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異世界薬屋保険事業を始めました

作者: 滝川 海老郎

 日本に普通に住んでいたが俺は不幸な事故で死んでしまった。

 転生先は異世界の薬屋の一人息子だった。

 そして十五の夏、俺は前世の記憶を思い出した。


「おい、ウィル、ウィル、今日は何をするんだい」


 俺――ウィルは今日、何をしたらいいか分からない。

 うちは薬屋だ。いわゆるポーション屋だった。

 傷薬ぐらいなら近場の薬草を調合するだけでできるので安価で大量に売れるから、何とかぎりぎりの生活はできていた。

 しかし本当にぎりぎりなのだ。

 効果の高いポーションは材料も高いので結果として高価になり、どうしても需要があまりなく、今日もすることがもう何もなかった。


 一般庶民はちょっと大きな怪我をしても、ポーションを買うほど余裕がない家も多い。

 それはこの町、バイブルンが中くらいの規模の町で特産品もなく、景気が悪いということにも関連していた。


 しかし俺はこの前、前世の記憶を取り戻したのだ。

 そう記憶は知識でもある。前世は享年三十歳。俺は日本の発展した教育で学び、日本の一般的な知識ぐらいは持っていた。


 ポーションが高くて、買ってくれる人が少ない問題。


 これの対処方法がすぐに頭に浮かんできた。日本では社会保険というものがあった。

 健康保険のことだ。

 年金制度のほうは制度がくそだといわれていたが、健康保険のほうはそこまで悪くない制度だった。


 薬屋で会員を募り、健康保険を始めれば、お金がたくさんない人でも公平に緊急時にポーションを飲ませることができると考えたのだ。


 しかし健康保険は、ちょっと知識があるだけでも簡単ではないとすぐにわかった。

 まず、冒険者とかいう存在だ。彼らはモンスターと戦闘をよくするので、ポーションの需要も多い。

 一般市民と冒険者が同じ値段で健康保険に入ると、当然市民は困るし、赤字になったら俺が一番困る。

 じゃあ値段を変えるとして、いくらにしたら黒字経営になれるか、どうやって試算したらいいんだろうか。

 かなりの難題だった。


 ひとまず考え付いたのは、一般向け健康保険と冒険者用健康保険を別に作るということだ。それぞれで採算性を計算すれば、そこそこ公平だろう。たぶん。

 冒険者用は難しそうだということが分かったので、ここでは保留とする。


 そもそも、ここバイブルンは村々に囲まれている交易の中継地点なので、モンスターがあまりいなくて、冒険者の数も少ない。交易の護衛が少しいるくらい。

 だからポーションもあんまり売れない。


 でだ。一般市民であっても危険なことは色々ある。馬車に轢かれたりするし大工仕事など最初からやや危険な仕事もいくつかあると思う。


 まず親に仕組みを説明したが怪訝な顔をされただけでスルーされた。


「という訳で、薬屋健康保険に加入してくれれば、積立金に近いけど積立終わらなくても会員はポーションを安く買うことができるんだ」


 何回か説明したら親もなんとなく理解してくれたようだった。

 結局、有料会員サービスに入ると安く買えるという説明になった。

 これなら商業ギルドとかの仕組みに近いものがあるので理解してもらえるようだ。


 俺は必死に近所の人、俺の友達の家族とか身近な人から次々なんとか説得して会員を少しずつではあるが増やしていった。

 もちろん頑なにそんな余裕はないと突っぱねる人たちもいた。


「大変だ。大変だ。俺の親父が落ちてきた木材に当たって大怪我しちまった。助けてくれ」


 走り込んで来たのは友達の一人だった。彼ら一家はたまたま俺の保険に加入していたのだ。


 俺はポーションセットを持って現場に走った。


「い、痛え。これじゃあ当分働けねえ」


 友達の親父に高価なポーションを見せる。

 そして値段は本来の三割であると告げた。


「確かに前に説明された通りの値段だが、本当にいいのか?」

「良いんです。そのための保険ですから」

「助かる。かたじけない」


 こうして骨折していたおじさんはポーションで回復し、またすぐ働けるようになった。


