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モンスターでの転生ライフ!  作者: じゃがりこむ
最強目指す編
4/13

仲間と思われるもの

この回で結構進展ありですよ~。

今まで投稿遅れた分、結構頑張りやした!!

あと、ブクマありがとうです!!

自分、嬉しくて泣きそうっす(´;ω;`)

冷たい風は、この草原の空気を全て入れ替えた。

俺も思わず身震いをしてしまう。しかし、双剣を持ち直し、狩猟者に向かって剣を振り回しながら突撃した。森の方を眺めていた狩猟者たちは不意を打たれて、咄嗟に刀身でガードしていた。が、

「問答無用だああああああああ!!」

ガリガリガリ!!

ものすごい勢いで刀身を斬る。傷がつきまくって、火花が散ってきたな、とか思っていたら、もう一人の奴がさっと後ろに回り込んできた。

「ぬお!」

「死ねえええええスライム!!」

え?なんか、さっきと口調、変わってね?

て、呑気すぎるわ、俺!決死の状況なんだぞ!

振り下ろされるデカい剣がこっちに向かってくる間は、とてもスローモーションに見えた。取り敢えず、双剣を目の前でクロスする。これで防げるのか確証はないが、多少のダメージは軽減できるだろう。

ザシュ――――――――――。

すると、俺と狩猟者の間に鎌が飛んできた。

え、鎌?・・・は?

俺が超・絶焦っていると、

「やっぱり!あの森になんかいる!!」

「逃げようよ!あっちにいこう!」

狩猟者が逃げの姿勢をとった。と、思うと瞬時に消えた。なにしたんだ、今の。

そんなことは置いといて、改めて鎌を見た。

鋭く曲がった刃。持ち手の部分には謎の翼がついていた。触ってみようとすると、

<<警告します。この鎌の持ち主はこの草原にいます。

種族:悪魔>>

AIが警告してきた。

え?・・・なに?悪魔?

え、それヤバいやつやん。聞いたら分かる、ヤバい奴やん!

こんなことを言っていた芸人が生前にいたような気がするが。

すると、ストンと鎌の前に何かが下りた来た。

うお、と後ろに下がると、奇妙なものがいた。

紅い一本角が、額から生えている。いかにもな雰囲気のスーツを纏っており、背中からは尋常じゃない大きさの翼が生えている。

あ、こいつが悪魔なのね、と察するのにそう時間はかからなかった。

「なにしてるんだ、低級スライム。俺の縄張りで勝手に争い起しやがって。」

悪魔から話しかけられた。

実際、この世界でモンスターらしき存在に話しかけられたのは初めてであった。

俺は必死に言い訳を模索した。

次回もお楽しみに・・・フフフ!

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