第二十八回 ゲスト:八雲紫
~ル~ルル♪ルルルル~ルル♪~
紫「は~い♡ 紫の部屋へようこそ~♡ 今日のゲストはこの方達、稗田阿求と博麗霊夢さんで~す」
阿求「よろしくお願いします~」
霊夢「しま~す」
紫「最近またね、色々と書き始めてるって聞いてますけど、もしかしなくても新しい本でも出すんですか?」
阿求「まあ一応はと言ったところですかね」
紫「私、阿求さんの小説大好きなんですよ。こないだの『影水面に沈む』も凄く感動しちゃって。あれ凄いんですよ。同性愛に悩む少女の気持ちが本当に細かく書かれてて、彼女の言葉が心に刺さってきましたもん」
霊夢「あ~、私もあの小説好きです。『私の好きが本物だとしても、あなたの好きは私のものとは違うんだよね』っていうところが、あ~って思っちゃって」
阿求「やめて下さいよ恥ずかしい」
紫「因みに次の作品はどういったものになるんですか?」
阿求「以前から書いていた、『くるおしいほどに』の続きになりそうです」
紫「あら! あれの続きが見られるのね! でもあれ、文実がどうしても好きになれないのよね~。なんていうか、みみっちいって言うか。あれじゃあ智由利ちゃんが可哀そうよ」
阿求「そう思って頂くように作ってますから。あっ、一ついいですか?」
紫「何かしら」
阿求「この茶番なんだ?」
紫「……面白いかと思って♡」
~BGM的な何か~
阿求「はい皆さんこんばんは。メインパーソナリティの稗田阿求です」
霊夢「同じくパーソナリティの博麗霊夢です」
阿求「凄まじい茶番でしたね」
霊夢「一瞬このチャンネルに回した人が、あれ? 違う番組かな? って思っちゃうわね」
阿求「大丈夫ですよ~。これは阿求の駄弁りですからね~。
チャンネルはそのままでお願いしますね」
霊夢「取り敢えず。もうわかってると思うけど、ゲストの紹介です」
紫「はいどうも。八雲紫です。今日はよろしくね、二人とも」
阿求「はいよろしくお願いします。にしても、マジで番組乗っ取るのかと思いましたよ」
霊夢「ブース入った時に、紫が一人ですでにスタンバってたのは結構面白かったけど」
紫「こんな企みがあったのよ。たまには新しいことをやらないと。リスナーに逃げられちゃうからね」
阿求「だからと言って、ぶっつけ本番は卑怯だと思いますよ?」
紫「あなたたちなら問題ないと思ったから、何も言わなかったのよ。実際なんとかなったし、結果オーライでしょ?」
阿求「この野郎。もしかしてそれだけのために私の作品読んだんですか?」
紫「遊ぶためにはそれなりの準備が必要なのよ。でも面白かったのは本当よ? サイン頂戴?」
阿求「後であげますよ」
紫「にしても、霊夢は阿求の作品読んでるのね」
霊夢「私は愛読者よ? 阿求の作品は全部読んでる」
阿求「改めて聞かされると恥ずかしいのでやめてください」
紫「照れてる阿求は可愛いわね~」
阿求「にやにやすんな」
霊夢「阿求の新作。本当に『くるおしいほどに』なの?」
阿求「ええまあ。修学旅行で京都に行くところからですね」
霊夢「あれ続きでるのすっごく待ってたの。早く書いて」
阿求「〆切まだ先なんで半年待ってください」
霊夢「半年か……夏ごろね。了解」
紫「本当にファンなのね」
阿求「因みにの話しをしますと。この『くるおしいほどに』という作品タイトルは、実際にみずさんが作っている話しからいただきました。書けねぇ…って嘆いていたんで、代わりに書いて上げてる感じです」
紫「どこに向かって喋っているの?」
阿求「境界の向こうですよ。ではそろそろお便りのコーナーいきましょうか」
霊夢「そうね」
阿求「では最初のお便りです。R.N ア、リトルハッピーさんからいただきました。
物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろちくわ大明神物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ…ハッ!? 私はいったい何を!?」
紫「ちくわが起こす物理的現象をどうにかしてるんじゃない?」
阿求「ドーモ、空母を狙って軽巡を出す程度の能力を持つア、リトルハッピーでございます。
それは辛すぎる。
最近寒すぎて外に出る気力が失せまくってます…。スキマってどうすりゃ使えるんすかね紫さん。
まずは差し入れです。
もう寒いので寄せ鍋セットを送ります。皆さんで召し上がって下さい。
さて質問ですが今回は2つです。
1つは皆さんの関係についてですね。霊夢さんは紫さんと異変解決に行っていますし阿求さんは縁起関連で何かあるかなと思いまして…。
あ、個人的にはキマシタワー建ててもらってもまったく構いませんよ?(チラッ)
もう1つは紫さんの(この文はスキマ送りにされました)
です。私の予想では(この文はry)歳だと思っています。
紫さん?」
紫「女性に歳を聞くのは犯罪だぞ♡ おいそこのお前ら、目を逸らしてんじゃねぇぞ?」
阿求「取り敢えず寒すぎてやる気もなにもおきない…。穣子さんと炬燵に入ってゴロゴロしたい猫触りたいミカン食べたい勉強したくない物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ物理消えろ…ハッ!?
