『プレスマンが欲しかった王様の猿』
けものたちの寄り合いで、踊りを踊った猿が、皆に気に入られて、王様に選ばれました。それをねたんだキツネが、わなにプレスマンがしかけてあるのを見てから、猿に、あっちにプレスマンがありますよ、と教えました。猿は、ずっと欲しかったプレスマンが手に入ると思って、あっさりわなにかかりました。
猿は、キツネにだまされたことを怒りましたが、キツネは、こんなことでだまされるようなやからに、王様が務まると思いますか、と冷たく言いました。
教訓:じゃ、キツネなら務まるのかというと、それは何とも。