俺は友達が少ない【笑】
二話
「あ〜、暇だ」
そんな言葉が教室の中で響いた
「何が暇なんですか?翔〈かける〉くん?今は授業中なんですよ?」
「はぁ〜それじゃあ聞きます俺は高校、大学で習うことを全て終えています、下手をすればまだ誰も解いたことのない問題なども解いています、そんな人が普通の高校の授業を受けて何か学べますか?」
「と、とにかくテストを返します呼ばれた人からテストを取りにきてください」
「はぁ〜」
そんなことを言っていると名前を呼ばれた
「翔くん!すごいわね今回も100点よ!」
それを平然のように受け取り席に戻り窓の方を見た、はぁ〜なんでこんなにこの世の中は簡単なんだろう、もっと刺激が欲しいそして何より友達が欲しい!俺の事をわかってくれる友達が、、、
この男、名を天野翔〈あまのかける〉というこの男はなんでもできる正確には一度見たことをなんでも完璧にできてしまう、そして永遠に忘れない、そしてなおかつすごく顔がいい、いわゆるイケメンだ、そんなやつを見て他の男子はどう思うだろうか、、、もちろん嫉妬するに決まってるゆえに、かけるには友達がいない、、
そして昼休みかけるにとっては最悪の時間だ
なぜなら
「か〜け〜る〜!!!」
そう言ってものすごいスピードでこちらに走ってくる女子がいたそんな状況で避けられるわけもないそう普通ならである、かけるはそれを当然かのように左足を引き避けた、、、
さてそうすればどうなるだろうか、結果はこうだその女子はそのままのスピードで俺の後ろにある棚に激突した
「痛った〜!なにすんのよ!ここは受け止めるところでしょ!!」
「そんなことするわけないだろう!だいたいこれで何回目だ!その飛びつきはやめろ‼︎」
「だって〜休み時間にならないとかけるに会えないじゃない!その分かけるに甘えたいの!」
「はぁ〜そんなことで許すと思ってるのか?
」
「え〜いいじゃん!」
こんな感じで昼休みになるとこいつがやってくるちなみに名前は野沢由利〈のざわゆり〉
とても可愛く髪はツインテールで胸は大きい、、、学校で二人の女神のうちの一人と言われているちなみにこんなことを言っているともう一人厄介な奴がやってくる
「あら、ゆりさん?あなたのクラスは隣だったと思うのだけどなにをしてるのかしら?」
そう言ってきたのは二人の女神のうちのもう一人久城美波〈くじょうみなみ〉言うまでもなく美人である髪はロングで胸はいい感じにあり、みんなの目を釘付けにしている
「あなたには関係ないでしょ?私はかけるに甘えてるの!」
「あら私もかけるに甘えたいの、」
そう言って俺にみなみが抱きついてきた
「おい、いい加減にしろよ、、、って聞いてないか」
「あっ!ずるい私も〜!」
そう言ってゆりも抱きついてきて現在両手に学校の女神がいるこんな状況を他の男子が見ているとしたらどんな感じだと思うだろうか、もちろん嫉妬の嵐である
「ちっ、死ねばいいのに」
「リア充爆発しろ」
「なんであいつなんだクソ、」
そんな感じの声が聞こえてくるちなみにさっきの声の三人組は俺の事をとことん嫌っている三人組だ上から名前を西川竜司〈にしかわりゅうじ〉 中山浩二〈なかやまこうじ〉
武田悠馬〈たけだゆうま〉ちなみにゆうまは
俺がいなければ学校で一番のイケメンであるだが俺がいることによりあまり目立っていない、
「ちょっとみなみ離れなさいよ!」
「あなたが離れるなら私も離れるわ、」
つまりなにが言いたいのかと言うと
「はぁ〜」
俺は友達が少ない