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モンスターでの転生ライフ!  作者: じゃがりこむ
最強目指す編
5/13

運命の悪魔

ふっ、これは運命の作品だと思います。ここから本編、スタートっす。

うんうんと内心で唸っていると、言い訳がぱっと閃いた。

「ほんっとに申し訳ございやせんでしたぁ!自分、狩猟者に襲われたものでして、返り討ちにしようとしていたのですが、貴方様の縄張りとは気づきませんでした!どうか、お許しください!」

らしきところを下げて謝る。すると、悪魔は俺を見て、大爆笑した。

「ぷっ、ああっはっはっはっはっはー!冗談だ、冗談。俺の縄張りなのは事実だが、お前は低級スライムじゃあねえだろ?」

「なんだ、冗談・・・か」

な~んだ。じゃあ、あそこまで唸る必要なかったじゃん。

「おい、俺を解析してみろよ。『メカウズムスライム』さん」

え?

俺はギクッとなった。

まだ、一回も名乗ってないぞ。解析って、超性能AIでってことだよな。なんで、俺のスキルまで知ってんの?

悪魔がやけにニヤニヤしているが、取り敢えず従った。

    『<<悪魔>>

     分類:死神類


     強さ:★★★★★★★★★☆


     力:きわみ


     防御:中


     個体スキル:『死神の大鎌おおがま』『悪魔の睨み』


     勲章:デス・ローッデット』

「死神の大鎌・・・悪魔の睨み・・・?」

俺がらしきところに手を置いた。

「そうだ。悪魔の睨み・・・。これが、お前の疑問の答えだよ」

「え・・・?まじ?」

「まじだ、マジ」

さっぱり分からん。

<<問;悪魔の睨み、さっぱり分からん。

答:悪魔の睨み

性能;相手の裏を見る>>

AIが説明してくれた。相手の裏を見る・・・ってことは、名前、スキルとかが分かるのか!

「そのとーり!!」

ぱちぱちと拍手をする悪魔。心まで見れんのかよ。

「ま、お前がここにいては直に死ぬだろ。俺んとこにこい。いいところだぞ!」

悪魔から誘いを受けた。

迷わずOKをした。

このまま孤独だと死んでしまう可能性が高い。この悪魔と一緒にいた方がいいだろう。

「よし、決定な。さあ、行くぞ!!」

悪魔が走り出した。

(AI!!腰を変形:ジェット!)

『了。変形:腰:ジェット』

俺も負けじとジェットで飛んだ。

二人並んで草原を駆け抜けた。


これが、俺のモンスター生を変える一因となった。

しかし、勿論メカウズムスライムこと俺は知る余地もなかった。



いえーい!やっとここまでこれた・・・(ハア)ここからがすべての始まりでございやす!

次もお楽しみに!

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