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偽りの少女に安らぎを(エピローグ)

「偽りの少女に安らぎを」のそのあとのお話。

 ここはカルディア王国の教会庭園。

 先ほどまで降り続いていた雨は上がり、草花に残った雨の雫が日の光を受け優しく輝く。綺麗に整えられた背の低い木々の間を細い小川が流れ、そこには小さな石の橋が架かっていた。人工的に作られた小川には石の橋の付け根に植えられている大きなもみじの木から落ちた葉が少し物悲しく漂っていた。

「リーム」

 背後からよく知る女性の声が響く。石の橋に少し掛かる紅葉の葉の下で、欄干に手を置き静かに川のせせらぎを眺めていたリームが振り向く。

「……あれ?ユリナ。君また居たの?」

 先ほどフラノールの弔いを終え、皆それぞれの地に帰って行ったと思っていたリームは未だにこの地をふらふらしているユリナに不思議そうに言った。

「ええ、まだやることがいくつかあったから」

 彼女はそういうと、リームの隣に並び同じように欄干に手を置いた。二人は小川が緩くカーブしているその先にある整えられた花壇の方をまっすぐ眺めている。

 ……暫くの沈黙。周囲には誰も居ないようで、ただ、小川のせせらぎと紅葉の葉のざわめきだけが静かに響いていた。

「フラノはフラノなりに譲れないものがあったのよ。あそこで彼女を救っていたら、彼女の信念を曲げることになるわ」

「そう……だね」

 静寂を破って毅然と答えるユリナにリームは遠慮がちに言った。ユリナの言うことは分かる。リームもこの結末を嘆いているわけでは無かった。

「本当は時の街に埋葬してあげたかったんだけど……」

 リームが力なく言うと、ユリナも暗い影を落とした。

「あの子は未確定次元の人だから……」

 時の街に多次元は無い。確定時間からしかアクセスすることができないのだ。未確定次元のヒトが時の街に入ろうとすると、その周囲を渦巻く時空トンネルの中で消滅してしまう。

「フラノが最期に貴方にお願いをしたのは、この世に未練を残したくなかったからじゃないかしら」

 人は死ぬとその生前の情報を剥ぎ落し魂となって天界に戻る。そして時が来ると再び魂はこの世界に下り新しい情報を作り上げる―……輪廻転生は確定時間のみに与えられたシステムだ。未確定次元の人が死んでもそのまま消滅するだけで、輪廻転生には繋げない。例外として強い未練を残したときだけ「悪霊」として確定時間に現れる。たとえ未練を残したとしても意志をもって天界や下界で暮らす確定時間の天使とは全く違う、ただの意識集合体の一部に堕ちるのだ。

「世界線は平等なはずなのに、結局すべてが確定時間を守るようにできているんですね……」

「そうよ。狂ってるのよこの世界は」

 ユリナがあっさりそう吐き捨てる。そんな彼女の横顔を、リームは面食らったように見つめた。

 彼女の真意は分からないが、それを問う元気も今は無かった。リームは再び視線を橋の下に浮かぶ落ち葉の群れに落とす。

最期の瞬間のフラノールの顔が頭から離れない。あの美しい金の髪も、まだ幼さを残したその顔も、少し高めの甘い声も、全部ミラノと同じものだ。

 この娘は「自分の」妹ではないと頭では分かっていても、視覚が、聴覚が、この娘は確かに妹だと訴える。腹部を真っ赤に染め上げ静かに最期を迎えたあの瞬間、確かに妹を失った感覚、どうしても他人とは思えない、思わせてくれない。肉親を亡くした時の抉るような胸の痛み……

 きっと忘れてはいけない、自分が忘れてしまったら誰があの娘の生きた証を証明できるのか。この痛みを忘れないことだけが、兄と呼び庇ってくれた自分の妹ではない自分の妹へのせめてもの贐だった。

 そんなことを、あの後からずっとここで考え続けていた。今日起きた事の全てを消化して心を整理したかったのに、なんだか散らかっていく一方だ。

「……辛いときは泣いてもいいと思うんだけど」

 暫く黙っていたユリナが相変わらず小川の先を眺めながらポツリと言った。

「はあ?」

 ユリナの口から飛び出た言葉の真意が分からず、リームは不思議そうに彼女を見つめた。

「あなた、ひどい顔してるわよ」

 ユリナは呆れた顔でリームを眺めながら小川の水面を指さす。彼は慌てて水面を覗き込んだが、そこにはいつもと変わらない自分の顔があった。

 そもそもひどく落ち込んだりやつれた顔をしていたら、バブやメイたちが気づくはずである。ユリナは処置無しねと言わんばかりにやれやれと両手を広げお手上げの仕草をしてみせた。

