表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/59

第四十回目 ゲスト:宮古芳香

阿求「阿求の駄弁り、リターーーーン!」


~BGM的な何か~


阿求「はい皆さんどうもこんばんは。メインパーソナリティの稗田阿求です」


霊夢「はいどうも、こんばんは。同じくパーソナリティの博麗霊夢です」


阿求「皆さんバレンタインどうでしたか? 好きな人から貰えましたか? 義理チョコもらえましたか? えっ? 貰えてない? 画面の中の女の子から貰った? 悲しい人生ですね」


霊夢「そうやってリスナーに喧嘩売って行くスタイル、嫌いじゃないよ」


阿求「ありがとうございます」


霊夢「それはそうと阿求」


阿求「はい」


霊夢「OPが変わったように思えるんですが」


阿求「そうなんですよ! なんと。阿求の駄弁りR。四十回目にして、ようやくラジオ番組らしいOPが生まれました。イエイ!」


霊夢「【パチパチパチパチ】」


阿求「と、言いますのもね。最近ようやく、みずさんがラジオ番組というものを聞き始めましてね。ま、といっても声優ラジオなんですけど。それを聞いて最初に思ったことが、やっぱり小説でラジオ番組とか無理だわ」


霊夢「おいおいおいおい。これまでの三年間以上はなんだったんだ」


阿求「いやですね霊夢さん。やっぱり、生の人間のやりとりに、創作物である我々が勝てる訳ないじゃないですか。やっぱり生の声でね、楽しいやり取りを聞くのがね、楽しいラジオじゃないですか? これはなんだ、文字を目で追って? 所見殺しみたいな内容で? 誤字脱字が多い?」


霊夢「最後のは作者の問題だろう」


阿求「つまり何が言いたいかといいますとね」


霊夢「流しやがった」


阿求「この番組はテンポが悪い。既に一回テンポが悪いところでちゃってる。すでに私の前で出ちゃってる」


霊夢「何さ」


阿求「丁度二つ前の文ですよ。霊夢さんが、流しやがった、って言ったところ。声だったら、私の声に被る感じで来ますし。漫画でも、同じコマだったらわかるじゃないですか」


霊夢「ああ、うん。まあね」


阿求「でもこれは小説なんだよ。文が別れてるんだ凄く早く読み進めていても、分離してる。そこに会話特有のテンポの悪さが出てしまっている。これじゃあみずさんのコミカルな部分が表現しきれない。つまり。この番組は駄目だ」


霊夢「自虐ネタもいい加減にしなさい」


阿求「今霊夢さんカンペ読んだでしょ?」


霊夢「いいから先行けって指示来てますけど?」


阿求「いいや。この際だから悪いところどんどん上げていきましょうよ! ここで喧嘩しないでいつするの? 今でしょ?」


霊夢「今じゃねぇよ」


阿求「今だよ! だから私は――」


~強制BGM転換~『ちょっとー! まだ話したいことがぼがば!』


霊夢「はい。ここから先は阿求に代わって。私が進行したいと思います。思いのほかOPトークが長引いてしまったので、ここからはゲスト一緒に進めていきたいと思います。本日のゲストはこのかた。宮古芳香さんです」


