表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/59

第四十二回 ゲスト:博麗霊夢

~BGM的な何か~



阿求「はい皆さんこんばんわ~、パーソナリティの稗田阿求です。最近すっごく暖かくなったですよね~。皆さんちゃんとお花見しました? 私はといいますとね、自宅の縁側でゆっくりお茶しながら桜を見物しましたよ。その時に飲んだお茶はですね、普通に緑茶でした。緑茶って美味しいですよね。皆さんはお茶だったらどんなお茶が好きですか? 淹れ方にも色々ありますもんね。これから夏になりますし、冷たいお茶もいいですよね。淹れ方難しそうですけど、今度チャレンジしてみます。

 さて、本日のゲストさんはですね。皆さんご存知の通り、傍若無人で我が儘でそれなのに優しくてと、色々な顔を持つ人ですね。私も長いことこの人と一緒にラジオやってましたが、こうやって対面に座られてると緊張しますね。なんかめちゃ笑ってるんですけど。私、笑われてます(笑)


 はい。それじゃあそろそろ本日のラジオ、始めていきたいと思います。阿求の駄弁り、スタート!」


~ゆったりとしたBGM的な何か~


阿求「改めましてこんばんわ。稗田阿求です。それでは本日のゲストを紹介しましょう。博麗霊夢さんです!」


霊夢「は~い。皆さんこんばんわ。傍若無人で我が儘でそれなのにや・さ・し・い。博麗霊夢で~す」


阿求「は~い。ふはは。なんで優しいを強調するんですか?」


霊夢「え~? 私が優しいからよ」


阿求「もう前言撤回したい気分です。それ自分でいいますか?」


霊夢「いや~、言って貰ったなら言わないとね? 優しいに失礼じゃない?」


阿求「優しいに失礼(笑)」


霊夢「はい。そんな訳で、今日のゲストは私よ」


阿求「はい。初のゲストということですけど、どうですか? なんか変わりあります?」


霊夢「特に変わりはないかも。ただこう……目の前に座られるとそわそわするね」


阿求「やっぱしますよね? 私も凄くそわそわしてるんです。いつもと違う感じがお腹にくる」


霊夢「お腹? 背中とかじゃなくて?」


阿求「お腹ですよお腹。ありません。ゾワゾワしてるとお腹がモゾモゾし始めるの」


霊夢「阿求にしては語彙力のない例えだけど、なんとなくわかる。緊張してると、そんな感じになるよね」


阿求「霊夢さんって緊張とかするんですね」


霊夢「私をなんだと思ってんだ」


阿求「常勝無敗の単細胞」


霊夢「喧嘩売ってるなら買うぞ? お?」


阿求「やだな~。私が霊夢さんとステゴロしたって勝てる訳ないじゃないですか~。やるならフェアに行きましょうフェアに」


霊夢「例えば?」


阿求「ジャンケンとか」


霊夢「確かにフェアね。それでいいけど」


阿求「別に今やりませんよ面倒くさい。それよりも、霊夢さんは今日で阿求の駄弁りが最後になります」


霊夢「そうね。一応年度の変わり目の月だからって理由で今月になってるけど、実は去年くらいからその話ししてたもんね」


阿求「そうですね。まあ諸事情ということで霊夢さんは降板になりますが」


霊夢「なんか辞めさせられたみたいな言い方しないでよ」


阿求「これからも霊夢さんのことは忘れませんので、強く生きて下さい」


霊夢「だから辞めさせられねぇって。私が辞めるの。けして制作サイドからのお達しじゃないの」


阿求「まあそうですよね。だったらわざわざ世界一位さんを降板させる理由ないですからね」


霊夢「まあそういうことよ。だから辞めさせる訳じゃ無いから」


阿求「さて、ではそろそろお便りの方紹介していきます。本日は霊夢さん最終回ということで、多くの人がお便りをくれました。ではまず最初のお便りです。R.N:斎藤真依さんからいただきました」


霊夢「最後じゃないの?」


阿求「最初です。



 やっほー! 斎藤真依ちゃんでーす!

 次は普通にすると言ったな……あれは嘘だ!!

 五月も間近に迎えて、少しずつ暖かくなってきてますね!

 だが! そんな事は秋を愛する自分には関係無いのだ!!