もう自分でも何言ってんのか分かんないのでここで失礼します」
霊夢「紫との関係性ね~。まあ私は異変云々かんぬンよりも、育ての親ではあるのよね」
阿求「霊夢さんのお母さんは早くに亡くなりましたからね。それからはずっそ紫さんが?」
紫「ええ。霊夢ったら全然手が掛からなくて良い子だったんだけど、なにぶん冷めきっててつまらないこだったわ」
阿求「私は小さい時はあまり会ってないのでわかららないんですが……」
紫「そうだったっけ? 本当に子供なの? って疑いたくなるくらい、感情の起伏が無い子でね。そういえば阿求も感情表現が乏しかったわね」
阿求「思い出さなくてもいいことをこの人は」
紫「霊夢も阿求、今となってはこんなに大きくなってまあ」
阿求「紫さんもそれだけ歳を重ねたということですね。ご愁傷様です」
紫「まだお肌だってぴちぴちよ」
阿求「どうせ肌が衰える境界を弄って時間止めてるだけでしょ?」
紫「能力も自分の実力です。別にずるじゃないわ」
阿求「まあ私はそんなことしなくてもぴちぴちですけどね~」
紫「そう思っているられるのも時間の問題よ。あと十年経ってみなさい、衰えを感じるから」
阿求「それまで生きてられたらな。それよりも霊夢さんとの関係性です。最近はどうなんですか?」
霊夢「ルーミアと一緒に住み始めてからは、あんまり来なくなったわね」
紫「だってルーミアがあんまりいい顔しないから……霊夢に変なことするなって目で見るんだもん」
阿求「妥当な判断だと思いますよ?」
紫「私だって霊夢に構って欲しい!」
霊夢「別にいつでも来ていいわよ。ただし変なことはするな」
紫「は~い」
霊夢「阿求とはどうなの?」
阿求「私は全くですね。たまに異変が起きた時に現れるくらいですね」
紫「阿求にはちゃんと記録とってもらわないとね。釘差しにいってるだけ」
阿求「それ以外は、本当に何もないです。関わりたいとも思いませんし」
紫「結構辛辣ね……」
阿求「日ごろの行いを恨みなさい。では次いきましょうか。R.N.びーんず(代理)さんからいただきました。
どうも、私です。なぜ代理なのかというと長くなるので簡潔に……
1、スマホの接触が悪くて剣をひく。(出てきたのは父上絶対倒すマン)
2、おみくじ凶(一番高いところにむすんだらしい)
3、お賽銭にいれるはずの5円が消失
不運の連続でやる気をなくしてるみたいです。
うちには父上がいるのでその方は絶対に出てきません。出て来たところで父上のレベル90なんで育てる必要性もないですね。
さて、ゲストは紫さんですね。私は紫さん好きです!
BBAとか言ったやつは表に出ろ、私が滅してやる。
差し入れです。
ほうじ茶の葉、お年玉()
(一応私は)新年一発目の差し入れなので全員分用意しました。
あと、最近体張ってる阿求さんには牛乳とのど飴、酸素ボンベを贈っておきますね。喉は大事ですから注意してくださいね。
紫さんに質問です!
結界の管理って正直、めんどくさくないですか?疲れませんか?