芳香「我々は一つ! 労働者よ! 今こそ我々は立ち上がる時だ! 社畜制度、それをよしとする日本の風習を我々は許さない! ゾンビにも人権を! 人権を寄越せ!」


霊夢「どうしたどうした? お前のキャラ設定が迷子過ぎるぞ!」


芳香「我々は労働を拒否するぞ。だってキョンシーだからだ。ちかごろ不当がすぎると思うぞ」


霊夢「お前の日常に何があったのよ」


芳香「しいてあげるとするならば。青娥はもう少し我々に優しくしてあげるべきだと思ったのだった」


霊夢「過去形」


芳香「そしてここはどこだ?」


霊夢「あんた何しにここにきたの?」


芳香「知らないぞ。だって、おはようございますしたら、ここにいたからだ」


霊夢「阿求さ~ん。会話にならないんだけどこの死体」


阿求「そりゃあ死体ですからね。会話がでいたら恐いですよ」


芳香「出たな諸悪の根源」


阿求「私は青娥さんに、芳香さんをラジオに出してもいいですか? って許可貰い行っただけじゃないですか」


芳香「我々には不当な労働だ! 実家に帰らせて貰います!」


阿求「逃げようとすらなら縛りつける」


芳香「社畜制度反対!」


阿求「社畜じゃなぇわ。はい。じゃあそろそろお葉書の方にいきましょうか」


霊夢「はい。じゃあ最初のお葉書いきましょう」


阿求「R.N:甘味処アリスさんよりいただきました。ありがとうございます。



 どうも久しぶりです。甘味処です。気づいたら性職者様の質問が終わってしまっていた……。いや、まあ、別にいいんですけど。

 ここはラジオなのかカウセリングなのか、段々わからなくなってきましたね。



 ねぇ。皆精神病患い過ぎだよ~。もっと気楽に生きよう!」


芳香「社畜にそんな精神状態は無理だ」


霊夢「やめて差し上げろ」


阿求「大丈夫。その先に天国が待ってますから」


霊夢「それ死んでる」


芳香「我々は死んでる」


霊夢「そうだね」


阿求「では続きを……


 さて。

 御三方に差し入れ……はもういいか。

 飽きたでしょう? 飽きましたよね? 私は飽きました。


 さて。今回のゲストは宮古芳香さんということで、一部では茨木華仙との繋がりが考察されています。

 そこで質問は、実際のところどうなのか、あるいはみずさんのところではどうなのか、教えてください。


 では、またいつかお会いしましょう。



 はい。どうなんですか芳香さん」


芳香「だれだそいつは?」


阿求「おっと、予想外の返答。えっと……右腕の包帯巻いてるピンク髪の仙人さんですね」


芳香「……青娥の2Pカラーか!」


阿求「間違っちゃいないけど間違ってる! 関わりがないんですか?」


芳香「ああいや。別に忘れてる訳ではなんだぞ? ただなんというか、覚えていたくないだけなんだぞ。顔を合わせてしまうと……自分でもどうなるかわからん」


阿求「ああ……ここではそういう時空みたいですよ甘味処さん!」


霊夢「何? なんなの?」


阿求「都良香で調べて見ましょう。この意味がわかります」


芳香「だから我々は、あやつとは顔を合わせんようにしているのだぞ。死ぬのは本当に駄目だからな」


阿求「ですね。はい。それでは続いてのお便りです。R.N.雨垂れさんからいただきました。ありがとうございます。



 こんばんは。雨垂れです。


 新年一発目、勝たせていただきました。毎回こうはいかないと思いますが、私も精進いたします。

 因みに卒業行事が合唱なんですが、伴奏やれることになりました。


 さて、芳香ちゃんでしたね。神霊廟キタコレ…‼


まず差し入れです。

阿求さん : 湯呑み(紅白梅柄)

霊夢さん : 一◯堂のお茶

芳香ちゃん : お札1000枚セット


 では質問。

 芳香ちゃんは邪仙さんとは最近どうですか?

 仲良くやってますか? 戦ってますか?

 キョンシーに噛まれるとキョンシーになるってよく言いますけど、あれ本当ですか?



 そうですよね。キョンシーって噛まれるとキョンシーになるんですか?」


芳香「試してみるか?」


阿求「霊夢さんがお手頃」


霊夢「私を売るんじゃないよ!」


阿求「いやだって、私人間ですから」


霊夢「私も一応人間ですが?」


阿求「でもほら、霊夢さんですし、主人公補正で、もしキョンシーになったとしても治りそうですし」


霊夢「治らなかったらどうするんだよ」


芳香「ぶっちゃけキョンシーにはならんぞ」


阿求「えっ? そうなんですか?」


芳香「我々はむやみやたらに同胞を増やす気はない。青娥にもそういうふうにされている。実際のキョンシーは……まあ増えるんじゃないか? ゾンビだし」


阿求「ですよね。ゾンビですし。よかった」


霊夢「私の台詞だわ」


阿求「まあまあ、過ぎたことですから。はい、じゃあ続き読んでいきますね。



 さて雑学に移りましょう。メインのお二人には大体のこと訊き尽くしたような気がするので悪しからず。


 今回は歴史ですよ! 阿求さんの得意分野ですね。



 ええもう任せて下さい。ズバッとお答えしましょう。



 カステラというお菓子ありますよね。

 おいしいですね。あれポルトガル語なんですよ。

 もちろん知ってますよね。

 本題はここから。


 そのカステラ、ポルトガルの北方にあったスペインのカスティリア王国に由来しているって知ってました?