 だから、静葉さん!!けっk(ピチューン



 では次のお便りいきましょうか!!」


霊夢「満面の笑み! というか、最後までこの人はぶれないわね」


阿求「それが唯一の取り柄ですからね~。では次です」


霊夢「本当にいくのね……」


阿求「R.N:インテグラさんからいただきました。ありがとうございます。差し入れにですね、色々と貰ってますよ。例えば、静葉さんにCDやシャンパンなんかが、霊夢さんには何故かジュラルミンケースが送られてますね」


霊夢「なんで?」


阿求「後で開けて見てからのお楽しみです」


霊夢「中身しってるなこいつ」


阿求「うふ。他にも色々と色々な人宛てに差し入れ頂いています。ありがとうございます。



 霊夢さん、阿求さん、こんばんわ」



二人「こんばんわ~」



阿求「ついに、今年23歳で大学4回生になったのに、前厄も迎えてしまったインテグラでございます。


 まずは近況報告から。

 秋姉妹さん、前回私が差し入れで送ったシュレッダーで、リスナーからのラブレターの処理は捗ってますか? この番組で、特に静葉さんへのラブレターが多い気がしたので。



 どうですか?」


静葉〈さっきも一件破棄しました〉


阿求「めっちゃ笑顔」


霊夢「一応中身は読んでるの?」


静葉〈勿論ですよ。ちゃんと読んで、台本用にデータにして、現物は消去。使い終わったらそのデータも消去です♪〉


霊夢「モテるのも辛いですね」


阿求「では続き読んでいきましょう。



 それと、みずたつさん。

 現在、スプラ2にハマっているとのことですが、今は諸事情で閉店中のゲームバーに春休み中、私も友達とプレイしてきました!!(実はこれが初プレイです)



 おお! いいですね。まだまだスイッチ買ってない人多いと思いますが、ネット回線が無料の内にスプラやっとけ!


 え~、使用した武器一覧(現在の記憶上)と言うことで見たところ。



 ナワバリバトル、ガチエリア

 スプラシューター、カーボンローラー

 サーモンラン

 わかばシューター


 スプラシューターが一番気に入ってますね、R押し込みで2人撃墜できた時は気持ちよかったです!!

 確か、ヒッセンも使った気がしますが

 ヒッセン系やローラー系はほぼ確実に接近戦になるので苦手です。



 とのことです」


みず〈僕もバケツ系は強いから好きじゃないですね。使うのも相手するのも〉


阿求「では天邪鬼」


霊夢「天邪鬼?」


みず〈強い武器使いたくの〉


霊夢「な~る」


阿求「因みに今の持ち武器は?」


みず〈ヴァリアブルローラーフォイルですね〉


阿求「またそう言う使いにくい武器を」


霊夢「何それ?」


阿求「ローラー系統の武器で、立て振りがダイナモ感覚で横振りがカーボン感覚の武器です」


霊夢「ちょっと何言ってるのかわからないです」


阿求「やってない人にとっては呪文ですよね。わかってる人は納得しといてください。では続きを。



 さて、お二方に質問です。

 お二方は、プライベート中で風邪で熱が出てしまった際に、霊夢さんは魔理沙さんやルーミアさんに、阿求さんは小鈴さんに看病してもらったりとかはありますか?


 また、収録秘話について。霊夢さんは、初期の阿求の駄弁りで神奈子様の回に、水着を着てくれと頼む阿求に、八方鬼縛陣を使ってましたが代表的なスペルカードである夢想封印も、収録中に下ネタ発言をする阿求さんに使ったことはありますか?


 一応、阿求さんに夢想封印を必殺仕事人みたいな感じでやってみてください。



 私殺されるのかな?


