもしれず、ミアルだけの力では助からないかもしれない。同時に、あの二人をクレーターに近づけるわけにもいかない。ならば、
「梓美、撃つのはいいが、あたしをあいつらの近くで降ろせ。で、すぐにお前は戻ってヴァイラナを治せ。思った以上にあっちは深手かもしれねえ」
「何言ってるの!?不完全な『焔鯢竜』で二人相手なんて今度はフィリスが危険すぎるよ!私も一緒に……!」
「梓美の支援は心強いけどそれはお前が危険だ。不安なら今あたしの疑似精霊を完全にしろ。足りない魔力はあたしから使え。あたしもあの姉妹程じゃないがこの姿なら周りの魔力くらい取り込める。すぐに不足分は補えるだろ」
「確かにそれなら……」
生命力に長ける『焔鯢竜』の力ならば例え同格二人が相手でも時間稼ぎは十分にこなせる。それが本来の能力を発揮できるなら攻撃能力、さらに《報復》スキルへの補正も強化される。相手は聖光神教の所属であるため決して侮れない一撃を放てるだろう。そうして稼いだ時間でヴァイラナを治癒、ミアルと二人で加勢すれば勝機は見い出せる。
「でもフィリス、いいの?」
梓美の「いいの?」に含まれる複数の意味を正確に理解したフィリスは頷く。
「ここで全員死ぬよりはマシだ。それより大変なのはお前だからな。あたしの魔力取り込んだなんてミアルがかなりヘソ曲げるぞ」
「別件で許可取ってるから大丈夫。……それでも油断しないでよ?」
「はっ、お前の同郷って聞いて油断なんてできるか!このまま牽制するからその間にやれ!"爆焔咆火"!!」
梓美に背負われたフィリスの背中、背びれの様に揺らめく炎は勢いを増し、分離する。それはフィリスの顔前に収束するとその視線の先、召喚者二人に向かって放たれる。
それも連続で。
岸田が盾を介して防護壁を展開する魔法、須藤が地属性の魔法による土壁によって攻撃は防がれているが足止めはできている。そのまま同調と疑似精霊の強化に集中すべく、重力を操り近くの足場に着地すると自身を抱きすくめさせるようにフィリスの腕を持ち、体を密着させる。近くに魔獣の気配は無く比較的安全に疑似精霊の強化を行えるだろう。
「フィリス、同調しながら攻撃してもらうけど、頑張って耐えてね」
「不吉なこと言うな!」
軽口もほどほどに梓美は"降神霊機構"を発動し、フィリスと同調を始める。フィリスに魔力を流し込み、疑似精霊の空白部分を次々に構築した術式で埋めていく。まだそれらを機能させるための経路は繋がないが着実に本来の能力が発揮できる準備が整っていく。
「フィリス、魔力貰うよ」
「んっ……はあっ、ああ、持っていけ」
フィリスが主に呼吸によって周囲から吸収し続ける魔力を梓美は少しずつ自身に取り込みながら自由に扱える程度に馴染ませていく。流れ込んでくる精霊形態のフィリスの魔力はとても熱く感じる。
「んっ……」
「くっ……」
熱を帯びるような魔力が流れ込む感覚、魔力が吸い出される感覚に二人から声が漏れる。フィリスはさらに自身に魔力が流れ込み、体内を巡りながら疑似精霊が作り替えられており、この場が危険な相手を前にしているのでなければ陶酔感に浸ってしまいそうになる。それを意思の力で堪え、異世界人二人への攻撃の手を緩めることなく焔弾を放ち続ける。
「フィリス……んっ、もう少しだけ耐えて……はぁっ……あと少しで……」
梓美も流れ込む魔力の熱さに息が荒くなっている。声色も熱を帯びてるようでどこか色気を感じるその姿にフィリスの胸の内に何かがこみ上げてくるが必死に振り払う。
(なんだ、この感じ……?ミアルはいつもこんな状態のこいつと……って!この状況で何考えてんだあたしは!あ、やばい、限界が来る……!?)
