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モンスターでの転生ライフ!  作者: じゃがりこむ
最強目指す編
7/13

瑞子の願い

今回は彼女の瑞子視線ですっ( `・∀・´)ノ

私の彼氏、十季さんが亡くなった。

突然な出来事だった。

店で、私が買ったドーナッツを食べたら突然倒れて、意識を失い、亡くなった。

ドーナッツからは毒が検出された。警察は私が毒を入れたのではないか、と疑っていたけど、どうして私はあの方に毒なんか仕込まなきゃいけないの?と思った。

あの方を本気で愛していたのに。


あのドーナッツを食べながら、結婚の話をする予定だった。十季さんの驚愕した顔を思い浮かべるだけで笑ってしまう。

しかし、その願いは叶わなかった。

十季さんが血を吐いたときの様子を思い出してみれば、沢山の後悔が蘇る。

どうして助けられなかったの。

どうして救急車などを呼ばなかったの。

どうして突っ立っていたの。


お葬式の会場で、私は泣きに泣きまくった。

知り合いや友達などが、「瑞子、大丈夫?」と背中を撫でてくれたけど、そんなのどうでもよかった。

あの方に会いたい。会いたいです


・・・・・会いたいか、お主・・・・・・


え?

私は顔を上げた。周りの反応から見て、私にしか聞こえていないのだろう。


・・・・・会いたいだろう・・・・・・


もう一度問われた。

(会いたいです)

そう思った。


突然視界が真っ暗になった。くらっとなって、床に倒れた感触が身に走った。

これで、十季さんのもとへ・・・

そう思って、目を開けると。

涙を流す見知らぬ男に抱き上げられていた。

十季さんのもとへ、これはあの世界へ行くという意味ですよ

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