「他人のことにはよく気づくのに、自分のことは全然なのね、あなた」

 そういうと彼女は手に持っていたバッグからなにやら薬のような小瓶を取り出し、リームに向かって投げつけた。彼が慌てて受け取ると、その小瓶のラベルにはなんだか元気が出そうな名前がついていた。

「えいようどりんく、って言うらしいの。人間界の薬だからよく効くと思うわよ」

「別に疲れているわけじゃ……」

「嘘。よくも血液なんかで術式描けたわね。昔のことは忘れるタイプなのかしら?」

 シルファディアの非合法な禁術、血の術式。彼にとって血で陣を描くということは、過去の強いトラウマと向き合うということになる。

 リームが俯いて黙っていると、ユリナは呆れたようにため息をひとつついた。

「それとも……そんな薬よりユリナさんのキスの方が効果的かしら?」


 ユリナは挑発的な上目遣いでリームに近寄る。彼女はリームの胸元と顎に手を当てその顔をぐいと近づけた。

これはユリナにとって日常茶飯事のじゃれあいのようなもので、特に深い意味は無い。拒否されようとこのままキスしようと最後までいこうと彼女にとってはどうでもいいことだった。

 だが、バブならともかくリームはいつもこの時点ではぐらかして突き放してくるので今日もそうなるだろうと勝手に思っていた。なのでこの後のリームの行動はユリナにとって意外だった。

 リームはユリナの肩をしっかり握り、その唇を重ねる。絶対に拒否されると思っていたユリナは自分から誘っておきながら驚いて目を丸くした。

 彼女は噛まれるかなと思いながら恐る恐るその舌を歯の隙間から口腔内に忍ばせる。だがリームは特にそれを拒むことも無く舌を絡めた。

「んっ……ふっ」

 ユリナの甘い声が響く。

確かに周囲に人は居ない。例え目撃されてもここは確定世界なので時の街の面倒な連中のことを気にする必要も無い。でもこんな野外、しかも公共の場所でこんな深いキスを受け入れること自体がこの人物にはありえなさすぎて内心ユリナは混乱していた。しかし、口の中を余すところなくくすぐられる感覚にすぐに溺れ、そんな疑問は後回しにした。

 自然の音しか存在しないこの静かな庭園で、ユリナの小さな喘ぎ声と、唾液の混ざる淫靡な音がだけが響く。

 二人が唇を離すと絡み合った唾液が糸を引き、少しだけユリナの口元に垂れた。

「あ、ごめんごめん」

 リームはポケットからハンカチを取り出すと、ユリナの口元に垂れる唾液を拭いた。

「……ユリナ?」

 彼は呆然と立ち尽くすユリナを不思議そうに見つめた。幼いころに色々あって愛情と情愛の区別がつかなくなってしまったユリナ。

大切な、失いたくない人とは簡単に体を重ねてしまう彼女にとってはこれくらいのキスはそれこそ日常茶飯事である。

「あ、ああごめんなさい、やっぱりあなたちょっとおかしいわ。医者に診てもらった方がいいんじゃない?」

「おかしいのは君の方じゃない?」

 かみ合わない会話を続ける二人。二人はお互いに不思議な行動をとるお互いを内心心配していた。

「あ、そういや……」

 再び欄干に手を乗せて小川に目線を投げたリームが切り出す。


「この教会に居る神子……「未自覚者」を時の街の審問議会に掛けようと思っています。どのみちこのままにしておくわけにはいかないので」

「そう」

 ユリナは興味なさそうに手を頭の後ろで組んで答えた。

「……で、フィラさんにもう一度ちゃんとした場で詳しいお話を伺いたいんですが、貴女彼がどこにいるか知ってます?」

「知ってるわよ」

 ユリナは突然煌々とした目で楽しそうに答えた。その反応に怪訝な顔をしたリームをよそに彼女はつかつかと歩き出し、橋の付け根にある大きなもみじの木の裏側まで行くとそこに潜んでいたヒトを引っ張りながら連れてきた。

「あれ、フィラさん?」

 リームは驚いた顔でユリナが無理やり引っ張ってきたフィラをまじまじと見つめる。

「ち、違うんです、立ち聞きするつもりはなかったんです!たまたま通りがかっただけで……」

「何言ってるのよ、フィラ君。あなた最初から居たじゃない」

 慌てて手を左右に振るフィラに鋭く突っ込むユリナ。嘘を見抜かれたフィラはみるみるうちに顔を青くしていった。


「ああいや、別に構いませんよ。それなら話が早いです。ここの神子たちを集めて近いうちに時の街にお越しいただきたいのですが」

 リームは優しく微笑むと、フィラの手を取る。

「は、はい、それはいいのですが、神子たちに何をどう説明すればいいのか……」

「それはこちらで説明しますから。あなたも正直よくわからないでしょう?」

 実のところ、この間のユリナの説明ではこの世界のシステムについてさっぱりわかっていなかった。かろうじてこの世界にはいくつもの世界線があって、フラノールは別の次元に住んでいた神の娘ということだけはなんとなくわかった。