霊夢「大丈夫大丈夫、死にはしないから」


阿求「う~ん何も大丈夫な気がしない!」


霊夢「ていうか、必殺仕事人ってどんな感じなの?」


阿求「私も実は知らないんですよね。仕置完了ってところぐらいしか」


霊夢「夢想封印!」


阿求「ちょ――」


~少々お待ちください~


霊夢「仕置完了」


阿求「いや完了じゃねぇから! 何も終わってないですよ! そもそも悪事働いてないから!」


霊夢「いや~やんないといけないかなって思って」


阿求「やんなくていいですか。そもそも私ってそこまで下ネタ振ってないですよね」


霊夢「ネタとして提供してくることはあるけど。常時変態じゃないからね。意外に生真面目だし」


阿求「まだバージンなんで」


霊夢「そこの情報はどうでもいい」


阿求「はい」


霊夢「だから別にスペルカードぶち込んだことはあまりないし、する必要性もないのよね」


阿求「ですね。そういえば霊夢さん、夏ごろでしたよね風邪引いたの。その時にルーミアさんとか看病してくれたんですか?」


霊夢「本当ね、これ言うと親バカとかに取られるんだけどね。付きっきりで看病してくれたの!」


阿求「そうなんですか? さすがルーミアさん。この時空のルーミアさんは大人ですね」


霊夢「魔理沙も来てくれたらしいんだけど、ルーミアが風邪移るからって、追い返したんだって。本当に出来た娘なの」


阿求「デレッデレ。ちなみに私の場合、風邪を引いても小鈴は来ませんね。そもそも知らせないようにしているので」


霊夢「そうなの? なんで?」


阿求「私は体が弱いので、要らぬ心配をかけてしまうので」


霊夢「なるほどね。でもそれだと、小鈴が可愛そうなんじゃない?」


阿求「そんな気はしますけど……でもなるべくなら、普通に接してほしいじゃないですか」


霊夢「そっか。まあ考えは人それぞれだし、これ以上は口出ししないわ」


阿求「ありがとうございます。では続き、といいますか。霊夢さんが卒業ということで、今回は特別に魔理沙さんがプレゼントを持ってやって来てくれています! では魔理沙さん。どうぞ!」


魔理沙「よお霊夢。今日は特別ってことで私が来た!」


霊夢「今アニメやってるからって、映像もなしにそのネタは伝わらないわよ」


魔理沙「顔を劇画調にするのに苦労したんだがな……残念だ。まあそれは一旦置いておこう。私はこれを渡しに来ただけだしな」


霊夢「プレゼントボックス? 中身は?」


魔理沙「それは阿求が説明してくれる。じゃあ私はこれで。カラータイマーが点滅してるからな」


霊夢「どこからだしたそのカラータイマー」


魔理沙「シュワ!」


霊夢「……飛んでいかないのね」


阿求「まあ室内なので、飛ばれたら困ります。はい、そのプレゼントボックスについては、インテグラさんからのお便りに書いてありますので、続き読みますね。



 さて、今回で霊夢さんは5年間のラジオパーソナリティを務めた後に卒業ということで魔理沙さんのプレゼントBOXにお祝いの物を入れました。

 ドッキリはないので、安心して開けてください。


 私は、去年の早苗さんの回で、ディアブロという名前で初投稿だったので、実質は一年しか霊夢さんとお葉書で会話してないですが。阿求さんと霊夢さん、お二人ともラジオではベストコンビでしたよ。(東方M-1に出てもいいような)

 本当に霊夢さん、5年間お疲れ様でした!!

 あとは、後継者がこいし殿にならないことを祈ります。

 あの人がいたらR-18のラジオになってしまうので。


 そして、レミリアさんも去年の年末忘年会のお悩み相談に乗っていただきありがとうございました!!

 上手くいけば、来年で大学卒業できそうなので、無理せず程々に頑張ります!!


 最後に、今回は私からも無茶ぶりということで、久々の甘い一言を、霊夢さんからお願いします!!

(阿求さんが夢想封印で倒れてたら、そのままスルーで言っていただいても大丈夫ですが、阿求の鼻血が差し入れにかからないようにお願いします)



 とのことで~す。レミリアさん聞いてますか~?」


霊夢「なんかそう言われちゃうと、考え深いものがあるわね~。もう5年もこんなくだらない番組続けてたんだ」


阿求「ですね~。お陰様で作者のフォロワーが増えました。ちなみに、今後は私一人になりますので、相方はいませんよ~。私の相方は、霊夢さんだけなので!」


霊夢「そう言って貰えると嬉しいわね。インテグラさんも、大学の方は程々に、頑張ってくださいね。それじゃあ先にボックス開けていい?」


阿求「どうぞ!」


霊夢「わ~すご~い! えっ? 本当にすご~い! ケーキ? 陰陽玉のケーキだよねこれ」


阿求「そうなんですよ~。栃木県産とちおとめの苺のソースと、北海道産生クリームをふんだんに使用したデザインケーキだそうです。アリスさん咲夜さん妖夢さんの合作らしいです」


