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引籠り国家の地球再生計画  作者: 小太り禿野郎
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500年鎖国していたら、世界が中世に巻き戻っていたので再生する事にしました

2020年、オリンピック・イヤーを迎えた人類社会は、全く予期していなかった微細な遺伝子情報体「ウィルス」によって、その全てを失った。


2021年、人類が全科学力を動員して急ピッチで開発したワクチン・治療薬を嘲笑うように無効化変異したウィルスによって、全人類の3割の命と富の生産が失われた。


2022年、残されたエネルギー資源と食料を巡って、複数の国家間で武力対立が深刻化し、限定的な戦争と、更なる感染爆発が加速し、全人類の半数の生命と、幾つかの国家が2023年末までに失われた。


2024年、世界各地の武力紛争は、国連加盟国の6割を巻き込む世界戦争状態に発展、各国の社会システム、特に救命医療体制は崩壊し、その後の約10年で全人類の9割の命と、世界経済は永遠に失われた。


しかし、極めて幸運にも、「鎖国」することによって、この悲劇を免れた国が一つだけ存在した。


それが、二世紀半という長期の鎖国から開国し、僅か一世紀半で近代文明国家水準に到達していた、「生来の引き籠り国家」、日本である。

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