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詩集②

終わらない問いかけ。

作者: 桜ノ夜月

私は本当に『必要』な人間なのだろうか?


今日も沸き上がる疑問。

これが解決されることはない。



私は本当に『生きている』のだろうか?


機械的な生活じゃ

息苦しくて。



『わたし』は、だぁれ?


おしえて、だれか。


だれか…



たすけて。



繰り返す自問自答。


とどまることを知らずに沸き上がり続ける疑問。


嗚呼、もうどれくらい泣いただろうか?


見つけて欲しくて、叫んで。


泣いて、喚いて、そしてその行為に疲れて、眠った。


消えたいよ。



不意に溢した本音。


この世界から消えることは、


誰も許してくれないんだ。


終わらない問いかけ。


世界から消えかけた。


透けてしまったように、半透明なわたしが狂ったように私に問いかける。


きみはわたし?


わたしはだぁれ?


大丈夫、そのうち



何も感じなくなるよ。



苦しい?痛い?辛い?悲しい?


それはまだ君の心が生きている証なんだ。


大丈夫、消えてしまったらさ。




もう何も感じなくなるからさ。




やっと見つけたわたしの理解者。


でも、それも『ニセモノ』だったよ。


もう駄目だ。もう嫌だ。


もう何も信じられないよ。


もう嫌だよ。



辛い。


苦しい。


泣きたい。


誰かわたしを



抱きしめて。



これはあなたへの問いかけ。


あなたは、わたしを



抱きしめてくれたり、するのでしょうか?




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― 新着の感想 ―
[一言] 夜月を『必要』としない世界なんか、 俺がぶっ壊してやる! 抱きしめてくれるかだって? そんなもの、いくらでも抱きしめてやるさ! 夜月が安心できるならそれでいい。 この気持ちは紛れもなく『…
[一言] 初心な俺には抱き締めるのは無理かもです。雰囲気に流されればあるいは…! 必要かどうかなんて、現実にデコピンで頭を吹っ飛ばせる人がいるかどうか真面目に議論するぐらい意味のないことですよ。必要…
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