表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界が迎えに来る  作者: chil
23/35

新婚

アレクは自分の言いたいことだけ言うと、

いつのまにかいなくなっていた。

一人ぼっちの部屋に、

ごうっという風と共に、窓からレオンが飛び込んできた。



「ごめんね、さっきはびっくりさせて」



申し訳なさそうにうなだれているレオンを見て、

樹里はたまらない気持ちになった。

謝るのは、自分の方だって。

ずっと苦しめていたなんて、知らずに。



「さっきアレクから聞いたんだけど。

私のせいで、色々、その、なんて言ったらいいか…」


「アイツに何か言われた?」


「その、私のせいで、後継が…、」


「そんなことまで話したのか。

しょーがないやつだな。

アイツ、新婚だからさ、

周りに孫はまだか、まだかって催促されてるんだよ。

だからってこっちに振ってこないでよ」


「えぇっ!?

アレクが新婚さん!?」


「ああ、1年くらい前にね」


「うわぁ、先越されてちゃってるなぁ」


「ほんとにね。

毎日幸せオーラまき散らしてさぁ。

正直、うらやましいよ」


「うわぁ、意外!」


奥さんってどんな人なんだろ?

会ってみたいなぁ。

デレデレのアレクを想像すると、

ふふっと自然に笑いが込みあげてくる。


でも、レオンの言うように、

アレクが後継を催促されているとしても、

それってアレクだけの話なんだろうか?

アレクは言っていた。

最強の魔術師の血を引く者が必要だって。

それって、やっぱり…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