私からは以上です。
健康に気を付けて過ごしてください~。
差し入れありがとうございます。骨身に沁みますね」
紫「結界の管理は割りと楽よ。まあ霊夢さえ生きてればなんにも起こらないし。面倒ごとが起こる時は、大抵霊夢がどうにかしてくれるから、私は結界の維持だけに専念すればいいしね」
阿求「その結界の維持が面倒なのでは? あれって乖離結界の亜種ですよね?」
紫「変なところを勉強してるのね阿求は。確かにあれは乖離結界の亜種だけど、もう存在の定義は別物だから、一つの境界として確率してるわ。まあその境界に触れようとして異変が起こっちゃうんだけど」
霊夢「そういう仕組みになってたのね」
紫「この世界線ではね」
阿求「じゃあ英雄王の乖離剣でその境界をパーンすることは」
紫「できなくはないけど。そんなことをすれば、冥府も人界も天界も同時に滅んじゃうわね。私の境界は世界に紐づけての範囲になってるから、境界を壊すと言うことは、世界を滅ぼすことに同義よ。簡易番人理焼却みたいなやつ?」
阿求「それだいぶ危ないのでは?」
紫「勿論。まあだけど、世界には抑止力の輪みたいなのがあるから、完全に滅ぼすことはできないんだけどね。千年近くは氷河期になる程度じゃない?」
阿求「それでも十二分に世界滅ぼせますよ」
紫「そうならないため、阿求にも頑張ってもらわないとね」
阿求「そこで私に振るあたり、紫さんって本当にちゃっかりしてますよね。わかってますよそれくらい。ちゃんと見ててあげますから」
紫「よろしい!」
霊夢「私の知り得ないところで変な条約結ばないでくれない? そもそも死ぬつもり毛頭ないから」
阿求「わかってますから。取り敢えずこの話はやめましょう。この作品の裏側を喋ることになってしまうので。次いきます! R.N.空椿さんからいただきました。
どうも、空椿です。2月の更新なので、丁度バレンタインデーの時期ですね。チョコレート業界の陰謀とか色々言われていますが、単純にチョコが好きな私は満喫させて頂きました。
そうです、バレンタインです。世間ではチョコを渡したり受け取ったりで一喜一憂したりしてますね。
空椿は安いチョコを会った知り合いに手当たり次第に押し付けて回りました。ちなみにホワイトデーにも予定しております。数百円なのでお財布のダメージも少ないですし。
……お前は男なのか女なのか? まあまあ、そんな些細な事は気にしないで下さい。私はただ、このチョコを是非を問わずに渡しているだけなのですから。
と言うわけで霊夢さんと阿求さんと紫さん、みずさんにもチョコを押し付けてさせて頂きます。食うのじゃ。
さて、紫さんは私の自作小説でも結構アレコレお世話になっているので中々のお気に入りです。と言うわけで今回のは質問は紫さんだけです。
結構個人的な話ですが、みずたつさんの描く紫さんの『境界を操る程度の能力』はどの程度の影響力があるのか? 紫さんからお聞かせ願えればと思います。
あと暫く『ボクっ子』を演じて下さい」
紫「えっ? 私が?」
霊夢「やった」
阿求「それについても書かれていますよ。
ん? 霊夢さんじゃないって?
私はね、お気に入りの方には積極的に無茶ぶりをして行きたいと思っているんですよ。しかし複数人に別々の無茶ぶりを出すのはみずさんの負担があると思い、ならばと普段やっている霊夢さんは今回お休みと言う事にさせて頂きました。
と言うわけで宜しくお願い致しますね。紫さんお覚悟。
なお、阿求さんに中々無茶ぶりしないのは、メイン進行役が欠けるとグダグダになる事が分かったからです。今後は進行役が別に居るなら遠慮な~く振らせて頂きますね。
は~い。絶対進行役を降りることはないですけどね!
と言うわけで紫さん! 私からのバレンタインのプレゼント(と書いて無茶ぶりと読む)、受け取って下さい!