霊夢「凄い嬉しい。こんなの嬉しいよこれ~。後で食べよ~?」


阿求「勿論ですよ。後で皆で頂きましょう。インテグラさん。ありがとうございました! お礼に霊夢さんの甘い一言、どうぞ!」


霊夢「このタイミング? ……君と一緒に食べると、こんなにも美味しくなるんだね。どうしてって? 君のその笑顔が、最高のスパイスだからさ」


阿求「あま~~~~~~~~い!!!!!!!!!」


霊夢「衰えてねぇな」


阿求「いや~霊夢さん、さすがです」


霊夢「いやいや。褒めんなって」


阿求「じゃあ次いきましょうか」


霊夢「ちょっとくらい褒めてもいいんだよ?」


阿求「きゃ~霊夢さんのスケコマシ~(棒読み)」


霊夢「感情! 籠ってないからそれ!」


阿求「では続いてのお便り……ではなく、ボイスメッセージいただいておりま~す」


霊夢「ボイスメッセージ?」


阿求「霊夢さん宛てのラブレターですかね? ではどうぞ……。



?「え、霊夢のラジオもう見れないのか。そうか…残念だな。だがまあ、別れは誰にでも来るもの。しょうがない部分ではあるな」


 えーっと……勝手に話を進めないでね?


?「あ、そうだ霊夢。収録終わったら打ち上げとお別れ会として、阿求や色んな人を誘って後で一杯どうだ? ウチの世界なんだが、お前が知らない美味い酒の店を見つけたんだ」


 ちょっと黙っててくれるかい? というか収録のタイミング、君は知らないよね。


?「いやいや、世界も時も空間も能力も数も事情もなんのその、全部吹っ飛ばして超えていくのが俺のスタンスだぜ」


 知ってる、知ってるけど黙っていようか。というわけで、今回連れてきたのはウチの世界で霊夢の夫をやってる博麗霊斗です。以前、別の方でお世話になった霊奈の父親ですね。まあ、久方ぶりなのでお覚えになっているか怪しいですが。


斗「そうだな。というか繋がっているかどうかも分からないだろう」


 それもそうだね。


斗「それにしても…こんな面白い世界があったなんてな」


 そうだね。君から何か質問あるかい?


斗「霊夢にする質問なんてもうねぇよ。趣味嗜好、思考回路、スリーサイズから女の子の日の周期まで全部把握済みだぜ。あ、体重はもちろん知らないけどな」


 気持ち悪いよ、君。というかそこまで知っててなんで体重だけ知らないって逆に変だろ。


斗「女の子になんてことを言うんだ!」


 お前がなんてことをしてるんだ! 好きな人のこと全部知りたい気持ちは分からなくもないけど、さすがにやりすぎだろ。


斗「…そうだな。久しぶりの霊夢でテンション上がっちゃってたぜ」


 そんなんでなんで今まで霊夢とうまくいってたんだ。


斗「霊夢の前では完璧な霊夢の好みを演じてたからな」


 うわぁ……。というか、ここに今回君が来たのはワケがあるんだろ? 私の分も合わせて、文字数多いから手短に済ませよう。


斗「それもそうだな。まず、阿求。霊夢のことだから迷惑をかけたってことはないだろうけどお前も今回一つの区切りになると思う。とりあえずはお疲れ様、と言っておこう。霊夢は居なくなるが、これからも俺たちを楽しませてくれ。そして霊夢、今までお疲れ様。願わくばこの世界の君に末永く幸あらんことを」


 では、私たちはこれでー。霊夢さん、今までお疲れ様でした。阿求さんやゲストを交えてのやりとり、とっても楽しかったです!


