爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)
この小説の主人公であるシオンは14歳の若さで命を散らした。
そしてあまりにもシオンが不憫と思った神様がシオンの望んでいた魔法のある異世界に転生させたのだった。
『この子は余りにも不憫だ。次はもう少しまともな人生を送って欲しい』
(頭が余りにも残念)
こうしてシオンの魂は異世界へと転生したのだった。
次にシオンが目を覚ますと視界がぼやけてよく見えなかった。
『あれ?私、死んだんじゃなかったっけ?』
体を動かそうにもうまく動けず、目の前には知らない人達がいた。
「良くやったマリア、身体は大丈夫か?」
「二人目ですもの。大丈夫よ。それより今度は女の子よ♪」
「そうか、マリアそっくりの美人になるな」
「まぁ、あなたったら♪」
「あらかじめ決めていたとおり、この子は『シオン・フレイム』と名付けよう!」
二人の会話を聞いていると自分は生まれたばかりの赤ちゃんの様である。
『これは異世界転生キタコレ!!!!!じゃないか!?』
叫んでもオギャーオギャーとしか言えませんでした。
それからすぐに眠くなり寝てから目が覚めたシオンは冷静に今の状況を考えていた。
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私、シオン・フレイムは異世界に転生したようだ。
「クククッ、ついに神も我の事を認めたか。我こそが世界を統べるフレイムマスターだという事を!」
・・・このシオンちゃんは14歳でお亡くなりになりましたが、『重度の病気』を患っていたのです。
そう、【中二病】という病気を。
これは不遇属性と呼ばれる風属性を授かったシオンが小細工をしながら火属性使いとして活躍していくお話である!
『さて、まずは定番の魔力操作だ!』
生前(中二病)の時代にどれだけ練習したと思っているんだ。シオンは体内の魔力を感じ取り身体中で巡らせる修行を開始した。
『わかる。わかるぞ!身体の中に魔力の存在が!?』
うっひょー!
と、有頂天になりながら毎日魔力が空になって気を失うまで続ける事になった。
本来であれば魔力切れは危険な状態であり、緊急事態以外ではあまりする事ではない。
下手をすると命に関わる事なのだ。それをシオンは信じられない精神力で乗り越えていたのだ。
そしてそれを繰り返す事で魔力総量が少しずつ確実に増大していった。
『しかし魔力が上がっていくのはわかるけど、どうやって魔力を使うのかな?』
あれから1年ほど経ったが未だに魔法が使えなかった。いや、前の世界と違って魔法が使えるんだ!絶対に諦めないぞ!
えいえいおー!
シオンのやる気がなくなることはなかった。
ハイハイが出来るようになってから屋敷中を動き回り、本がいっぱいある部屋を見つけた。
神様からのチートの1つに『言語理解』が働きすぐに読む事ができた。
しかしシオンはその力に気付かなかった。
だって───
『あら?読めるわね♪流石は私。フッ、世界が私を必要としているのね。私に世界を救えと言っているようだわ』
と、全てを自分の良い方に考えるのが中二病である。
そしてついに魔法が使えない原因が判明した!
どうやらこの世界は基本的に1つの属性魔法しか使えない様なのだ。
『火』『水』『土』『風』『光』『闇』
この6属性に『無』属性という誰でも使える属性がある。
無属性は身体強化やバフなどが該当する。
そしてシオンは火属性に並々ならぬ執着があった。
その理由は──
「1番かっこいいから!」
だそうである。
しかし悲しかな。
シオンの与えられた属性は火属性ではなかったのだ。
そう、タイトルにも書いてあるように不遇属性と言われる『風』だったのだ。
どうして風属性が不遇属性と言われているのか説明しよう。
基本的に風魔法は自分の身体に風を纏わせて、素早く動けるようになる『補助』がメインなのだ。
動きが速くなっても、それは無属性の身体強化で補えるし、身体強化の方が力や防御力も上がるので強い。
攻撃系魔法でもウインドカッターのようなカマイタチを起こす魔法もあるが、魔力を込めた剣や鎧、盾に防がれてしまう。火魔法なら防いでも熱のダメージがあるし、土魔法なら質量があるので打撃ダメージがある。
防御魔法についても、小さな竜巻を発生させてガードする魔法もあるが、弓矢など防げるが、切り掛かってくる剣などは小さな竜巻では防げずに切り裂かれてしまう。
意外なことに回復魔法もあるが、ヒールウィンドウは広範囲の仲間を回復できるが、かすり傷程度しか回復できない。水魔法や光魔法のように重症者の回復や病気の治癒もできない。
とまぁ、などなどあって風属性は不遇属性と言われているのである。
そしてシオンは火属性でなかったとしてもそれで諦める様な子では無かった!