 長崎にカステラを持ってきたポルトガル人に、日本人が「これなんていうお菓子?」と訊いたところ、「カスティリアボーロ(カスティリアのお菓子)だ」と説明したのだとか。それを日本人が聴いて「カステラ」という名前が広まったそうです。


 因みにカスティリア王国は、中世ヨーロッパにおいてレコンキスタの中心になった国です。


 雑学はこんなところでいかがでしょう。



 そうですね。その通りです。ただ補足として一点だけ。名前の由来なんですが、一般的にはスペイン語で城を意味するカスティーリョ言葉が由来してるとされています。それのカスティリア王国のポルトガル発音が、カステーラと言うそうです。これがまあ、私の知り得る一般的な考えなので、正直どっちが本当なのかはわからんですね。

 ちなみに。南蛮菓子として伝えられたカステラですが。これ実はですね。すでに日本独自の製法によって全く違うお菓子になってるらしいので、カステラというお菓子の原型は長崎が発生です。ただ、このお菓子を作るに当たって、元とのなったものが外国のカステーラです。なので、広い意味でとらえれば、カステラは外国発生お菓子と言っても、可笑しくはないです」


霊夢「そうだったんだ」


芳香「カステラ美味いぞ」


阿求「日本のカステラは和菓子ですからね。日本人の口にそりゃあ合うでしょう。では続きを読んでいきます。



 さて、またまた私事で申し訳ないのですが、何故か向こうから尋ね事とかで連絡くれるようになりました。といっても1/13以降は来てないんですが。

 どう思われます?

 フラレる前より連絡が増えたとはこれいかに。


 そんなこんなで、雨垂れでした」



芳香「付き合ってはいないのか?」


阿求「まあ、友達ですね。でもこれは確実に、頼れる友達のところまで来てます。これあれですよね。人の気も知らないで……みたいな感じになってますよね。少女マンガ的に言う。ヒーローをからヒロインを取り合う友達ポジションですよね」


霊夢「それって負けフラグ」


阿求「大丈夫ですよ。現実は寝取りの方が多いですから。ただここから先は、あまり目だった進展はないかもですね。それでも一月連絡来てないんじゃ、後は直接大学内? で合った時に積極的に行くだけでは。というかその人、恋人さんと上手くいってるんですかね?」


霊夢「さあ? 上手くいってるから連絡してないんじゃない?」


芳香「辛いな。辛い現実だぞ。ただ少年。辛いから辛いと思ってはいけないぞ。何事もポジティブさが大事だ。不格好はことを恥と思ってはいけない。人間何かを始める時は、皆不格好なんだから」


阿求「何かいいこと言ってる」


芳香「良い事を言ってお茶を濁す作戦だぞ」


霊夢「台無しだよ」


阿求「はい。でも、これ以上だと、私たちの方でアドバイスできることが少なくなってきましたね。もう少し恋愛経験が豊富だったら、手を差し伸べてあげられるんですが」


芳香「謙虚過ぎてもいかんぞ。たまには積極的にかかずらってみるといいぞ。思わぬことが見るかもしれん」


阿求「また良い事を言って」


芳香「そしてお茶を濁すのだ。早く先にいけ」


阿求「はい。じゃあ続いてのお便りです。R.N:インテグラさんからいただきました。ありがとうございます。



 霊夢さん、阿求さん、ゲストの芳香さん。

 こんばんは、インテグラです。


 前回の地霊殿のcmいいですね、お燐さんが髪結って女将として出迎えるんでしょうか。


 それと阿求さん、そんなに人気と投票が欲しいなら文に頼んでヌード写真集でも撮ってもらったらどうですか?(私は買いませんけど)



 絶対嫌です。肌を晒すなんて暴挙ですよ暴挙」


霊夢「それが上に立つものの宿命だぞ?」


阿求「さすが、幾度となく脱がされてる人は言うことが違う」


芳香「裸見せるとか気が狂っとる」


阿求「さすがに昔の人だけのことはありますよね。私たちも一応、昔の人と言われてもいいはずなんですけどね……」


霊夢「そこはまあ。中の人みたいなものがあるのと一緒だよね創作キャラの宿命だよね」


阿求「それも宿命なのか……いたしかたない。では続きを読みましょうか。



 さあ、今頃は秋姉妹がセクハラまがいのラブレターを破いてると思いますが差し入れです。


 差し入れの内容

霊夢さん、阿求さん

チョコレート羊羹をそれぞれ一本ずつ

芳香さん

未開封のドリアン、虹色の簪(青娥さん宛て)


 では、質問です。

 失礼な質問かもしれませんが、今までに何回お燐さんに猫車でさらわれましたか?

