20話〜聖光神教の襲撃〜
ーーードラゴン。
魔獣の中でも最上位の一角とされている種族群。
その巨体から発揮される膂力だけでなく魔法によるブレスからなる戦闘能力は災害にも例えられる。
数少ない欠点はその絶大な力を得るまでの成長に長い年月が必要であり、それに満たない若い個体ならば討伐例は珍しくなく、むしろ素材の有用性から目をつけられやすい。
それ故に本来は魔の森深層等の人が滅多に立ち入らない領域を生活圏としている。
しかし、突如アダマートに出現した個体はその大きさから十分に成熟した個体だ。そして、梓美は気になることがあった。
「ドラゴンの足元、武装した人達がいる。ドラゴンと同じ方向を向いていて、統一された意匠の武装……ミスリル!?」
"解析"を使った梓美が驚愕する。
ミスリルとは銀の様な輝きと鋼の強度、そして魔力との高い親和性を持つ希少な金属である。
高性能の魔法発動媒体になるので武器に加工すれば魔法を併用したより強力な攻撃を可能とし、防具に加工すれば"身体強化"や防御系の魔法の効果を上げることができる。
「この街の騎士団だってミスリルの装備の人は殆どいなかった。それと、全員に"聖光神教"のシンボルがある。まさか、攻め込んで来た!?」
梓美は余所者の人間族なので時折街中での依頼先で聖光神教のシンボルを踏む所謂踏み絵をやらされる。
踏んだ後にニッコリと笑って「このまま砕きますか?」と"身体強化"を発動してはミアルに床ごと壊しかねないと止められるまでがワンセットだった。
「じゃああのドラゴンは獣王竜!?何でアダマートに!?」
「理由なんてどうでもいい。それより、あいつら進行方向に向かって魔法を、駄目!!」
梓美が叫んだ直後、街で爆炎が上がる。襲撃者達が魔法を放ったのだ。ミアルの耳にも悲鳴が聞こえて来る。
「あいつら!」
「梓美!待って!」
「だってあいつら街、ううん、人を!」
今にも建物から飛び降りんとばかりの梓美を制止する。こちらを見た梓美は今までに見せたことのない険しい顔をしていた。
その表情に驚くもミアルは首を振る。
「ボク達がこのまま突っ込んであいつらをどうにかできる?ドラゴンは装備を整えたAランク冒険者がパーティーを組んで挑む魔獣だよ。しかもミスリルで武装した兵士達もいる。勝算なしで挑むのは冒険者失格だよ」
「勝算……」
ミアルの言葉に梓美は自分に手を当てる。血が上った頭を冷やす為に闇属性魔法を使ったようだ。
すぐになんとかしたい感情を抑えて冷静に考え始める。
「武装集団はどうせ人。ミスリルの鎧だろうと"夜爪"でも、最悪"魂刈"を当てればどうにかできる。動きを止めるには、うん、いくつか使える。後は竜。あいつらどうにかすれば武器を奪えるからそれを使うとしても足りない。あとはどうする?私は冒険者なんだ、魔獣狩りの基本は……」
"奈落"から数枚の薬草、毒草を始めとした素材を取り出す。自前で使えるように常備しているのだ。
「これと、これ。……へえ、このキノコ混ぜればより効くんだ、意外。私やミアルにはそれほど効果ないけど爬虫人族には多少影響あり。爬虫類系に効く毒かな?犬にタマネギみたいな感じ?」
梓美は遠方の獣王竜と手元の素材を見比べながら呟いている。そして、考えが纏まったのかいくつかの素材を残して"奈落"に戻してミアルに向き直る。
