騒動の予兆
こっから騒動が始まります!!((o´v`o)ノ
機械竜エクザリアンに変形可能になって、すぐ。
悪魔の言っていた場所についた。
「・・・うわぁ」
思わず声が出た。
目の前には超巨大な石の城が佇んでいた。周りには悪魔と思われる個体がたくさんいた。
しばし固まっていると、前にすとんと影が落ちてきた。びっくりして後ずさる。
「マガルさんっスか。こんなスライム連れてどうしったっス?」
そいつは俺のそばにいた悪魔に話しかけた。
マガルっていう名前なのか。
「おう、ガガル。見張りご苦労。ありがとな」
そして、質問した悪魔がガガルという名前なのだということも分かった。
そんなことも思っていると、マガルが足でつんつんしてきた。そっちを向くと、自己紹介しろ、と言っている顔だった。
「ええっと、俺はメカリウズムスライムっていう。レア種で強い存在・・・らしい。名前は・・・」
そこまで言うと言葉に詰まった。名前なんてないんだけどな。
「アクザっていうんだ」
と、そこでマガルがフォローしてくれた。ナイスマガル!!
「へえ。メカリウズムスライムのアクザっスか。あ、俺はガガルっていうっス。よろしくっス」
ガガルはぺこりと挨拶してくる。俺も挨拶を(みたいなもの)した。
「今から仲間になるから、ちゃんと仲良くしろよ」
「「了解!」」
二人で返事した。さっそく仲良くなれそうな気がしてきた。
「よし、じゃあ俺が案内するから、ガガルは引き続き見張りを頼んだぞ」
「了解っス!」
すると、ふっと姿が消えた。狩猟者もこんなことをしていたな。
「よし、じゃあついてこい、アクザ!」
「おう!」
元気よく歩み始めた。
しかし、これが運の尽きだということを、アクザは知る由もなかった。
「ここが食堂、あれが寝室で・・・」
説明してもらっていると、
ブオォォォォォ―――――――
大笛の音色が響いた。
「っち、もう来たか」
マガルが舌打ちをした。
「え、何が来んの」
俺はいきなりの事に焦った。
「・・・今からでも教えてやるよ、アクザ」
「お、おう。よろしく頼む」
そして、説明を聞いた。
次もお楽しみに!