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『プレスマンを投げつけられたラクダ』

作者: 成城速記部

 けものたちの寄り合いで、踊りを踊った猿が、皆に喝采を浴びているのを見たラクダが、自分も褒められたいと思って、即興で踊りを踊りました。ところが、猿と違って柔軟性が低いですし、背中のこぶの重さのせいで素早く動けませんでしたので、おせじにもうまく踊れませんでした。

 けものたちは、ラクダの下手な踊りに不満を爆発させ、手当たり次第に物を投げつけました。その中にはプレスマンも混じっていました。



教訓:この程度で速記小説を名乗れるなら、やすいものである。


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