私と祖父
一応これはノンフィクションです。人物等の名前は若干かえています。
高校二年の春。
祖父が病院へ運ばれた。
幸い、怪我で済みその日のうちに帰ってこれた。
あまりにも出血がひどかったため、家族みんな慌てていたが本人はケロッとしていた。
祖父は私に口うるさい。
「女の子なんだから女の子らしくしなさい」
暇さえあればすぐ口にする台詞。正直聞き飽きた
祖父は好きだった。あたしの名前をつけたのは祖父だし、幼い頃から祖父と祖母に育てられた。
だけど女の子なんだからって台詞だけは嫌いだった。
祥でアキラ。正直男に付ける名前だろう。
案の定男らしく育ってしまった。見た目は女なのに性格は男らしい。
だから今更女らしくなんてできない。
しかし祖父の怪我の事で意外な事実を知る事になった。
そう。祖父は病気にかかっていた。
病名は白内障と緑内障。目の病気とはやっかいだ。
そう。祖父は病気にかかっていた。
病名は白内障と緑内障。目の病気とはやっかいだ。
伝わりにくい話でしたが…これかも私たちは同じ世界に居ながら違う世界(視界)で生きていかなくてはなりません。それでも乗り越え分かりあいたいと思っています。読んでいただいてありがとうございました。