尚、拒否は某赤い河童さんによって禁止されました。霊夢さんはまた来月からお願いします。
では、これにてノシ」
紫「しかたないな~。ボクでいいならそうさせてもらうよ。因みにボクっ子はみずさんにとって得意分野さ。なんてったってそういう回りくどいこと言っとけば、ボクっ子になり得るとどこかに作家が言っていたようないってないような気がするからね」
霊夢「そういう口調ホント好きよね。それよりそれで答えるの?」
紫「勿論。だってボクなんだから話さない訳にはいかないでしょ? ちなみに結構わかりづらいけど、途中で挫けるな?」
阿求「は~い」
紫「ではなるべく簡潔に述べよう。この世界線のボクの能力は、世界規模だ」
霊夢「まあそれはなんとなく、さっきの話しでわかってはいた」
紫「まあそうだろうね。わざわざボクが境界の力で乖離結界組んだって言ったもんね。もしそれを忘れてたら、君の思考能力は中年男性にも劣ることになる。
そんな感じで世界規模なんだが、これには明確な条件が存在するんだよ。というのも、境界という能力は境の力だ。明確に分け隔てられた二つの間に存在するのが境界、ボクはそれをちょっと捻じったり壊したり繋げたりしているに過ぎない。
だけどその力そのものが既に異形のものであることは、恐らく阿求にはわかっているだろうね」
阿求「まあ、境というのは全てにおいて存在しうるものです。それは時間に置いても、空間においても、身体においても」
紫「まあその解釈はちょっと誤解を生むんだけどね。ボクは境界があると認識することで、それに境を作っているんだよ。例えるなら、今この場と隣のブースの間には、壁が存在するね。それはちゃんと境として存在するけど、人の心に境など存在しないだろ? あるとすれば感情だけだ。
ただ感情に境を無理矢理つけようとするなら、恐いと思う境を付けてあげるくらいだね」
阿求「つまりは、いままで恐いと思っていたものが、境という基準を狂わされることで、恐くなくなったりすると」
紫「阿求は相変わらず聡明だね。羨ましい限りだよ」
阿求「あなたに言われても褒められてる気がしないですよ」
紫「さてまあ、そういうことなんだよ。恐いと言う基準、恐いと思う境目が崩されると、想像以上に怖かったり怖くなかったりするんだ。ただこれは一例に過ぎない。では次のステップに進むとしようじゃないか。次はボクがいつもやっている空間移動についてだ」
霊夢「あれも境界を使った能力なのよね?」
紫「その通り。あれは極めて簡単だ。空間と空間にある壁という境を、ちょっと捻じって繋げてあげればあら不思議。その境の奥は別の空間という訳さ」
霊夢「あの目みたいなのって、境だったのね」
紫「そう。私が空間を移動するのはそういう風にしている。もう少し先に進むか。時間的にはどうなのかという話だ」
阿求「紫さんは人を成長させたり、過去に送ったりできるんですよね?」
紫「人を成長させるのは体の逆輸入だ。それに厳密には過去に送っているのではなく、過去と現在の間における、歴史という名前の軸を境とし、意識を過去と繋げただけにすぎないのだけどね。人を成長させるのも同じような原理だ。そうするとまあ面倒なことに、タイムパラドックスとか色々おこるんだけど、それはまた別の機会にしようか。今話したほうがいい?」
阿求「それくっそ長くなる奴ですよね?」
紫「当たり前じゃないか。時間という概念は説明をするだけで日が暮れるほど話せる内容なんだから。軽率に数学者とかに論理的な話をするなよ? 理解できなくなるからね」
霊夢「私はすでに理解できない領域まできていますが」
紫「霊夢はあれだ……直観がものを言うタイプの人間だから、理解なんてしなくても大丈夫だよ」
霊夢「わかった」
紫「さて、長くなってしまったけどまとめと行こう。結局ボクの能力がなんなのかだけど。境と認識するものを操る能力。と言えるだろう。凡そ万能の能力と言っても過言ではないね」
阿求「さて、結構頑張って説明しましたけど……空椿さん、これでわかりますかね? これ以上詳しく説明するのは正直難しいです」
紫「困ったら直接メッセをくれたまえ。なんとか頑張って砕いた簡単な説明ができるように努めるよ」
阿求「そんな感じで、長くなりましたが紫さんの能力解説はこれにて終了です。では次のお便りいきましょう。R.N.しゅうきさんからいただきました。
イェーイ!
やって来ました幻想郷。
今回のゲストの紫さんに、友好の印としてしゅうき作どこにでも行ける、転移陣をあげます。
詳しくは僕の話を読めばすぐわかるさ(自己紹介)
てな訳で前回阿求さんが言ったのを採用して社会見学に来ました!
マジで来てます。実は隣のブースで生放送を聞いて貰っています」
紫「割りとラジオ番組のスタジオって狭いぞ~」
阿求「そういうの言わないの。じゃあ続きです。
差し入れですよ!
皆様にしゅうき作のどこにでも行ける転移陣を2つプレゼントです!
早速ですが、直接見ると皆さんとても美しいですね♪
あらわかりきったことを。
質問です!
紫さんは、スキマでやって一番しょうもないことは何ですか?
次に、阿求さん、受験に挑むときのコツを教えてください。
次に、霊夢さん、一つ分身の術をやってください!
みずたつさんに質問です!
もし、転移陣(しゅうき作)があったらなにをしますか?
