デブスの俺は自分を見つけることができない
初投稿です。暖かい目と共感する気持ちを持って見てください。
俺はデブス。そんな事実は物凄くテンションが下がるのだけれど毎朝寝癖のついてる自分の顔を見るといつもそう思ってしまうのだ。
そんな俺も小中ではバスケ部でそこそこイケメンでそこそこモテていた。だが、姉の受験のおかけで引越しをするハメになったのだ。そこから俺の歯車は狂いだしデブスへと生まれ変わったのだ。オマケに性格も悪いときた。友達も恋人もいなく、家族にすらウザイ扱いだ。
そんな俺もそれなりに頑張って生きてきた。
そして、今は【実質】高校二年生。実質というのにはちゃんとした訳がある。俺の通っている福岡県立ひびき高校とは単位制であり夜間学校なのだ。前期と後期で入学式があり、Ⅰ部、Ⅱ部、Ⅲ部と授業の時間が別れているのだ。
そのため普通の高校のように一年生や二年生、三年生といった区切りがなく六十代のおじさん、おばさん、二十代のおにいさんや、おねぇさん、
もちろん十六~十九の中学からそのまま入ってきた人もいるのだ。よって俺の通っている高校では何年生という考えはせず新入、在学、卒年というように言われている。
そんな俺は今年の後期受験者の新入に当たるのだが上手くいってるのかどうかでいえばそこそこなのだろう。サボりたい時はサボっているが一時間もサボったことがない授業もある。入学して色々あったがもうかれこれ2ヶ月はたつが俺が信用出来る友達は未だゼロだ、まぁ俺は友達も彼女も欲しいとは思わないがな。本当だよ?別に強がってないからね?
さぁ、今見ている君たちに教えてあげよう、孤独が悲しいものではなく素晴らしいものだと。
まず、友達とはろくなものではない。空気を読み、気を使い、喧嘩をすれば無関係な人間を巻き込み仲間を作る。そして、その対象者を排除しようとするのだ。
一生一緒と言っていたある女の子達が高校受験をする際、全く別の所を受け合格し、その後中学の時のように会ってるかと言えばそういう訳でもない。
付き合うのはいいが別れたら話さなくなり、付き合う前の時の関係が崩れているではないか。
友達とは作ったところで離れてしまうのだ。そして、離れてしまったらほとんどが元通りにならない。仮に元に戻ったとしても一度離れてしまってる関係だ、すぐに問題が起こるに決まっている。
それに比べて一人の俺を見てみろ。誰にも迷惑をかけず、誰にも不快な思いをさせていない。なんと素晴らしいことか。自分も気を使わずに済むし気疲れをする心配もない。
だが、あのような関係を大切にしようとする人は俺のような人間を受け入れようとはしないのだ。そんな俺のような人間のことを彼らは陰キャラクター略して陰キャという。意味がわからない。陰のキャラクターの何が悪い。
なぜ、みんながみんな陽の当たるところで生きていかなければならないのだ。陽の当たらないところで一生懸命、誰の手も借りず頑張ってきた奴らをなぜ肯定できないのだ。俺はそれが許せない。
結論を言おう。
陽キャとは明るいだけの風見鶏なのだ
..そして、彼の歯車はまた狂い始めるのだ..
実在する学校と学校の規則ですが、ストーリーはフィクションです。。。。