「クククッ!不遇属性の風だと?大した問題ではない!他の属性であれば苦労したが、風は火と相性がいい。これで私は本当のフレイムマスターになれる!!!!」
まだハッキリと喋れないシオンであったが笑い声だけは響き渡るのだった。
それからシオンは5歳になりました。
庭にも出られるようになったシオンは魔法の練習をしていた。
「ふっ、我が前に灰燼と化せ。フレイム・トルネード!」
シオンがかっこよく指を鳴らすとあっという間に掌から炎の竜巻が現れ、遠くにあったマトを燃やし尽くした。
「うちのシオンは天才ね♪」
訓練を見ていた母親であるマリアがおっとりした声で言った。
「ええ、無詠唱でしかも属性の判別の儀式前に発現させて、ここまで強力な魔法を放つなんて凄すぎます!」
側仕えのメイドが興奮しながら褒めた。
さて、本当は風属性のシオンがどうして火魔法を使えるのかというとちょっとしたカラクリがあった。
この世界にはマッチがあったので、マッチの塗料を爪に塗り、ヤスリを別の指に付けて指を鳴らした時の摩擦で火花を起こしたのだ。その瞬間に風魔法で炎を増幅させて、あたかも火魔法を使っているように見せたのである!
前世の時は、ロケット花火を掴んで2~3秒後に手を離してファイヤーボール!と遊んでいたり、
(危険なので良い子はやったらダメだぞ☆)
スプレー缶にライターを当てて発射して、ファイヤーランス!と遊んでみたり、
(危ないから実際にやったらダメ!絶対!)
地面に薄く油を撒いて、靴の裏にコインを貼り付けて強くアスファルトを踏むことで火花を出して、ファイヤーウォール!と遊んでみたり、
(だから危険なので止めましょう!マジで!)
とまぁ、中二病は不思議な力を科学的にマジックの様にやることで遊んでいたのだ。
(本人は至って真面目です)
「うむ………確かにすでにここまでの火魔法を扱えるなら属性の判別の儀式は必要ないな」
フレイム公爵家に訪れていた『国王陛下』は2階の窓からシオンの魔法をみて驚いていた。
「私の娘は天才だろう!」
家臣である前に親友同士のシオンの父親と国王は、前々から自慢されていた娘のシオンを見ようと御忍びで訪れていた。
「しかもオリジナル魔法を編み出してな~本当にすごいんだよ」
オリジナル魔法だと?
優れた魔術師は基本的な魔法から発展させて自分自身だけ使えるオリジナル魔法を編み出すことがあるが、それは熟練の魔術師が長い年月を掛けて編み出すものだ。僅か5歳で編み出せるものではない。
流石に親の贔屓目だろうと思ったが、国王は目を見開く事になる。シオンが靴裏にファイヤーボールを出して飛んでいたからだ。
「はっーーーーー!?空を飛んでいるだと!??」
そんな火の魔法なんて聞いたこともないぞっ!?
靴裏のファイヤーボールはブラフであり、本当は風魔法でロケット噴射の要領で飛んでいるのだが、それは秘密である。
「あ、お父さん、お客様ですか?」
空を飛びながらシオンは目に付いたお客に挨拶した。
「このような魔法の訓練中に失礼します。フレイム公爵家が長女シオン・フレイムでございます」
訓練中のため、事故防止のため、火魔法対策の魔法が掛けられている薄い長袖と長ズボンを履いているシオンは執事の様なポーズで挨拶をした。足元はロケット噴射で燃えているが・・・
「あ、ああ、これはご丁寧にどうも・・・」
国王も茫然として反射的に言い返すしかできなかった。
「シオンちゃーん、そろそろ降りてきてー!」
「はーい!すみません。失礼致します」
そういうと噴射を弱めて地上に降りていった。
「うむ、礼儀作法もしっかりと勉強させているな。まさか空を飛びながらとは驚いたが」
「申し訳ありません。まだ子供なので・・・」
流石の父親の公爵も飛びながら挨拶してくるとは思っていなかったので、苦笑いするしかなかった。
「しかし少し変わった感性の子供だが確かに将来有望だな」
「ええ、長男がいるので家は継がせることはできませんが、別に持っている爵位を譲渡して将来は独立もさせようかと思っています」
ちっ、と国王は舌を打った。
我が子と婚約させようとも思っていたところに、独立させると言われたからだ。
王族に嫁ぐのと、婿養子に入るのでは立場が変わる。
しかもこの国では優秀な魔術師は立場が高くなり、平民や下級貴族でも宮廷魔術師になれるのだ。
実力主義の宮廷魔術師は独自の権限も持っており、王族でも勝手な命令は出せない様になっている。
独立させるということは宮廷魔術師に入ることも視野に入れているのだろう。
毎年倍率が凄いのだが、この年齢でこれだけの魔法を操れるのなら将来有望なのは間違いない。