 そんなことがあれば、少しは大きい町だとはいえ、世間は狭い。すぐに保険が噂になり、加入者が一気に倍増した。

 うちは書類の山でてんてこ舞いになった。



 怪我率は思ったほどではなく、最初は契約が次々と増えて、うちの薬屋は大金が舞い込んできた。

 ご飯もちょっぴり貧乏飯から普通ぐらいのグレードのものが食べられるようになったのがなによりの楽しみだ。


「なあウィル、最近、仕事忙しいだろう」


 うちの薬屋業は、営業で外に行くことはほとんどなくなり、高価なポーションの製造と事故現場などへの出張ぐらいになった。

 それでも客がどんどんとくるから非常に忙しかった。俺は人生で一番働いた。


「それでだ。誰かを雇うというのも考えたんだが」

「ああ、おやじ雇えば? それなら俺も助かる」

「そうなんだけどな、ちょっと奴隷を買おうかと思ってる」

「奴隷っすか」

「そうだ」

「なんで奴隷なんか」

「ただのアルバイトに大金は目に毒すぎる」

「確かにな」


 奴隷。この世界にも奴隷制度がちゃんとある。

 一番多いのが借金など現金収入として売られた子供たちだ。

 一番値段が高いのは俺と同じ十五歳ぐらいの子。

 健康保険がなかったころは、一家の父親の死にそうな怪我を治すために子供を売って薬を買う、なんてことも何回か見てきた。

 俺はそういうのも無くしたかったんだ。


「だから明日、奴隷商のところへ一緒に行って、選んでこよう」

「わかった」


 翌日。俺とおやじで奴隷商のところにきた。


「いらっしゃいませ~。今日はどのような子をご要望でございましょう」


 太り気味の五十くらいのおっさん店主は、手をモミモミして迫ってきた。


「あの町の子ぐらいの読み書き計算ができる感じかな、おやじ? あとは?」

「おう。あとはこいつ、息子のウィルに『ちょうどいいの』を選んでほしい。ウィル。条件が合う子の中から、予算の範囲内で好きな子を選んでいいぞ」

「ちょ、おやじ!」


 この町では塾が流行っていて、ほとんどの子が簡単な読み書き計算ぐらいはできる。


「ほうほう。息子さんのお世話をさせる子の要望ですな」

「そうです」

「では、女の子がいいですかな」


 そういわれて、俺は顔に血が上るのを感じた。女の子を俺にあてがわれるんだから。

 ちょっと夜のことを考えてしまった。

 だってお世話ってそういう意味だろ。


 店主は下働きに要望を伝えて、奴隷の少女たち十人ばかりを連れてきた。


「どうですか。どの子もかわいい子ばかり。読み書き計算も基本はできる子ばかりですよ」


 確かにどの子もそれなりに見た目はいい。

 ただ麻のぼろい服一枚っきりで、ちょっと元気がない子ばかりだった。

 彼女たちの首には奴隷の首輪がはまっている。


 全員が自己紹介をした。

 上は十七歳、下は十二歳までで年齢には幅があった。

 容姿もおっぱいが大きい子からちんちくりんの小さい子までいろいろだった。

 小さい子もまだ成長はするだろう。


 この子たちの中から俺の奴隷を買う。そう思うと責任重大だ。

 お嫁さんと呼んでいいかは微妙だ。

 近所の女の子たちだって、何人か知り合いはいる。ただ付き合ったり男女の仲になるような子は一人もいなかった。

 みんなそれなりに忙しい。暇なのは俺くらいだったのだ。


 その中から、俺が選んだのは三番目の子だ。

 年齢は俺と同じ十五。金髪碧眼、白い肌。可愛い丸い顔つき。優しくて純真そうな目。白魚のような手。背は低め。そしておっぱいがそれなりに主張している。


「じゃあ三番目の子が、いいです」

「わあ。わ、私ですかっ」


 声は鈴のような凛とした高い澄んだ声。この声が特に好きだった。

 彼女は目を潤ませて、両手を前で組んで、信じられないというような反応だった。


「クスティーナだな。奴隷側の選択権はないから、指名されたら決定だ」

「はいっ! ああの、よろしくおねがいします」


 礼儀正しく頭を下げるクスティーナちゃん。そうすると袈裟の首回りが広がって、生おっぱいのふくらみが半分見えていた。

 俺は凝視してしまったが、気が付いて目をそらす。


「あっ、きゃっ」


 彼女は声を上げて急いで背を伸ばして、胸を両手で隠していた。