さて、このあとは社会見学として阿求さんの家の探索をして帰ります。
止めようとしても無駄です。何故なら念のために作ってきた、能力防ぎの札10000枚と全てのダメージ無効の服を着ているからなww
それでは、秘密を探しにいってきます!
なんか、いいのがあったら帰ります。
ではっ!
穣子さん。その変態捕まえといてください」
穣子〈了解した〉
霊夢「でも能力効かないのよね」
阿求「穣子さんって、普通に戦っても強いんですよね~」
紫「何もいうな霊夢。死にはしない」
阿求「はいてなわけで、上から順に質問に答えて言ってもらいましょう。まず紫さん」
紫「あれ、壁に挟まって動けないなるあれ。ほら良くAVとかで見るようなそんな矮小のやつなんだけど、それを再現したww とかやってたらなんか虚しくなったことがある」
霊夢「バカでしょ」
紫「深夜テンションって怖いよね」
阿求「次私。とにかく信じなさい。自分は今までちゃんと勉強をしたんだという事実を作りなさい。そんで何でもいいから空欄は造らない。わからない所は考えるよりも先にわかるところを解く。あとは体を少しでもいいから動かしなさい。体をほぐすことで、緊張はとれるから。ちなみにこういうの面接でも使えるから」
霊夢「でも面接って基本待たされるんじゃ」
阿求「私がいつもやってる解消法は、とにかく腹式呼吸をして横隔膜を動かすんです。すると自ずと声もでるようになるし、落ち着くこともできて一石二鳥。あとは最初に大きな声であいさつをすると、思ったより緊張とれますよ」
紫「思ってた以上にガチアドバイスだね」
阿求「なんか、本気で困ってたら嫌だったので。それに私も…てかみずさんですけど、そういうの苦い経験がありますから。少しでも力になれたらと」
霊夢「優しい限りね。私はあれね、影分身の術! とかでいいのかしら」
紫「手伝う?」
霊夢「できるの?」
紫「魂と肉体が分離する程度のことなら造作もないよ? ただ霊夢の体を一から造るとなると、それは無理だね。生命の創生が、神に匹敵する大業だ。ボクに出来る訳がない」
霊夢「じゃあ分身はできません!」
阿求「はい。しってます。それはそうとみずさん」
みず〈はいはい〉
阿求「みずさんにもお手紙が来てますよ
作者より(みずたつさんへ)
コラボしてみませんか?
気がのったら連絡お願いします。
できれば、2ヶ月以内(早く)に返事をお願いします。
まあ、しなくてもなにも無いと思うので心配はしないでください。
ですって」
みず〈うんいいよ。と二つ返事できないのがなんとも言えませんね〉
阿求「今、結構詰まってますよね」
みず〈うん。小説家になろうで二本各週で連載してて、カクヨムっていう別サイトで一本各週、もう一本は各月で連載してて。さらにはピクシブさんでも艦これの作品を書いてて……さらには応募ようの作品も書いててと、何やってるんだろうね俺〉
阿求「単なる馬鹿だと思いますけど」
みず〈せやな。でもせっかくユーザーさんからのお誘いなので、やろうとは思います。来月くらいに改めてメッセ飛ばしますね。それまでに話書けるくらいには、しゅうきさんの読んでおきます〉
阿求「てな訳で、お待ちいただきますよう。よろしくお願いしますね。では最後のお便りに行きましょう。R.N.斎藤真依さんからいただきました。さっそく酸素ボンベの差し入れが役にたつぞ!
イェーーーーイ!!!
斎藤真依ちゃんデーース(キラッ
テンションアゲアゲでぇ、盛り上がって行っきましょーーー!!!
バレンタインは皆さんどうでした?
真依ちゃんは妹から手作りの生チョコ貰いました!
え、身内以外?
モラッテネェヨソンナノ!!!
周りはリア充共がイチャイチャしやがって!!!
爆発すればいいんですよ!!!
という訳で、箱を3つ送りました。
そう言えば、ゲストは紫さんでしたね!!!
チョコネタで忘れかけてました!!!
質問!!!