「ミアル。この素材を今残した比率で樽二つ分。それであのドラゴンに効く毒になるって。ギルドで買えないかな?」
「"解析"でそんなこともわかるんだ。効果は?」
「酩酊と意識混濁。しかも爬虫人族以外にはモノがモノだから無害とはいかないけど体内に入ったら腹を下す程度。少なくとも討伐する冒険者の助けにはなる」
「わかった。まずギルドに行こう。毒の事を伝えた後ボク達冒険者を他に何かするべきかもしれない」
頷いたミアルは再び梓美を抱えて屋根から飛び降りる。風の魔法で落下の勢いを消して着地すると二人はギルドへ駆け出した。
◇
「さあ、なぎ払うのだ!汚らわしい魔人どもを一掃せよ!」
ヴィクター聖王国元近衛騎士団長、元決死隊隊長ガイルの号令で魔法が放たれ、さらに聖獣の爪と牙によりアダマートの街が破壊されていく。
直接魔法の直撃を受けて吹き飛ぶ者、建物の崩落に巻き込まれる者たちを一瞥しながらガイルは嗤う。
「ハハハハハハハハハ!これこそが神の御意志!!魔人どもへの裁きだ!」
彼らが大規模な破壊をしているのにはアダマートの制圧や魔人達を滅ぼすべしという教義もあるが、もう一つは魔獣の素材を保管している冒険者ギルドの場所の把握だ。
数人偵察に出し、冒険者と思しき者達が向かう場所を割り出させるための陽動でもある。
「貴様ら!聖光神教のテロリストか!」
「オイオイ、マジでドラゴンじゃねえか。とにかく、足止めすんぞ!」
フルプレートに身を包んだアダマートの騎士団や腕に覚えのある冒険者達が集まって来る。騎士団は襲撃者の鎮圧の為に、冒険者達は竜退治の為に。標的は違えど目の前の惨状を見逃せる道理はない。
しかし、
「うわっ、こいつ、飛びやがった!」
獣王竜がその背中の翼を広げ、飛翔した。そして少し離れた地点に着地するとそのまま破壊活動を再開する。
「あのドラゴン離れやがった!追うぞ!」
「おう!騎士団そいつら頼んだ!」
すぐに冒険者達は追いかけようとするが、
「させると思っているのか?」
号令と共に彼らに魔法が襲い来る。騎士団にも決死隊が斬りかかってきた。
すかさず応戦するがミスリルの装備で身を固めた決死隊に騎士団や冒険者達は劣勢となる。
「こいつら、全員ミスリル製の装備だとっ!?」
「クハハハッ!こんな老いぼれでもやりあえるとはな!」
決死隊の多くは捨て石にできる老兵が編成されていた。磨かれ続けた技術は装備によって補われ、さらにその信仰心と老兵故の死を恐れない精神性は騎士団を追い詰めるには十分だった。そして、
「ふんっ!!」
「ぐわあああ!?」
"身体強化"と武器への魔法付与を併用したガイルの一閃で剣ごと斬り伏せられていくアダマートの騎士や冒険者達。元近衛騎士団長の実力は伊達ではなかった。
「くそっ、このままでは……」
騎士団の部隊長は歯噛みする。獣王竜を止めなければ街が破壊し尽くされてしまう。しかし、対抗しうる冒険者達が襲撃者達に妨害されている。
対人の訓練を積んだ元兵士達に冒険者は部が悪い。
「死ねえ!魔人!」
ガイルが迫る。部隊長も覚悟を決めて応戦しようと剣を構え、
「え?」
視界の隅から光の球が決して速くはない速度で飛んできた。ガイルもそちらに気を取られた瞬間。
ーーー光の球が強烈な閃光を発した。
「ぬわぁ!?」
「ぐわぁ、目がぁ!?」
光球は複数飛んでいたらしくこの場にいた全員が視界を奪われる。
続いて、
ーーーーーキィィィィィィィィン!!!