「何をしているクスティーナ。お買い上げの前に、全身を見せなさい。後で傷物だったとかクレームをつけられると困るんでね」

「そんな、奴隷商様」

「ささ、そんな服、さっと脱いで、素肌をお見せしなさい。でないと手続きを進められない」

「は、はい……」


 クスティーナがゆっくり、そっと麻の服を脱ぐ。

 それはもうピカピカのきれいな体だった。柔らかそうな曲線美は本当にきれいだ。

 クスティーナは恥ずかしそうに眼を細めていた。

 文句の付けどころなんてあるわけなかった。


 こうしてクスティーナを買い上げた。


「では買おう」

「お買い上げありがとうございます」

「そうだ。まずは服を買わないと」

「普通のグレードの服でしたら、一着サービスいたしますよ」

「それは助かるよ」


 こうして俺たちに見られながらクスティーナは自分の新しい服を着た。

 服は普通に町の子と同じだけど、首輪は隠しようがない。隠してはいけないのだ。


「じゃあいこうか、クスティーナ。俺はウィルだ。よろしくね」

「よろしくおねがいします。ウィル様。――ご主人様」


 俺より背の低いクスティーナは外の世界が怖いようだ。


「あの、失礼します」


 そういうと俺の腕を取って体をくっつけてくる。

 腕におっぱいが当たって、暖か柔らかい。

 びくびくしているクスティーンには悪いけど、なんだか幸せだ。


 クスティーンは美人だ。どちらかというとかわいい顔だけど、非常に整っている。

 そんな子が奴隷で、俺にべったりだと、さすがに周りに注目された。


 クスティーンを連れて帰り、みんなでご飯を食べた。

 奴隷だから別とかはない。


「こんなに贅沢なご飯を、ありがとうございます」


 地面に頭が付くような勢いで、俺たちにお礼を言ってきた。

 ご飯はバクバクそれはもう飛びついて、おいしそうに食べていた。こっちまでなんだか微笑ましくなる。


 クスティーナ用の布団セットとか買ってあるわけもなかった。

 俺と一緒に布団に入り、二人で寝る。

 俺はもう心臓がばくばくいっていた。


「優しいご主人さまでよかったです。すごくうれしいです。布団も温かい。ご主人様のいい匂いがして、暖かいです」


 そういうとそっと体を寄せてきて、そしてほっぺにチューをしてきた。


「ふふふ、うれしいです」


 そういうとクスティーナは眠ってしまった。疲れていたのかもしれない。


 クスティーナは思った以上に優秀だった。

 まず読み書き計算は完璧だった。

 そして客の扱い方が上手だった。特に男たちは彼女の魅力にメロメロで、契約はぐずぐずする客はほとんどいなくて、ほとんどクスティーナに言われるがまま保険契約をしてお金を払っていった。

 そして首輪をしているので奴隷とわかるクスティーナにチップまで払っていく。

 奴隷は基本的に無給なので、チップが唯一の個人資産なのをみんな知っているのだ。


 こうしてめちゃくちゃ忙しかった仕事がクスティーナにだいぶ任せられるようになり、一段落した。


 しかし事件はやってくる。


「おい、冒険者相手には健康保険とやらに加入できないってのは、どういうことだ。俺たちにも入れさせろ。ポーションは高いんだよ、このやろう」


 そう冒険者用健康保険は後回しにしていたため、今まで断ってきた。それがついに我慢できなくなったらしい。

 俺は仕方がなしに、冒険者用健康保険事業も始めることにした。

 掛け金は一般向けの倍に設定してみた。

 今、一般向けはかなりの黒字をたたき出していて、少し掛け金を取り過ぎのような気がしているので、これくらいでちょうどいいはずだ。


 当然のように、冒険者ギルドは黙っていなかった。

 そして薬屋協会も黙っていなかった。


 ここ最近、うちの薬屋は保険契約でその適用を受けるため、町の人がポーションを買う場合、ほぼうちの独占になっていたのだ。

 そうしたら他の薬屋はおまんま食い上げ状態になるところだった。


 こうして冒険者ギルド、薬屋協会、俺たちの三者協議の結果、保険の管理は薬屋協会が独占し、利益は冒険者ギルド、薬屋協会、そして薬屋各店で分配することというのが、決定した。