国王は一度この情報を持ち帰ることにして公爵に労いの言葉をかけて帰ったのだった。
そして月日が流れてシオンは10歳になっていました。
飛行魔法も完全にマスターして地元では『爆炎の魔法少女』と親しまれる存在になりました。
「いや、魔法少女って何よ!カッコ悪い!キラキラ変身するわけじゃないんだから、もっとかっこいい2つ名をつけてよ~~」
と、シオンは嫌がりましたが、おっとりお母さんのマリアさんが『お友達』や『領民』に話すものですからシオンの抗議は意味をなしません。しかも飛行魔法で領地の空を飛び回るので爆炎の魔法少女という二つ名に相応しい(笑)姿をみんなが見ているので、もう諦めるしかない状態なのでした。
そんな楽しい日々が続いている時に事件が起こりました。
火山に住む火竜がフレイム公爵領を襲ってきたのです。
「くっ、火竜とは・・我が属性と相性が悪すぎる!すぐに領民を避難させるんだ!」
火竜は火山の溶岩にも耐える皮膚を持つため、火属性に絶対的な耐性を持つ。フレイム公爵家とは相性が悪いのだ。火竜は近くの牧場で牛や羊を襲っていたため、公爵が治める大きな街の到着に時間を要した。
「牛などで満足して帰ってくれれば助かったのだがな」
住民の避難は終わっていないが空を飛ぶ火竜のスピードは速い。
城壁から目視できる距離まで向かってきたとき、火竜の前に立ちはだかる者が現れた。
「クククッッ!我が父の治める領地を荒らすとは不届きな!このフレイムマスターが倒してやろう!」
あーははははっっ!!!!!
シオンの高笑いが響いた。
「ば、バカッ!!!!逃げるんだ!!!!!」
公爵は叫んだがシオンには届かない。
火竜は足元から炎を出して飛んでいる物体に興味を持った。
空は自分の領域だという様に、いきなりブレスを吐いた!
「ふっ、愚かな・・・」
シオンは手を前にかざすと目の前で火竜のブレスが消え去った。
「なっ!?火竜のブレスを防いだ?いや、かき消しただと!?」
多くの兵士が公爵と同じく城壁の上でシオンと火竜の戦いを見ていた。
『なんだ?この者は今何をした???』
火竜は自問自答をしながら再度ブレスを吐くが何度やっても炎は消え去ってしまった。
これは原理は単純で、風魔法で真空状態を目の前に作っただけである。
火は空気がないと燃えない。
現代科学の常識である。
しかも少し空気を無くすだけで、強力な炎であればあるほど酸素を使い、あっという間に消え去るのだ。
さらにシオンはCO2やCOといった特定の空気をも操れる様に成長していた。
真空状態以外にも二酸化炭素を発生させて炎を消すこともできるのだ。
(酸素があっても二酸化炭素が多いと火は消えるんだぞ☆)
そして逆に『酸素濃度』を上げることで、より強大な炎も生み出せることも可能となった。
前世の中二病で勉強した知識である!
「さて、もういいよね?死ぬ覚悟はできたかな?」
ギランッとシオンの視線に恐怖を覚えた火竜はプライドも誇りも捨てて逃げようとしたが、シオンはそうはさせなかった。ロケットブーストで回り込むと火竜の退路を防いだ。
「逃さない!己の愚かさを知るがいい!!!」
シオンは両手を火竜に向けて叫んだ。
「私はこの世の全ての炎をすべるフレイムマスター!私の前に全ては灰燼と化す!受けてみるがいい!本当の炎をいうものを!」
シオンの両手から竜の形をした炎が2頭放たれた!
!?
「シオンちゃん、火魔法で炎の竜を作り出したぞ!?」
城壁の上から兵士の声が上がった。
火の魔法の名家であるフレイム公爵家。
昔から炎を生き物の形にする術はあった。
鳥の形にして自由自在に操ったりなど。しかし、炎の形を変化させる術は火の魔術師の【秘奥義】とも言われる技であり僅か10歳の子供が扱える訳がないのだ。
普通なら
「どこまで耐えられるかな?」
シオンの放った炎の竜は交互に火竜にまとわりつく様に当たっていき火竜を大きな炎へと変えた。
そして高速で回転させて炎の丸いドームを作り上げた。
「ギャラリーも多いし、ここで必殺技の登場よね♪」
小さな声で呟くと、酸素濃度を上げていった。
すると炎のドームの色が蒼色に変わり『蒼炎』と呼ばれる炎となった。
「な、なんだ?蒼い炎なんて見たことないぞ!?」
兵士の声が聞こえるが公爵だけは文献で存在だけは知っていた。
通常の炎より高温でチリも残さず全ての物質を燃やし尽くすと言われる伝説の炎である蒼炎を。
「・・・まさか我が娘がここまでの天才とは」
自分の娘の才能に畏怖の念すら感じる。
今はただ見守ることしか出来なかった。
そしてシオンは突然魔法を止めた。
ドームの中にいた火竜はそのまま地上へと落ちていった。
ドシーーーンッ!!!!!