 P.S.なんか色々ゴメンナサイ! これからも頑張ってください&よろしくお願いします!」



霊夢「ありがとうございます変態さん。これは今日を持って神隠しに合うでしょう」


阿求「音声データを削除しようとしている」


霊夢「いやいやマジかよ。普通に恐いわあんな人。よくあんな変態を夫に取ろうと思ったな別世界の私は。趣味趣向がわからねぇ!」


阿求「まあまあ。愛ゆえに全てを知りたくなる衝動は抑えられないものなんですよ」


霊夢「だとしてもキモい! どれくらいキモいかというと、見知らぬ人から久し振り~元気してた~。最後にあったの何年前かな~。とか言われるくらいにキモい!」


阿求「細かすぎてわからない例えありがとうございます。でもこうやって、お礼とか頑張ってって応援してくれる人がいるのっていいですよね」


霊夢「まあ……そこの部分はおおむね同意はするけどさ。でもあいつはキモい」


阿求「霊夢さんって男の人から迫られることってないですもんね」


霊夢「ただ、面白いって言ってくれたのは本当に嬉しかったから、今後もちゃんと聞くのよ。私がいなくても、阿求がいるんだから」


阿求「もう霊夢さんったら、いいこと言いますね本当に」


霊夢「まあ私だからね。それでこそ博麗霊夢なのよ」


阿求「はいはいそうですね。では次のお便り最後になります。R.N.雨垂れさんからいただきました。差し入れには枯れない桜の枝をいただきました。ありがとうございます」


霊夢「ありがとうございます」



阿求「こんばんは。雨垂れです。


 霊夢さん卒業とは……寂しくなりますね。

 今までお世話になりました。


 さて、いつも通りとのことなのでいつも通りにさせていただきます。


 と、その前にご相談が。

 自分は四月から大学生なのですが、誰に聞いても「基本自由」「一年とかは忙しい」くらいしか分からなくて、現在大変不安。

 ここでひとつ、大学生活を生き抜く極意を教えてください! テストのことと生活全般のことを教えていただけると嬉しいです。

 何卒お願いします。



 これはですね~、ちょっと残念なお知らせをしますとね~。みずさん短大だったので四大のカリキュラムわっかんないんですよね~はっはっは」


霊夢「四大と短大って何が違うの?」


阿求「詳しくはわからないですけど、みずさんは専門系だったので、普通とは違うカリキュラムだったんですよ。ただまあ、なんでそう言われているかな~というのを考えた時に、新しい環境にくることで生活が変わる。そのことが忙しいと思う根本にあります。慣れるまでは大変ですね。それは新社会人にも言える事です。一先ず三ヶ月くらいは頑張るといいです。

 基本自由といいますが、大学はあくまで自分が学びたいものを深く学ぶ場所です。なので自分が将来何をしたいのか、それをするために何を勉強しないといけないのかを考えるといいです。ですが自分のやりたいことなんて、本当に夢を追っている人でないと難しいと思います。一年生の内は、いろんなことに目を向けるといいかもしれませんね。固定概念にとらわれず、自分の殻に閉じこもらず、いろんな人と接してみてください。そうすれば、人のいいところも悪いところもいっぱい見えてきます。その経験が、きっとあなたの目を養ってくれるでしょう。

 ただ毎日いろんな人と接していると、それだけで疲れちゃうと思いますので、程々の息抜きはした方がいいですよ。私から言えるのはこれくらいですかね。極意とはちょっと違うかもしれないですけど、生活が少し楽しくなるんじゃないんですか?」


霊夢「やっぱ阿求って年相応じゃないよね」


阿求「大人ですから。では続きを読んでいきますね。



 では質問です。

 霊夢さん、いままでラジオやってこられて、一番嬉しかったことと一番「うわー」と思ったことを教えてください。

 the テンプレって感じですが、やはり聞いておかないと。

 これから先ってパーソナリティ減るだけですか? それともどなたか新しい方が? 私、気になります!



 一応、増えません。今後は私とゲストの二人のみでのラジオになります。



 さて。もはや恒例ですね。雑学の時間です。

 もはや負けに慣れてきました。圧倒的勉強不足。


 今回はノーベル文学賞について。

 阿求さん作家ですものね。わかりますよね。


 ノーベル文学賞の候補は五十年たつと公表されることはご存知かと思います。そこで問題。

 次のうち、ノーベル文学賞候補に上がっていたことがわかっているのは誰でしょう。


1:太宰治

2:村上春樹

3:西脇順三郎

4:夏目漱石



 これは、さすがにボーナス問題。西脇順三郎さんですね。翻訳の壁に阻まれたと伺っています。



 答えは3の西脇順三郎です。僕の大好きな詩人ですね。

 簡単だったでしょうか。



 まあこれは仕方ないですね。



 春は別れの季節であり、出逢いの季節。

 会者定離は世の習い。

 皆さんも新生活を楽しんでくださいね。



 とのことで、霊夢さんはこの5年間で、一番うわ~って思ったことってなんですか?」


霊夢「え~? もうそんな覚えてないんだよね~。でも毎回阿求にはうわ~って思うことは多かったかも。特にやり始めた時なんて、こいつのボケについて行くので精一杯だったから、毎回うわ~って思ってた」