 さらわれるときって、抵抗はしてるんですよね?


 ちなみにお燐さんと、青娥さんの弾幕争いの間ってどうしてます?



 普段はあれですか? 自由にされてるんですか?」


芳香「意外と自由だぞ。あの猫娘にはもう片手では数えられない程、ご厄介になってるぞ。その都度、古明地や青娥には迷惑をかけるな」


阿求「お燐さんは、こんな腐った人間持ってってどうするんでしょうかね?」


霊夢「まあ、あいつ死体集めが好きだから」


芳香「我々は死体ではあるがキョンシーだ。死体と一括りにされるのは辛亥ぞ」


阿求「やっぱり死体と思われるのは嫌なんですか?」


芳香「嫌ではない。だって死体だから。だけどキョンシーだ」


霊夢「哲学的だな~」


阿求「どこがですか? じゃあ青娥さんとお燐さんが弾幕勝負してる時って……でも私ただ見てるだけだな」


霊夢「基本はそうよね。だって何もできないし」


阿求「私はほら、弾幕を持ってない普通の人間ですが。芳香さんは弾幕持ってますもんね」


芳香「静観してるぞ。横槍を入れる時はもっとものことがない時に限りだ」


霊夢「私の時は最初からいたような……」


芳香「あれはノーカン」


霊夢「こいつ」


阿求「じゃあ、終わるまで待ってるんですね」


芳香「そうだぞ。ただ最近はそんなことがなくなった」


阿求「あら、またどうして?」


芳香「運ばれ過ぎて最早、恒例行事みたいになったからな」


阿求「なるほど。それはまた、慣れというやつですね」


芳香「だな」


阿求「はい。さてじゃあ、雑学の方も来てるので、読んでいきましょうか。



 では、ここで雑学の時間行きましょう。(今回、対決はしません)

 最近クイズ番組をよく観るので漢字にハマっているのですが、元が英語名詞の漢字も意外とありふれているんですね。


 今頃バレンタインは終わっていますが、ホワイトデーはまたやってくるのでチョコレートに関する雑学です。


 チョコレートって、漢字で書くと「査古律」って書くんですね。

 確か、耽美派詩人である北原白秋の作品「思ひ出」の一節にもこの表記はあるんです。


 ちなみに、これを書いてる時にカステラにまつわる雑学が他にあったので、私も対抗します。

 カステラはポルトガル語ですが、漢字では「卵糖」って書くんです。

 この表記も、あの夏目漱石の作品「虞美人草」の一節に登場するんです。


 どちらも1907年、1911年の作品ですがこの頃から、外国語名詞の漢字表記があったんですね。

 日本の漢字って侮れないですよね、阿求さん?


P.S.

 以前、夕食中に両親とクイズ番組を観てた時ですが、感銘を受けるという意味の「琴線に触れる」ってありますよね?

 この「琴線」を私は「きんせん」と正しく読んだのに、両親は口をそろえて「ことせん」と間違ったまま訂正しようとしてました。

 あれは湯桶読みはしないで、どちらも音読みで「きんせん」と読むのですが、まさか阿求さんも「ことせん」と読んでないでしょうな?



 いや私作家なんですけど……。普通にきんせんで読みますから。校正処理も自分でやってますから。それと漢字の方。実はあまり調べたことがないので、主観的になってしまうんですが、昔だと特にそうだったような気がするんですが、カタカナ表記って結構嫌煙されてたところがあったと思うんですよ。なのでそこを表現するにあたって、当て字で表記したものが、現代でも残っているんじゃないでしょうか? 昔はほら、なんでも漢字にしないと気が済まないような時代でしたから」


霊夢「なるほどね。中二病と一緒か」


阿求「偉大なる作家人を貶すのはやめて頂きたい!」


芳香「中二病?」


霊夢「なんでもかんでも漢字にしないと気が済まない人たち」


芳香「明治時代の作家みたいだな」


阿求「だから止めろ! 敵を作るな! もう次いきますからね! R.N.しゅうきさんからいただきました。ありがとうございます。



 やあ! ギリギリのプロしゅうきです!

 バレンタインデー! 地獄でしかない。

 友達からチョコもらったけど……。

 あと、前回送るの忘れましたー。お詫びで白蓮さんとこに、土鍋セット送りまーす!


 さて、前置き長いですが、気にしてはいけません。

 あと、べつの端末で送ってるんですよー。


 てなわけで、質問でーす!

