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異世界ゴーレム建国記  作者: 道見慎一郎
1/6

序章〜1章

今回から始まるファンタジー?異世界転生?

ゴーレム!?

序章

突然の出会い






ん?俺は…どうなったんだ?…ここは…どこだ?


「あなたは死にました。」


は?何言ってるんだ?ていうか、誰だ?


「私は…まあ神のようなものです」


なんだ?神様が俺に何の用だ?


「だから、あなたは死んだのですから、第2の人生を歩ませてあげようかと思いましてね」


まじですか?


「はい、ただ2つの選択肢があります、このまま人間として生きていくか、ほかの生き物として生きていくか決めてください」


ほかの生き物ってのはなんなんですか?


「さあ?私にも分かりません」


え?


「つまり、あちらの世界でたまたま最寄りのない体を見つけて、あなたの魂を吹き込むということです」


なるほど…じゃあ、ほかの生き物でお願いします


「はい。ですがひとつ覚えておいてください」


な、なんですか?


「あちらの世界に行って、どんな生物になっても文句は言わないでくださいね」


は、はぁ。わかりました


「では、第2の人生楽しんでください」


あれ…なんだ?意識が…











━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第一章

新しい身体・新しい仲間







ん?なんだ…何があったんだっけ?そうだ…俺死んで…なんだ?体が思うように動かせない…


「対象を起動しますか?YES/NO」


な、なんだ?誰だ?


「対象を起動しますか?YES/NO」


YES?


「対象を起動します」


お?おぉ!体が動く!ん?何だこの…体?は?こ、これって…某有名RPGに出てくる…ご、ゴーレム?


「対象の起動を確認、性能に異常がないか調べます」


お?体が動かせるけど…でかくね?


「確認成功、性能に異常なし。私はあなたのサポートをする人工知能、通称「AI」アイとお呼びください」


わ、わかりました。じゃあアイ、なんで俺声出せないの?


「通常ゴーレムには声帯機能は搭載しておりません。しかし、人型に体を変形させれば発声は可能です」


は?え?人型になれんの?


「はい貴方様は、「原種ゴーレム5―3―29型」であり、人型への変形の機能が搭載されております。」


なるほど…よくわからんけどとりあえずお願いします


「では人型への変形を開始します」


「お、おぉ!喋れる!人型…あれ?何だこの…体型?」


「人型への変形成功」


「おいアイ、何だこの…男とも女ともつかない体型は?」


「ゴーレムには性別はありません」


「まじで?!」


「ゴーレムには生殖器は必要ありません。なぜなら完全に破壊されるまでゴーレムに死という概念はないのです」


「なるほど…そういえばここ、どこなんだ?」


「ここは、ジャマリアの大森林の南に位置する、封印の洞窟です」


「ふ、封印の洞窟?ていうか、ジャマリアの大森林って何?」


「はい、ジャマリアの大森林とは、ここ、イルビアルの大地の北に位置する、大規模な森林です。イルビアルには、クラーク砂漠、ルスラノ湿地帯、アポロニウス草原があります。」


「ほ、ほう?なんか地名が多いな…じゃ、じゃあ封印の洞窟ってなんなんだ?」


「はい、封印の洞窟とは、遠い昔に魔王が作り出したと言われる最悪のゴーレムを12体封印されたとされる洞窟です。」


「は?え?じゃあ俺って…」


「はい、貴方様は最悪のゴーレムの中でも最強格の12体目のゴーレムです。」


「え?…嘘だろ?なんか能力とか持ってるんですか?」


「はい、貴方様の能力(アビリティ)は」


・形状変化(人型)


・形状変化(大地神)(アリグナク)


・鋼鉄化


強大なる壁(グランドウォール)


地を揺るがす波動(グランドアビス)


・自爆


・黒神雷


「そして、スキルは」


魔王加護(サタン)


大地神加護(アリグナク)


防御加護(シールド)


攻撃加護(アタック)


・超速自己修復


・痛覚無効


・全属性耐性


「です」


「なんか多くね?…ていうか…え!?自爆?!お、おい…アイ、自爆って?」


「読んで字の如く自爆です。」


「そ、それ…必要?」


「ゴーレムが負けを認めた時に自動的に起きるのですが、起きた事例は過去1回だけです。」


「へ、へ〜…そ、そうなんだ…とりあえず…歩き回ってみようかな。」


「はい、それがいいと思います。」


こうして、俺の新しい人?ゴーレム生が始まったのであった。







書くのたのちい

なんかやっぱり小説書くの楽しいですね

ちなみにアリグナクってのはイヌイット神話の大地神らしいですよ。

次回投稿は1週間後までに。


〜次回

予告〜

《遭遇》

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