凄まじい怪音が戦場に響く。
「「「ぎゃあああああああああ!?」」」
視界に続いて耳までやられる。敵味方問わず目の眩みに続いて激しい耳鳴りに襲われる。
「い、一体何が……」
少しして目の眩みと耳鳴りから回復してきた部隊長が目を開くと、
例外なく倒れ伏す襲撃者達、そして、
「予想通り。ねえミスリルの鎧が仇になった気分はどう?」
黒髪の人間族の少女が冷たい目で悠々とガイルの持っていた剣を拾い上げていた。
◇
ーーー少し時間は遡る。
ミアルと梓美は獣王竜への毒の素材の確保と今後の方針の為に冒険者ギルドへ走っていた。
しかし、再びの爆発の後ハッとした表情で梓美がミアルの方を向く。
「ミアル、あの爆発の方向、やっぱりまずい」
「どこだってまずいよ!でも何がまずいの!?」
「このままあいつらが進むとミストル亭なの!オーナーや女将や娘さんのキーナちゃんやロッキーは!?」
普段からお世話になっている人達の危機にミアルの顔も強張る。
「このまま見殺しにしろって言わないよね?今でも誰が犠牲になってるかもわからない状況で私、我慢しきれないんだけど?」
「言えないよ。でも、それで梓美が死んだらどうするの?相手の装備は私達じゃ」
それでも梓美の命と天秤にかけてしまうミアルに梓美は力強い眼差しで訴える。
「あの竜がいなければどうにかなるよ。それに、いいのか悪いのかは別として竜が向こうに飛んだ。連中を叩くよ」
そう言うと梓美は走る方向を変える。こうなると止まらない梓美をミアルは追いかけた。
「ミアル、私が"閃光球"を炸裂させたらすぐに"撃響波"をお願い。同時に私達に音波が来ないようにしてね」
「梓美、何をするつもり?」
「まずあいつらを無力化する。うまくいけばいい武器も手に入るよ」
そう言うと"奈落"から外套を取り出してセーラー服の上に羽織る。
戦闘中の集団を見つけると長杖を構え、光球を複数作り出して襲撃者全員が視界に収めるように飛ばしていく。
「ミアル、お願い!」
「ああもう、止める暇もない!仕方ないなあ!」
ミアルもアサメイを取り出す。
そして二人がそれぞれの杖を振るうと閃光、そして激しい音が戦場に広がり戦っていた全員が悲鳴と共に戦闘どころでは無くなる。
"閃光球"と"撃響波"は同時に使うことでフラッシュグレネードの様に視覚と聴覚に大ダメージを与えられる。勿論二人は閃光から視線を外し風の魔法で音を遮ることで防御済みだ。
すかさず"身体強化"で上がった速度で駆け出す梓美。
「一人目」
「ぐわっ、急に重く!?うっ!?」
すれ違い様に長杖でミスリルの鎧に触れた途端、地面に吸い寄せられるように兵士が這いつくばる。さらに左手から伸びる黒い鉤爪が生身の部分を通過すると糸が切れたように力を失っていく。
そうして次々と倒れていく襲撃者達。騎士団と冒険者達が視力と聴覚を回復する頃には襲撃者全員が地面に這いつくばっていた。
その中を悠々とミスリルの武器を回収する梓美。そこに敵勢力の無力化を確認したミアルが駆け寄る。
「で、一体何をしたの?止めに"夜爪刈り"したのはわかったけど」
「簡単よ。ミスリルの鎧に思いっきりの"重硬化"を付与してやったの。ミスリルも所詮金属。重くしてやれば動けなくなるしましてや視界も耳もやられた混乱中に対応できないでしょ?」
"重硬化"は金属の硬度と重さを向上させ一撃の重さや防御力を向上させるのが普通の使い方だが、過剰に重くすることで装備者への重荷とする使い方もできる。魔法付与と相性のいいミスリルの鎧が仇となったのだ。
その分鎧の硬度も上がってしまうが全身鎧ではなかったため動けなくなればどうとでもできる。
あたかもスタングレネードの様に不意打ちの閃光と音による混乱の中では魔力での抵抗も満足にできなかっただろう。
「それに使ったのは"夜爪"じゃないわ」
「え?」
「"魂刈りの鎌"よ。禁じ手だけど"夜爪"じゃ生存者を助けるのに魔力があっという間に尽きる。別に殺してはいないけどあいつらには情けなんてかけてられない」