大きな音ともに火竜は地面へと落ちた。シオンはそのまま火竜の側に着地すると生死を確認した。
「流石に真っ黒になっているが原型を留めているとは、さすがは火竜といったところかな?」
火竜の直接の死因は焼死ではない。実は窒息死なのだ。
流石の火竜でも息ができなければ死んでしまうようだった。
町ではお祭り騒ぎになった。
領主であるフレイム公爵の長女が、火属性に絶対の耐性がある火竜を炎の魔法で倒した事はすぐに国中に知れ渡ることになる。
とある場所にて───
「おいっ!大変だ!火竜がでたぞ!」
!?
「何だって!」
「マジかよ!?」
宮廷魔術師の研究塔に速報が入った。
宮廷魔術師は高い地位がある代わりに、国の緊急時には必ず出動しなけれならない。
「何人死ぬかな………」
宮廷魔術師には戦闘の得意な者と研究者体質で戦闘が苦手な者がいるのだ。しかし緊急時の出撃には関係なく動員されるのである。
一部の宮廷魔術師は悲壮感を出している。
「どこに出たんだ!指示は?」
一部の者は動じず冷静に状況を確認した。
「出現場所はフレイム公爵領です!」
「最悪だな。火属性の名家に火竜とは」
火竜との相性が悪いと誰でも知っている。
間に合うのかと。
「いえ、そうではなく!その火竜が倒されたのです!火属性の魔術師に!」
!?
「「はっーーー!??」」
宮廷魔術師の声がハモった。
「バカな!どうやって!?」
「詳しくはわからない。ただ炎の魔法で黒焦げになった火竜が送られてくるそうだ」
「マジかよ!」
「早く見てみたわ♪」
ワイノ
ワイノ
多くの宮廷魔術師が色々と話していると1人の人物が尋ねた。
「そう言えば、どんなヤツが倒したんだ?」
「そこまでは聞いていないが・・・」
その時続報が届いた。
「大変だ!火竜を倒した人物が判明したぞ!」
「本当か!?」
「これは新しい宮廷魔術師の誕生かな?」
「そうだな」
宮廷魔術師になるには基本的には年に一度の試験に合格しなければならない。
だが例外もある。
国のために素晴らしい活躍をした場合だ。
「それでどこの誰なんだ?」
「そ、それがフレイム公爵家の長女シオン・フレイム様が討伐されたそうです!」
「おいおい、マジか?その話は?悪いが貴族のプライドの為に話を盛っているんじゃないのか?」
貴族のやり方を知っている者が悪態を付いた。
「いや、城壁の上から多くの兵士が戦いを見ていたんだ。嘘じゃないみたいだ」
「なんだと!本当なのか?」
また宮廷魔術師のテンションが上がった。
「流石は火属性の名家だな」
「どんな魔法を使ったんだろうな?火の絶対耐性を持っていた火竜に」
「確か、蒼い炎を使ったと報告にあったな?」
!?
「「まさか蒼炎かっ!?」」
宮廷魔術師にもなると伝説的な魔法にも精通している。多くの者が驚きの声を上げた。
「早くシオン様、来てくれないかな!」
「ああ、是非ともこの目で見てみたいな!」
一部の者が盛り上がっていたが冷静な声が響いた。
「いや、ここに来るのは無理だろう」
「なんでだ?1人で火竜を倒した英雄だぞ?宮廷魔術師にスカウトされるだろう?」
伝令にきた者は重たい口を開いた。
「だってシオン様はまだ10歳なんだぞ?」
シーーーーン!!!!!
その場が静かになった。
「「嘘だろ!?」」
何度目かの声がハモった。
「天才か……?」
「そう言えば少し前に爆炎の魔法少女って噂になっていたな」
「あ、聞いた事ある!空を飛べるのでしょう?」
「本当にマジかよ。天才を超えた大魔道士じゃないか?」
「爆炎の大魔導士か。なかなか良い通り名じゃないか」
こうして宮廷魔術師達の期待値が上がりつつ、シオンの名声も上がっていくのだった。
ハックション!
「ズズッ、誰か噂しているわね」
火竜の討伐の後、父と母から大変怒られたシオンは涙目で謝るのだった。
「しかーし!この程度でへこたれる私ではないのだ!」
懲りないシオンであった。
「このフレイムマスターが世界を救ってやる!魔王でも邪神でもかかってこーい!アーハハハハッッ!!!!」
今日もシオンの高笑いが響き渡るフレイム公爵領なのでした。