フィリスが同調の感覚に耐えながら攻撃の為の魔力制御に苦戦、さらに湧き上がってきた煩悩との戦いも加わりいよいよ色々と限界間近になった………ところで同調が止まり梓美がフィリスの腕の中から脱し声を張り上げる。
「構築できた!ありがとうフィリス!一度攻撃を中断して!一気に追加分の経路を繋げるから!!」
「助かったけどここでかよ!お前ほんとそういうところだからな!後で覚えておけよ!?」
「うぇ!?何事!?」
◇
「攻撃が止んだ……?」
「ようやく魔力切れってことか?」
フィリスの焔弾にさらされてもなお、二人は健在だった。須藤の地属性魔法による土の防壁で直撃を避け、岸田の所属する聖光神教にとって敵対存在である程その効果を増す《信仰の守護》によって強化された装備の防御能力に依存して防御効果の上がる防壁を展開する《聖盾》スキルによって辛くも耐え抜いた。土壁だけでは諸共吹き飛ばされかねず、《聖盾》の防壁も直撃すれば一撃耐えるのにやっとの威力に二人は肝を冷やしたものの、これだけの高火力の魔法はそう持つ者では無いと踏んで守りに徹したのだ。フィリスの"爆焔咆火"や"爆焔弾"とはじめとする焔弾系の魔法は貫通力が無かったのが彼らにとって幸運だった。
「結構な数撃てたようだが聖也の守りの前には無駄だったな。魔力が切れればこっちのもんだ」
「魔人共、ようやく裁きを受ける時が来たようだな。余計な手間をかけさせやがって」
《聖盾》スキルによって守られた領域の外は広範囲が焦土と化しており、あたり一帯には焼け焦げた匂いが充満する。ただ事ではないと悟った魔獣達は避難しており、この一帯にいるのは彼らだけだ。
離れた場所に遠目で人相までは判別できないが背中から尾にかけて炎が噴き出ている上半身が軽装の女と毛皮の外套を纏った黒髪の人物が見える。何やら向かい合って何か話しているようだ。
「攻撃を撃ったのはトカゲみたいな奴の方みたいだ。何だあの背中の炎。本当にバケモノじゃないか。あれが人間だったらいい身体してるだろうにもったいない」
「何か背の低い方と言い合ってるな。仲間割れか?」
「大方俺たちを倒せなくて焦ってるんだろうさ。所詮は低俗な魔人。力はあってもすぐに仲間割れを起こすなんて浅はかだな」
相手の手札が尽きたと思い勝利を確信した二人は笑う。が、すぐにその笑いが凍る。
空気が一変した。
二人は息が詰まる程の重圧に、まるで燃え盛る炎の近くにいるようなひりひりとした感覚を覚える。そして心臓が激しく鼓動し本能が警鐘を鳴らす。ここにいてはヤバいと!
「おい、何だよ、あれ」
「あのトカゲ女、青く……?」
女の吹き出す炎が紫、白を経て蒼炎へと変わる。近くの外套の黒髪は何かを告げるとクレーターに飛び込んでいく。
------------女と、目が合った。その手に握る大剣は背から揺らめくそれと変わらぬ蒼炎が噴出している。大剣が振りかぶられる。
「ひっーーーーーーーーー」
岸田は瞬時に《聖盾》を発動し、須藤が土壁を何重にも出現させる。
「おい、防げるのか!?」
「大丈夫だ!《信仰の守護》は聖光神教にとって許し難い存在である程効果を増す。あれはただ見た目が変わったこけ脅しだ。それに先程までの攻撃でもこのスキルは《聖盾》にかつてない防御力をもたらしたんだ。つまり、こっちの攻撃力も大きく増す。次を凌いだら強化魔法をお前にかけるから二人で---------っ!?」
言葉が止まる。今、二人の横を青白い炎の刃が通過したからだ。蒼炎は後方で先程までとは比べ物にならない大爆発を起こし、岸田達をよろけさせる。踏みとどまった彼らが見れば蒼炎が通った土壁の断面や地面は赤く熔解していた。《信仰の守護》で効果を増し、ミスリルの盾で発動した《聖盾》など、何の役にも立たなかった。
青ざめ、滝の様に汗を流す二人に女が近づいてくる。距離が縮むにつれ見えるようになってきたその姿は上半身はインナーに胸と肩だけのアーマー、下半身は襷の様な長いガウチョに似た物を穿き、腰に膝を保護する防具。顔から体型まで地球人の二人から見ても美人であり、その顔にはどこか少女らしさも残っている。しかし甲殻に覆われ、隙間から青白い光が漏れる腕、人ならざる形状の耳、蒼炎で延長された尾が彼女が人間ではないことを物語っている。
あれほどの一撃を放ったにも関わらず女は何ともないような顔で、好戦的かつ微塵の油断も無い眼差しでこちらを見据えている。その歩みは女にとっては軽いものなのだが、岸田達にはこちらに近づく一歩ごとに轟音と共に地揺れがしたと錯覚する程のプレッシャーに襲われる。ガクガクと二人の足が震えだす。
「おい、やばいぞ、あの女。あれで本気じゃなかったのか。マジのバケモノだ……」
「来るな……来るな……」
恐怖で震え、かすれた声は女には届いていない。彼女は炎を吹き出す剣を振りかぶり、宣言する。
「初めましてだな異世界人。ここから先を通すつもりはねえ。通りたきゃ、命を覚悟しろ。--------あたしはしぶといぞ?」
遠くからお肉食べつつ一部始終を見ていたドラゴン「これは酷い」
『面白かった!』
『続きが気になる!』
『もっとバトルを!』
『ミアルと梓美をもっとイチャつかせろ!』
『フィリス頑張れツッコミ超頑張れ』
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