"魂刈りの鎌"。死神の名の通り闇属性の魔力の鉤爪で魔力どころか生命力まで奪う魔法。さらに奪った生命力を"御供"という魔法でさらに膨大な魔力に変換することができる。
しかし、誰かに模倣され悪用された時の危険性や生命力を容赦なく魔力源にしてしまう魔法は倫理的に問題があると考え、梓美は禁じ手とした。
これを弱め、魔力を奪う程度に効果を抑えたのが"夜爪刈り"なのだ。
「倒した連中は身体よりも生命力の問題だから傷の回復用の魔法で復活は効果ないよ。で、ミアル。回復の魔法を水属性と組み合わせるからばらまいて頂戴」
梓美が拾い上げたミスリルの両手剣を構え切っ先に大きな水球を発生させる。
"解析"した結果一般兵と思しき連中の装備はミスリルのコーティングされた物だったがこのリーダーらしき男の剣は純粋なミスリルの剣であり魔法の発動媒体としては梓美の長杖よりずっと高性能だった。
発動した魔法は光に水を合わせた魔法"治癒の滴"。
傷の手当てに使用する魔法だが"魂刈りの鎌"で集めた生命力を変換した魔力で滴どころではない直径2メートル程の大きさの水球が作られた。
それに向かってミアルがアサメイを振るうと水球が弾けて周囲に霧が広がる。
「ぶわっ!?今度は霧が……あ、傷が?」
「う……一体何が?」
膨大な魔力で底上げされた効果により霧に触れた者達の傷が次々と癒えていく。少しして霧が晴れた頃には重症を負っていた筈の人も立ち上がれるまで回復していた。
「……やっぱりそう都合よくいかないかあ。死んだ人はどうにもならない」
それでも梓美の表情は険しい。治せるのは生存者だけであり、死者を蘇らせることはできない。
そして、あえてそうしたが生命力を奪われて衰弱した襲撃者達の顔は血の気が引いて青白いまま回復していない。部隊の大部分を占める高齢の者に至っては昏睡状態で意識がある者はごく僅かだ。
「き……貴様、何をした?」
倒れ伏したガイルが梓美を睨む。今にも意識を失いそうにも関わらず睨み殺そうとばかりの表情だ。
「見ての通りよ。あんた達を生贄にして街の皆を治したの。誰かに生命力を癒すような魔法を使ってもらわないと長くは持たないんじゃないかな?ああ、ついでにこのミスリルの剣も貰っていくね。あのドラゴン退治に役立ちそうだし」
片手でくるんと剣を回しながら振り向き冷たく笑う梓美。滅多に見せない普段の朗らかな梓美からは想像もつかない冷酷な表情だ。
その外套の下に身につけていたセーラー服に見覚えのあるガイルは驚愕に目を見開く。
「その服……まさか、勇者達と同じ!?貴様、召喚者か!?」
その言葉に梓美も目を丸くするがすぐにそれは笑みに変わる。
「へぇー。皆はそっちに召喚されたんだ。あれかな?"悪い魔人達を倒す為に力を貸してー"みたいな感じでその気にさせて他種族滅ぼす気?誰が勇者?まーさかアキ……前國じゃないよね?そういうのは疑うタイプだし」
「ふざけるな……!あの無能は寝返った!生かしてやった恩も忘れて……!」
「生かしてやった、ねえ。ロクな扱いされてなかったんだあいつ。寝返ったってことは私と同陣営?私他種族共生派だし。それにしても無能扱いで敵国に拾われるとか小物モブで終わってなかったら主人公コースじゃん、ハーレム作ってたらからかってやろ。……それじゃあ勇者は乗せられて独りよがりの正義感振りかざしそうな岸田君とか責任感強い星山さんあたりかな?」
「貴様……!召喚された身でありながら汚らわしい魔人どもと共生だと!?恥を……恥を知れ!」
「悪いけど狂信のままに頭おかしい正義感振り回す方がよっぽど恥ずかしいよ。目ぇ覚ましなよ。こんな人の命を魔力源にする様な女に信者達が軒並みやられたってのに貴方達の信じる神様とやらは何をしてるのかな?あのドラゴンけしかけるにしても普通私が仕掛ける前だよね?どーせ聖光神って種族間の対立が激しい時代に人間族の誰かが考えて祀り上げた偶像なんでしょ?役に立つの?立ってないじゃんむしろ害悪だよね。わざわざ世界に火種撒くとか」
