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異世界ゴーレム建国記  作者: 道見慎一郎
2/6

第二章〜第三章

他の皆々様方の小説に多少似ていますのはどうか勘弁してください。意図的ではないので許していただけたらと思います。

第二章

未知との遭遇





この体になってから128日と15時間24秒がたった。だんだんこの体にも慣れてきて、能力なんかも試してみたいなんて悠長に考えていたんだけど…迷った。


「やべえ…もしかして積み?」


「今まで辿ってきた道順を合わせて出口への順路を表示しますか?YES/No」


「え?」


「表示しますか?YES/No」


「YES…そんな機能合ったなら最初から言ってくれよ…」


「はい。以後気をつけます。」


だが、これでやっと出られる…やっぱりアイ様々だな!色んなこと知ってるし…何者なんだろうか…


「はぁ…久しぶりの太陽…」


「前方から何かが近づいてきます。」


「え?な、何?」


「魔物の様です。」


「こ、こんにちわ?」


「ま、守り神様!」


「は!?」


「貴方様に私共の守り神様になって頂きたいのです!」


「と、取り敢えず話をしてくれ」


「では私たちの街へと行きますので後ろを着いてきていただけますか?」


「お、おうわかった」


街に着くや否や長らしき鬼武者(オーガ)が苦虫を噛み潰したような顔で話を始めた


「人間が宣戦布告をしてきたのです…多方私たち魔物の街が目障りだったのでしょう。然し私共の街には人間の街に匹敵するような武器は持ち合わせておりませんので宣戦布告を断ったのです。そうすると人間どもは卑劣な手を使い私共の国の戦闘員を全員戦闘不能にしてしまい再度宣戦布告をしてきたのです。」


「なるほど…次はお前らの番ってことね…それで俺に助けを求めたと…」


「はい!私共をどうかお助け下さい!」


「なるほど…それではお前たちは俺に何を差し出せる?」


「「「私共(わたくしども)貴方様に忠誠を誓います!!」」」


これはもう断りようがないな…


「よしわかった!俺はお前たちの神としてお前たちを導いていこう!」


こうして俺は、魔物たちの神になったのだ












――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

第三章

練習しよう把握しよう




「さて…人間と戦うに当たって武器を持ってきてもらったが…酷いな…」


「はっ…すみません…私共の街には腕のいい鍛冶師がいないものですから… 」


「まあいい、街のみんなに、今回の戦闘で手を出さないでくれと言っておいてくれ」


「え?し、しかし…」


「俺に任せてくれ!」


「は、はい!承知しました!」


さて…そういったはいいものの、俺自分の能力を把握してないんだよね…少し練習しに行くか。


「そういえば村長(むらおさ)お前は名前なんて言うんだ?」


「名前ですか?普通魔物には名はありません。名とは神から授かる…」


「じゃあ俺が皆にも名前をつけてやろう!」


「い、いいのですか?感謝致します!」


「広場にみんなを集めてくれ」


さて…どれぐらい人数が居るか知らんが…まあ大丈夫だろ!


「村のもの達を集めました!」


え?お、多くね?ざっと1200匹はいるぞ?…こう見ると色々な種類の魔物がいるんだな…


「まず!村長!お前に「ルート」の名と鬼武者王(オーガキング)の称号を授与する!」


「…は!この私ルート!命に変えても成し遂げます!」


この後の市民たちの名前はなんかこう…適当というか…なんというか…簡単な名前にさせてもらったが、みんな喜んでいた。


「さて…俺は少し席を開けるからみんな各自役目を果たしてくれ!」


「そ、そういえば、貴方様に名前はあるのですか?」


「俺か?そうだな…俺は「レム」だ」


「はっ!レム様!」


封印の洞窟へ向かい、技を試してみることにした。


「形状変化(大地神)(アリグナク)!」


「対象への変化を開始します。」


「おお?何だこの体?機械っぽいな…」


「形状変化(大地神)(アリグナク)をしたことにより、地を揺るがす波動(グランドアビス)が強化されました。それに加え強大なる壁(グランドウォール)も大幅強化されました。」


「この状態で打つと強化されるのか。じゃあ強大なる壁(グランドウォール)!」


強大なる壁(グランドウォール)はその名の通り、壁を出すんだけど…任意の場所に出せるし、強度も半端ないな。


地を揺るがす波動(グランドアビス)!」


地を揺るがす波動(グランドアビス)は地震を起こす技だった。小さい地震を起こすこともできるし、国ひとつ壊滅しそうなやばいやつまで威力は調節できるらしい。


「鋼鉄化!」


鋼鉄化はめちゃくちゃ体が固くなる様になる技だった。どうやら体の一部分だけでも鋼鉄化できるらしい。


「黒神雷!」


黒神雷は黒い稲妻を発生させるものだった、これも威力調節が可能で静電気ぐらいの電流も流せる。


「形状変化」


「対象への変化を開始します…成功」


ゴーレム体だと、移動速度が遅くなる代わりに防御力が高く、人間体はだいたい人間と同じだった。大地神(アリグナク)体は空を飛ぶことが出来、1部の技強化されるようになるらしい


「そろそろ戻るか」


自分の能力(アビリティ)を再確認出来て俺は満足だった。…え?自爆?知らない子ですね












もうひとつの能力(アビリティ)の自爆はそのうち出てくると思われますのでいまは出てきません。ていうか今回自爆使ってたらこの話今回で終わりでしたしね。ちなみにレムっていうのは、ゴーレムだからレムなんだよ。決して最近リゼロ見たからじゃないよ違うよ。


次回予告

戦争


次回投稿も来週ぐらいまでに。

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