 そして何よりも―……

「あ、えっとそれもそうなんですが……無礼を承知でお聞きしたいのですが、あなた様はその、どちら様で……」

 先ほどは一刻を争う事態だったので、悠長に自己紹介などしている暇もなかった。この男性はなんか時の街の偉い人だろうということだけはわかったが、それ以上のことは全く分からなかった。

「ああ、そういえば自己紹介がまだでしたね。僕はリーム。確定時間のフラノールであるミラノの兄、時の神の三男です」

 リームはそう言うと深々と会釈する。

「わわ、私などに頭を下げないでください!」

 フィラは慌ててそう言った。

「いえ、今後お世話になるかもしれませんから」

 フィラやその他の神子たちが時の街に協力してくれることになれば、彼らはリーム達神族の部下ということになる。

 リームは優しく微笑むと、おもむろに右手を出しそこに神力を集中する。すると、先ほどまで何もなかったその場所に時空の棒が現れた。

「それじゃあ僕はバブさんたちに邪魔されてできなかった別の用事がありますので、これで失礼しますね」

 そのまま彼は時空の棒を扱い、この場から去った。

「行ってしまわれた……」

 神力を目の当たりにしたフィラはあっけにとられたまま固まっていた。

「それじゃあ私もそろそろ帰ろうかしら」

 ユリナはうーんと両手を頭上に上げ伸びをすると、同じように時空の棒を取り出した。

「ユ、ユリナ様、あの……」

「なあに?フィラ君」

 フィラが下を向いたままなんだか切り出しにくそうだったので、ユリナは体をかがめ覗き込むように聞いた。これではどちらが年上か分からない。

「あの、お二人は、いったいどういったご関係で……?」

 フィラはなおも下を向いたままボソボソと問う。その表情はユリナからはよく見えないが、少し高揚しているようだった。

「従兄妹よ」

 ユリナが清々しい笑顔でそう答えると、フィラは顔を上げ怪訝な表情を見せる。

「親戚……ですか?親戚の方があのような……その……く、くちづけを……」

 ああ、と納得したような顔をするユリナ。最初から居たのであれば当然あの逢瀬も見られていたということだ。

「なによ、あなた私のプライベートに口出す気?」

 ユリナがプイとそっぽ向く。

「い、いや、そういうわけではありませんが、たまたまそういうその……場を目撃してしまったので、お二人はそういう関係なのかなと思っただけです!」

 フィラは顔を赤くして語気を強めにそう言った。

「あなたリームが心配で付けてたんでしょ?」

 この期に及んでたまたまを突き通すフィラに呆れた口調でユリナが言う。フィラはその言葉を聞くとハッとして口をつぐんだ。

「気づいて……おられたのですか」

 先ほどあんなことがあったばかりなのに、一人でこのカルディアをふらふらとしているリームが心配になって付けていたのだ。自殺でもされたら困る。

「あなた分かりやすすぎるのよ。素直とも言うわね」

 フィラはユリナに胸のあたりを人差し指でグイと押され、困惑した表情を見せる。この女性だけは本当に分からない。知らないことは無いんじゃないかと思ってしまう。フィラはふとこの年下なのに謎の存在感を放つ情欲的な女性が怖くなった。

「まあとにかく、私たちは従兄妹でそれ以上でもないしそれ以下でもないのよ」

 ユリナがきっぱりそう言い切ると、フィラは煮え切らない表情をしていた。さっきのアレはどう見ても恋人同士のソレだった。なによりも恋人でもない人とあんな口づけするなんてそれこそ不道徳の極みである。幼いころから神の道へと入ったフィラは、教会の務めを果たすことだけを考え生きてきたため男女のそのようなことにはからっきし理解が無かった。