ズバリ!!!年れi(ピチューン」
紫「ボクに歳を尋ねる時は、神隠しに会う覚悟をしてからくるんだね」
阿求「【酸素吸引中】」
霊夢「阿求?」
阿求「【サムズアップ】」
霊夢「ちょっと話せそうにないから一瞬代わりますね。まあバレンタインってことだったけど。今年はどうだったの?」
紫「ボクは藍と橙にしか貰ってないんだよね~。霊夢からは貰ってないんだよね~。なんでだろうね~?」
霊夢「別に渡さなかったわけじゃないわよ。バレンタインはいろんな人から貰うから、私はホワイトデーに返すことにしてるの」
阿求「前はくれたんですけど、何か今年からそうするみたいで」
紫「阿求も貰ってないのかい?」
阿求「はい。お渡しはしたので、お返しが楽しみです」
霊夢「阿求は誰に渡したのよ?」
阿求「えっと……霊夢さん文さん、はたてさんと小鈴には個人的にお渡ししました。後は番組からということでチョコの詰め合わせを各方面に」
紫「そういえば届いていたね。ありがとうございます」
阿求「いえいえ」
霊夢「あんたマメよね」
阿求「霊夢さんは幾つ貰ったんですか?」
霊夢「阿求、魔理沙、咲夜、文、さとり、レミリア、お燐、ルーミア、チルノ、大妖精、早苗、妖夢、アリス……それくらいかも」
紫「モテモテだね」
阿求「まあ霊夢さんですから」
霊夢「だからお返しにするって言ったのよ」
阿求「じゃあ三倍返しを所望します」
霊夢「阿求にはチ○ルチョコでいいわね」
阿求「私の手作りだったのに!?」
霊夢「冗談よ。ちゃんと手作りにするから。ただし、味の保証はしないからね?」
阿求「は~い」
霊夢「さてそれじゃあ、これ開けましょうか」
阿求「あ~…やっぱりですか」
紫「まあ避けられないよね」
阿求「高確率で変なの引くんだよな~」
霊夢「はい私これ」
紫「ボクはこれだね」
阿求「はいこれです」
霊夢「じゃあせ~…の!」
紫「ふばっ!【ドロドロのホワイトチョコが飛び出します】」
阿求「……やった!!」
紫「なんだいこれ。チョコ? ってこれ絵図ら的にやばくないかい?」
阿求「モザイク案件ですよ。もし無修正だったら吐くレベルです」
紫「違います~。R-18かどうかです~」
霊夢「ちなみに斎藤さんからは、チョコだからセーフ! とのことです。良かったわね」
紫「よかないよ。まあチョコがかかっている部分を境として空間送りにすれば問題ないけど」
阿求「モザイク取れましたね」
紫「そうだね」
阿求「はいそんあこんなで、終わりの時間がやって参りましたが。どうでしたか?」
紫「もう戻していいのよね? はあ、ちょっと疲れちゃったわ」
阿求「歳ですかね?」
紫「やかましい。でも楽しかったわ。またよろしくね」
阿求「はいよろしくお願いします。次回のゲストは、入学前シーズンということで、上白沢慧音先生にお越しいただきます」
霊夢「霊夢「お便りにはR.N:(ラジオネーム)をお書きの上。感想に書くに投稿してください。知られたくないかたはメッセージでもどうぞ」
阿求「次回の放送は未定で~す。みずさんの活動報告で連絡いたしますので、お待ちください。では本日はここまでといたしましょう! お相手は稗田阿求と」
霊夢「博麗霊夢と」
紫「八雲紫でした」
三人「バイバ~イ」
八雲紫
年齢:不詳だぞ☆
種族:妖怪
性格など:ひょうきんなようでそうでもなく、知的に見えてそうでもなかったりと、なんともキャラが掴みにくい人。基本的には気の優しいお姉さん(ここ大事だぞ!)であるが、時折滲み出るおb――(この文字は焼却された)みたいな振る舞いが、なんとも年齢s――(詐欺じゃねーぞ☆)みたいな感じになってしまっている。なので周りからは大抵B――(いい加減スキマに贈るぞ☆)という愛称で呼ばれている。
ちなみに年齢に対する質問はタブー中のタブー。それを言ったが最後、二度と祖国の土は踏めないだろう。
ただそんな柔らかい物腰からは想像も出来ないくらい、紫という人物はおっかない人である。常に選択し、最善の一手を考え、そして被害を出すこともなく、ただ相手が死んでいくように仕向ける。そういうことができるほど、紫の知能指数は高い。幻想郷の中で、紫の考えに追い付けるのは心を読めるさとりか、運命を見ることができるレミリアくらいしかいない。ギリギリここの阿求はついていけたりはする。
馬鹿と天才は紙一重という言葉を体現しているような人である。
家族関係:式神である藍と橙と一緒に暮らしている。最近は寝てばっかりなので、藍からは仕事をしないのならおやつはないです。と脅されているらしい。