阿求「そうだったんですか? 普通について来てたので考えてなかったです」


霊夢「私はボケでもツッコミでもないから、狙ってボケたりツッコんだりってできなかったの。だからこのうわ~は、凄いな~って気持ちも混ざってる」


阿求「普通に喋ってるだけなんですけどね?」


霊夢「思考がシュールなのよあんたは」


阿求「シュールですか? 確かにシュールギャグが多いのは認めますが。自分じゃわかんないですね」


霊夢「シュールなのよ。でもそのギャグがきちんと噛みあう時は、よっしゃ! って思ったことはある。楽しいわよね、ああいうの」


阿求「殆ど馬鹿にされてただけですけどね。嬉しかったことってなんですか?」


霊夢「それはもう、この番組を5年間やってこれたことよ。よくもまあ毎月毎月飽きもせずにやり続けたと思うわ」


阿求「それは確かに。飽き性の霊夢さんにしては、本当に珍しいですよね」


霊夢「それだけ楽しかったってことでしょ。阿求には感謝してるわ」


阿求「なんですか藪から棒に」


霊夢「いや~? そういえばちゃんと伝えたことなかったなって思って。私がこうやって続けてこれたのは、阿求のおかげも大きいかなって思うの」


阿求「ちょっとちょっと止めてくださいよ~、しんみりしちゃうじゃないですか~」


霊夢「いいじゃない最後くらい」


阿求「そういうのは最後に言ってくださいよ。まだエンディング残ってるんですから。え~ではお便りのコーナーはこれでお終いです。霊夢さん。どうでしたか?」


霊夢「いや~、やっぱり楽しいね、この番組。名残惜しいよ」


阿求「寂しくなりますね~。5年間一緒にやってきて、何回もどつき廻されましたけど」


霊夢「それはお前が悪いだろ?」


阿求「それはまあそうなんですけど。今度からそれがなくなると思うと」


霊夢「うん」


阿求「清々しますね!」


霊夢「おい! おーい!」


阿求「冗談ですよ冗談(笑)。ちょっと寂しいです。ただ、霊夢さんの決断なので、私は止めません。本当に5年間。お疲れさまでした」


霊夢「…………ごめん。涙出てきちゃった」


阿求「泣かないでくださいよ~。こっちまで泣けてくるんですから」


霊夢「うん。ごめん。5年間。相棒として一緒にやってこれて、本当に楽しかった。阿求と一緒だったから、これだけ長い間やってこれたと思ってる。これからパーソナリティじゃなくて、リスナーになっちゃうけど、ずっと聞くから。これからも頑張ってください」


阿求「はい。頑張ります。ありがとうございます」


霊夢「あ~……泣くつもりなかったのに~」


阿求「霊夢さんが泣くなんて珍しですね」


霊夢「ね~。年かな~」


阿求「まだ十代」


霊夢「それな」


阿求「はい。それでは次回のゲストと、更新のお知らせです。次回のゲストは、小悪魔さんに来ていただこうと思います。更新日は5/28(月)、21時に更新予定です。〆切は5/25(金)までとしますので、よろしくお願いいたします。それでは霊夢さん。本当にお疲れさまでした」


霊夢「お疲れさまでした。ありがとうございました」


阿求「では最後の挨拶、一緒にお願いします。せ~の」


阿&霊「バイバ~イ」

※インテグラさんの差し入れ内容です。ありがとうございました。作品にいくつか組み込ませていただきましたが、ルーミアに関してはきっと自宅でちゃんとした日に送ってくれたでしょう。

===========

差し入れの内容

音響担当の静葉様宛て:♪OINORI-GIRL CD

(私のはがきを読む際に、bgmとして流してください)

シャンパンとシャンパングラス×8 

霊夢さん:ジュラルミンケース、霊夢さん以外は開けられません。

(中身は全部本物のお賽銭100万円束×100束、計1億円入り。神社のリフォーム等にどうぞ)

松阪牛A5ランク、特注ガーリックソース使用ひつまぶし

(咲夜さんとミスティアさんに同じ物を

試食させた所、本当に絶品と言わせた一品)


阿求さん:大間産マグロ使用鉄火丼、抹茶バームクーヘン


文さん:「プ〇ョー 406」


はたてさん:「フォ〇ド クラウンヴィクトリア」

(2台共某大ヒット映画で有名な改造タクシー仕様。

もちろんガソリン満タン。雨の日の新聞配達にどうぞ)


椛さん:「ス〇ル インプレッサWRXSTI パトカー仕様」

(妖怪の山自警団ステッカー付、ガソリン満タン)


にとりさん:レッカー車とガソリンスタンド設計図

レギュラーガソリン、ハイオクガソリン500ℓ

(霊夢さんにレギュラーガソリン50ℓとエンジンオイル

魔理沙さんと阿求さん、影狼さんにそれぞれハイオクガソリン50ℓとエンジンオイルを送ります)

そして、プレゼントBOXを持った魔理沙さんと

(プレゼントは最後に開けてください)と

お祝い用カーネーションの花束を持ったルーミア。

(次回だと母の日も過ぎているので)

============

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