 クスティーナは俺たちが始めたことだから、独占権があると主張して譲らなかったが、奴隷のいうことをまともに聞いてもらえるはずもなく、利益は分配となった。

 まだ薬屋各店の取り分が残っているだけでもマシというところだと俺は思う。


 今までよりも高価なポーションはたくさん売れている。

 それだけでも利益は前と比べると倍近い。


 それに俺は不安があった。

 本来、保険には万が一のために「保証になる大金が必要」なのだ。

 だから日本の保険会社は何億という準備金の資産を持っている大手の会社しかなることができない。

 異世界ではそういう常識がなかったので、俺たち貧乏薬局が自転車操業で始めることができた。

 もし万が一、自転車操業中に町で大事件があり、ポーションが大量に必要になったらうちではとても対応できないところだった。

 だからギルドや薬屋協会のような大きくてお金もある所が事業の後ろ盾になっていてくれるなら、願ってもないことという風に考えることもできる。


 ついでに面倒くさいことはほとんどをギルドなどに丸投げすることにした。

 冒険者ギルドでは、町所属の冒険者はぼぼ保険契約が必須とされた。そのぶん加入者は増える。


 街の住人もギルドと協会が主催になったので、安心して今まで加入に消極的だった人たちも保険に入ってくれるようになってきた。

 中にはうちの店のクスティーナと会話することが目的で、何でもないのに何回も店にやってくるおじさんとかもいる。

 うちはキャバクラとかではないんで、早く帰ってほしい。


「ボルブさん、用もないのに私に会いに来てくれるのはうれしいけど、仕事の邪魔です。あんまりしつこいと出入り禁止にしますよ」

「そんな、クスティちゃん。ひどいよ。俺はキミと仲良くしたいだけなのに」

「うれしいけど、メッですからね。たまにならいいですけど、連日はダーメです。はい、わかりましたね?」

「う、うん。わかりました。最後になでなでして」

「しょうがないですね。はい、なでなでー」

「ううう。ありがとう。じゃあね」


 しぶしぶ退散していくボルブおじさん。

 いい年して、十五の娘になにやってんだか。


 俺が怪我の現場に急行すると「なんだクスティーナちゃんじゃないのか残念」とか言われる始末だ。

 クスティーナは最近聖母かくやという感じにみんなの優しいお姉さんなのだった。

 他のおじさんたちもちょくちょく店にクスティーナに甘えに来る。怖い。

 奥さんの愚痴だったり。

 それをクスティーナは笑顔で時には真剣な表情で聞いてあげている。


 いっそのこと、クスティーナとの相談所を作って有料にしたほうがいいかもしれないと思えるほどだった。

 奴隷は俺の主観で選んだんだけど、大当たりを引いたようだ。


 もちろん夜、クスティーナに甘えられるのは俺だけなんだぜ。ふふふ。

 ご主人様特権はすばらしい。

 おっぱいに顔を埋めたり、頭をなでなでしあったり、いつも二人でいいことをしている。

 クスティーナは本当に癒される。とってもいい子だ。



 そんなこんなで平和な日々だったが、また事件だ。

 今度は教会だった。


「クスティーナ様を解放し、教会に差し出しなさい」


 町の教会の神父たちだった。教会の勢力には騎士団などもあり、大人数ではないけど戦闘職もいる。


「クスティーナ様はポーションを貧しい人たちに安く開放し、町の男たちの悩みを聞き、そして癒してくれる素晴らしい女性だと聞きます。それを奴隷だなどと。今すぐ、奴隷から解放し、そして教会でお預かりするにふさわしい聖女です」


 神父が半分血迷ったようなことを言ってくれる。

 これには俺もどう対処したらいいか分からない。現代では昔よりも教会の力は絶大とはいえないけど、それでも一定の地位は持っている。

 それに逆らうというのは、結構厳しい。


 俺が店の前で対応していると、中からクスティーナが出てきた。


「教会の皆さまこんにちは」


 クスティーナが頭をしっかりと下げ笑顔であいさつをすると、教会の男たちもみんな、頬を緩めてだらしのない顔になっていた。

 こいつらもすっかりクスティーナ教の信者らしい。


「クスティーナ様、おうるわしゅう。奴隷などという身分にされてしまい。今すぐ開放して差し上げますからね」

「いえ、教会の皆さま。私は、いいのです」

「よくありません」

「よく聞いてください。私たちは確かに奴隷です。でもこれは単なる契約なんです。保険契約と一緒なんです。奴隷契約で私は何も困っていません。ウィル様、ご主人様は私を大切に、やさしくしてくれます。私は、今の地位、奴隷でも十分に、いえ十分すぎるくらい幸せなんです」

「なんと、しかし奴隷ですぞ」

「神父様は奴隷だからと下に見るのですか?」

「それは奴隷であるし……」

「私も一般市民よりも最下層の奴隷であると、そう言うんですね、それを上から解放してやると」

「そんなつりもりはクスティーナ様」

「大丈夫です。私は奴隷契約でご主人様に守られているんです。この絆はなくしたくないんです。親切はうれしいですけど、ごめんなさいね」

「は、わかりました。クスティーナ様。今日は、これにて失礼します」


 クスティーナは俺のこと、大切にしてくれるご主人様だと思ってくれてるんだな。

 すごくうれしかった。

 もちろん、この日の夜、二人でたくさんなでなでした。


(了)

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― 新着の感想 ―
[一言] ルビ無し(あっても、少しだけ)が読みたかったです。
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