「なんっ……きさっ、貴様……!」
口調こそ軽いが一切目が笑っていない。徹底的にこき下ろす梓美に周囲の全員が絶句する。ガイルに至っては憤死寸前だ。
「梓美、もしかしてキレてる?」
「当然でしょ?街壊されて街の人達殺されて、私達こっちに飛ばした元凶の連中見つけて、友達がロクな目にあってなかったって知って、しかも私下手したらこの国と戦争する羽目になってたんだよ?ミアルと殺し合ってたかも知れないんだよ?」
溜め込んでいたストレスも爆発させているのだろう。しかし、今は無力化した敵に苛立ちをぶつけている暇はない。ミアルは梓美の手を取る。
「梓美、ボクだって勝手に連れ去られて奴隷みたいに戦わせられるって考えたら我慢できないよ。でも、今はもっとやらなきゃいけないことがあるよね。ここでやれるだけのことはやった。ミストル亭の皆の安否を確かめてギルドに向かおう」
「……そうだね。恨み節なんて後で幾らでもぶつけられる。ごめんねミアル」
「いいよ。終わったら愚痴もいっぱい聞いてあげるから。騎士団の皆さん、この場をお願いしていいよね?ボク達だと勝手がわからないのと獣王竜に効く毒を用意したいから冒険者ギルドに行きたいんだ」
「あ、ああ。協力感謝する。こいつらの拘束と住民の避難誘導は任せてくれ」
「なあ騎士団サンよ。こいつらの武器、ミスリルでコーティングされてるんだろ?あのドラゴン仕留めるのに使わせてくれねえか?」
「……この非常事態だ。顔は覚えたから終わったら預かるからな」
「ひゃっはぁー!憧れのミスリル武器だー!野郎共、あの好き勝手やってる毛皮蜥蜴に目に物見せてやるぞー!」
散らばったミスリル武器を手に獣王竜のいる方向へ走り出す冒険者達。それを少し呆れた目で見送った部隊長は二人に向き直る。
「今回は目をつぶるが人の魂、生命力を奪い利用する魔法は本来法で取り締められる。君が禁じ手と言ったように悪用するとどんな犠牲が出るか分からないからな。それと、あの閃光と音。結果的には助かったがもう少し、ほんのちょっとでもいいから我々にも配慮して欲しかったなあ」
「ごめんなさい!」
「すみませんでした!」
「ああ、いいよ顔を上げて。とにかくやることがあるんだろ?ほら、ちょうどさっきの連中がドラゴンを引きつけてる。今のうちに」
「「はい!」」
そう言って二人はミストル亭に向かって駆け出した。まずはオーナー一家の安否の確認だ。
そんな二人の背中を見送って部隊長は呟く。
「……はぁ、まさかこの間犬を追いかけて説教されてた子がキレるとこんな恐ろしいとはね」
先日、犬を追いかける為に街中を暴走した二人に説教していた彼は気を引き締めると部下達に襲撃者の装備の没収と拘束、民間人の避難誘導の指示を飛ばした。そしてあることに気づく。
「あの子、ガイルの純ミスリルの剣持っていきやがった!」
ちなみに梓美が聖王国に召喚された場合、完全な召喚により今以上にチートスキル状態かつ周囲への敵意しかないので聖王国が滅びかねません。魔王として君臨ルートもありえます。
自分に闇属性魔法を使って躊躇を減らしているとはいえ敵兵に容赦なく『魂刈りの鎌』を使う辺りにその片鱗が見えます。
一方でなんらかの事故でファーストコンタクトが召喚した勢力でなく、話を聞く、餌付けする、優しくされる、それらに悪意を感じない場合だとあっという間に警戒を解いて懐きます。むしろ依存気味になります。
ヴァイラナや他の妖精族の住処に落ちた場合は歓迎されはするけど帰還方法を探す道は閉ざされてしまうのでメリーバッドエンドになってたかも知れませんね。
それはそれとして、
『面白かった!』
『続きが気になる!』
『もっとバトルを!』
『ミアルと梓美をもっとイチャつかせろ!』
他諸々という方がおられましたら大変励みになりますので感想やブクマ、広告下の評価(⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎になってるやつ)を宜しくお願いします。




