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~序~

己の強欲を現すかのような羽音を出しながら瘴空を飛ぶ夫婦が居た。


「うふふ。あの方に出会えなければ私はこんな体を得られなかったのね」


「そうだ、モルゴース。我は長寿を手に入れたんだ」


二人は額に羊や牛のような角を抱いていた。もはや人間の風貌はほとんど残ってなかった。皮膚も青色になっていた。


「我らと同じ種にならない奴は我らの土地を奪ったものどもに裁きを下す」


「はい、マルコシアス様」


「さ、一回事の顛末をぼくらの長にお伝えしないとね」


「承知」


「カーミラ村の人も来てる?」


「マルコシアス様、来ております」


白色の翼と白色の尾を持つものが答える。


瘴空の空を飛ぶものどもが夫婦の後ろに来ていた。


羊の角に竜のような尾。足も羊の蹄を持つものがいう。


「皆さん、満足してるようです」


「それはそれは」


マルコシアスもその答えに満足そうだ。


一行は禍々しき逆五芒星の城に降り立った。

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