 芳香さん、あなたの特技を教えてください!

 霊夢さん! 阿求さん! 今会いたくない人を教えてください!


 まあ、差し入れはみんなにもやっとボールの形のチョコを100000個を送ります!


 じゃあ、また次回あいましょー!



 今合いたくない人? います?」


霊夢「え~。嫌いな人?」


阿求「私はですね~。溜め息を吐く人は今っていうか、いつも会いたくないですね」


芳香「青娥は毎日、お肌が……って溜め息ついてるから、会いたくないんだな」


阿求「そうですね。充分若いと思うんですけどあの人」


霊夢「私は~……お賽銭入れずに帰る人かな」


阿求「ちっちゃ」


霊夢「うるさい」


阿求「因みに芳香さんはいますか? 今会いたくない人」


芳香「我々に労働を強いようとする人間には会いたくないぞ」


阿求「まだ根に持ってるんですか? 収録も終盤ですよ?」


芳香「今は大丈夫だ」


阿求「ならいいです。では、芳香特技ですけど」


芳香「これでも死体だからな。胴体真っ二つマジックができる」


阿求「それ物理的に真っ二つになってますからね!」


芳香「あとは黒ひげ危機一髪的な、あの剣がいっぱい刺さる奴もできるぞ」


阿求「だから物理的に刺さってるから! それもうマジックじゃないから、単なる力技だから」


芳香「幽体離脱というな、胴体離脱みたいな」


阿求「笑えないブラックジョークだ」


芳香「それくらいしかないぞ」


阿求「もう聞きません。では最後のお便り読んでいきましょう。R.N.斎藤真依さんからいただきました。ありがとうございます。



 こんばんはー。

 斎藤真依ちゃんでーす!


 最近隔月でお便り送ってる気がしてます。

 気づいたら締切過ぎてたりするので早めに送らないといけないですね。


 今回は芳香さんですね。

 キョンシーと言えば中華版のゾンビみたいな存在ですけど、火って苦手なんですかね?


 差し入れです。

 2月はバレンタインの季節ですね。なのでチョコ送ります。

 勿論義理です。静葉さんのは当然本命です。

 ちょっと頑張ってみました。手作りって奴です。

 皆さんは誰かにチョコ送りましたか?

 それとも貰いましたか?


 レミリアさんへ。

 この前はありがとうございました。

 だいぶ楽になりました。

 未だに確認行為はするけど、回数は減ったかなぁ。


 3月のお便りも忘れずに送りたい。

 テンションは、次は上げる、かなぁ。

 それでは、斎藤真依ちゃんでした!



 はい。チョコですね。私はちゃんと、日ごろのお礼を兼ねて関係者各位にお送りしました。いつも通り」


霊夢「私はほぼほぼ身内かな。レミリアとか早苗とか、そこら辺にはちゃんと送ったけど」


芳香「そもそもそんなイベントは存在しないな」


阿求「送る相手がいないってことですか?」


芳香「青娥はなんか作ってたぞ。でも我々は意味がないからな。作らん」


阿求「そんなもんですかね?」


芳香「そんなもんだ」


阿求「じゃあ、ゾンビって火が弱いイメージありますけど、芳香さんも火が苦手だったり?」


芳香「火はな、肉が固くなるから駄目だ。物理的に動けなくなる」


阿求「でもキョンシーって死後硬直で固まってるから、ほぼ関係ないんじゃ」


芳香「関係あるぞ。足の指が固まるのは跳べなくなるからな」


霊夢「ピョンピョン跳ねてるのって、足の指の力だったのか」


芳香「足首もほとんど回せないからな。指で跳ぶ。きついぞ」


阿求「でしょうね。はい……さて、そろそろお時間が迫って来ていますね。芳香さん」


芳香「なんぞ?」


阿求「今日は労働に来ていただきありがとうございました」


芳香「二度は無いぞ」


阿求「はい。じゃあ次回のゲストを紹介しましょう。なんと、初登場になります。今泉影狼さんです」


霊夢「ついにあのドスケベ狼が来るのね」


阿求「満を持して登場ですね。お便りの締め切りは3/23(金)までとなりますので、遅れないようにお願いします。内容はなんでもかまいませんので、適当に送って下さい。さてじゃあ。本日はここまで。お相手は、稗田阿求と」


霊夢「博麗霊夢と」


芳香「宮古芳香でした」


三人「バイバ~イ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