「あらあら、もしかしてフィラ君そういうの全然分からないの?」

 ユリナが新しいおもちゃを手に入れた子供のような意地の悪い笑み全開でフィラに近寄る。

「ひっ……」

 フィラは後ろに下がろうとしたが直ぐに欄干にぶつかり、それ以上行けば川に転落する。

「ねえ、フィラ君。あたしがやさしく筆を下ろしてあげようかしら……?」

 ユリナはゆっくりとフィラの背に手をまわし、その豊満な胸を押し当ててくる。

 布面積の少ない時の街の正装から、たわわに実ったその乳がむき出しになり彼の胸を圧迫する。

 教会にも女性は居るが、当然こんな破廉恥な恰好をした女性は居ない。

今まで見たことも無かった女性の露わな胸部を目の前にし、思わず目をそらす。

「ユ、ユリナ様、困ります、こんな……」

「あたしは困らわないわ」

 ユリナはそういうと彼の胸部をまさぐるように左手を這わせ、右手を耳の傍に添えると口を近づける。

 キスされる―……!フィラはぐっと目をつぶった。

「なーんちゃって」

 目を開くとそこにはいたずら少年みたいな笑顔で微笑むユリナが居た。

「キスされると思った?目なんかつぶっちゃってかーわいー♡」

 あっけにとられた顔のフィラをよそにユリナは続ける。

「あなたは早くお嫁さん貰った方がいいと思うわ」

 自分のプライベートに口を出されると怒る癖に人のプライベートにはずけずけと入り込んでくるユリナ。なおも呆然自失とするフィラを眺めながらユリナはくすくすと笑っていた。

「お、ユリナ」

 背後から知り合いの声がする。振り向くとそこにはバブが居た。大体この男の隣にはメイとレミか日替わり彼女がいるのだが、今日は珍しく純粋に一人だった。

「あら、一人でどうしたの?バブ」


 珍しいものでも見るようにユリナが問うと、バブは背後で魂が抜けたように立ち尽くすフィラの方を向いて言った。

「フィラ殿に用があってきたんだが……なんだか具合が悪そうだな」

 バブは不思議そうにフィラを眺める。どうやらさっきまでのユリナのいたずらは見ていなかったらしい。

「ほらフィラ君、しゃんとしなさい!」

 ユリナがフィラの背中をバシッと一叩きすると、魂を吹き返したようにフィラの瞳に光がともった。

「あ、ああバブさんでしたか。私に何か御用ですか?」

「ええ、今回の件で色々ご迷惑をおかけしてしまったので、我がタルトールの王であるレイバーが近々お会いしたいとのことでした」

 バブは丁寧にそう言うと頭を下げた。

「わかりました。しかし今回の件でカルディアがタルトールに対して制裁を加えることはありません。ヴィード様は教会で暗躍していた組織のトップとして今、城内に拘束されています。事情を話せばむしろそちらと今よりよい関係を結ぶことができるでしょう」

 フィラは笑顔で答える。

「あ、それと……」

 フィラは突然バブの手を取り、改まってその目を真っすぐ見据える。バブは不思議そうに首を傾げた。

「私は、近々カルディアを出て時の街へ赴きそちらに助力しようと思うのです。せっかくこの体に宿った神の力、世の中の役に立てたいんです。なので、「カルディア王国のフィラ」は本日でおしまいです。次からは、私のことも時の街の皆さんのように扱ってください。ええ、もちろん常語でよろしいですよ」

フィラは何かが吹っ切れたような清々しい顔でそう言った。

「そーかそーか、じゃあこれからもよろしくな、フィラ」

 切り替えの早いバブは早速タメ口で新たな「友人」に挨拶する。

 二人はしっかりと握手した。

「あらあら、じゃあ時の街に住むってことね。うふふ、女体が恋しくなったらいつでも私を頼ってきていいのよ?」

 ユリナが相変わらず艶やかな声でフィラにボソッとつぶやくと、フィラは驚いて一歩後ろに跳ねる。その顔は真っ赤に高揚しており、心臓もバクバクと早い鼓動を打っていた。

「冗談よ」

 ユリナがケラケラと笑うと、その後ろからひょっこりと顔を出したバブがニヤニヤしながら言う。

「こいつはなかなかの上玉だぞ」


 そう言ってバブはユリナの腰あたりに手をまわし、その長い指を這わせた。目の前でそのやりとりを見ていたフィラはもうユリナという女性が一体何を考えているのか全く分からなくなっていた。この様子だと、彼女は誰にでもこうなんだろうか……。

「さ、そろそろあたしは帰るわよ。また後日リームが貴方たちを迎えに来るからその時はよろしくね」

 ユリナはウインクしながらフィラに投げキスを飛ばす。そしてその辺りに放っていた時空の棒を拾い上げた。

「は、はい」

 フィラは硬直したまま返事した。

「じゃあ俺もそろそろ帰るか。レイバーの伝言は伝えたしな」

 バブはそう言うとひらひらと手を振りながら踵を返した。二人が去っていった後、しばらくフィラはその場に立ち尽くしていた。

 まだこの国でやり残したことがたくさんあるが、それを全て片付けたら時の街に行こう。

 新しい門出を目前に、彼は少しだけこの先が楽しみになった。


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