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皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
第十章 マーマレード元皇太子の反撃

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魔王の闇の一閃の前に、赤い死神と暴風王女は屈しました


ジャンヌは追い詰められていた。このままではさすがのジャンヌも終わりだ。ここで死ぬことは

無駄死にだ。ボフミエ最終兵器とジャルカらに言われている沽券にも関わった。負けるわけにはいかない。


そもそも最終兵器は私達ではなくて、クリスだ。


クリスさえこちらに取り戻せばなんとかなる。


それは陰険皇太子がなんとかしてくれるだろう。


たとえ、エドを戻せなくてもクリスがなんとかしてくれる。


と信じてジャンヌはやってみることにした。


魔人と化したエドの爆裂魔術を転移で避ける。


そして、エドの真正面に出る。


思わす、魔人は瞠目した。まさかこの期に及んで反撃されるとは主つてもいなかったのだ。


その動揺のすきをみて、右手に魔力の全てを注ぐ。


子供の頃、悪いことをしたエドを思いっきり殴ったことがある。


その時エドの顔が腫れて大変だった。王妃からは1ヶ月間の謹慎処分と礼儀作法の特訓という地獄を見せられたが………・


「歯を食いしばれ、エド!」

ジャンヌは叫んでいた。


エドは思わず障壁を張って避けようとするが、ジャンヌの拳がその障壁を一瞬で破壊して、そのままエドの顔に直撃した。


巨大なエドの体が浮き上がり、壁に激突する。


宮殿中が揺れた。


そして、黒煙の消え去った跡には、人に戻ったエドが倒れていた。


「ほっ」

ジャンヌはホット溜息をついた。


「やったなジャンヌ」

その横には傷だらけになって転移してきたアレクがいた。


何とか逃げ出してきたが、アレクも傷だらけだった。


二人は満身創痍だった。



「おのれ、人のことをかまっていられるとは余裕だな。赤い死神」

魔王が転移して現れた。

「最も貴様もここで終わりか」


「ふんっ、遊びはここまでだ」

アレクはニヤリと笑った。


「何が遊びだ。もうフラフラだろうが」

魔王は笑う。


「ふんっ、とっておきのものは最後まで取っておくものさ」

アレクは笑うと、剣を抜いた。

ジャンヌもアレクの横で抜く。


「行くぞ魔王」

二人は叫ぶと駆け出した。

左右から魔王に向かう。


魔王はアレクに向けて爆裂魔術を発する。

しかし、アレクはは転移で避ける。

そして、魔王の斜め前上方に飛び出ると剣に最後の全ての魔力を込めて切り込んだ。

その逆側からはジャンヌが。


渾身の力を込めた両側からの魔導攻撃で凄まじい爆発が起こり、魔王はふっとばされた。


宮殿の外壁に激突する。


しかし、爆炎の中からゆっくりと立ち上がる人影がある。


そこには髪を振り乱した魔王の憑依した王妃の顔があった。


「おのれ、よくも」

魔王は両手を上げた。その手に魔力を込める。


確かに魔王はダメージは受けたが、魔王は魔王なのだ。これくらいでは倒されない。


対峙する二人はもう魔力もほとんど残っていなかった。


と言うか立っているだけで精一杯だった。



「喰らえ闇の一撃」

魔王から真っ黒な怨念が二人に襲いかかる。


二人はもう避ける気力もなかった。


黒い渦の中に飲み込まれて二人は倒れた。


最終兵器も負けてしまってどうなるクリス。

そのクリスの前に陰険王子が現れます。

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ここまで読んで頂いてありがとうございます。
この話の

シリーズ一覧

はこちら

『シャラザール帝国』

https://ncode.syosetu.com/s1987g/
クリスとシャラザールのお話です。

この話が電子書籍化されました

3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』

3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【10/25シーモア先行配信はこちら、3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/3/


■【11/19発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B0DK55BWGS/


■【11/19発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/e9901759f61337b88109b29ff7a5ffb0/

第2巻『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』

表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■第2巻【9/25シーモア先行配信はこちら、3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/2/


■第2巻【10/19発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DGQ7J6VH/


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第1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』

表紙画像
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

■第1巻【8/26シーモア先行配信していたものは、3千字のSS商人の娘の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/


■第1巻【9/20発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD3SHSJV/


■第1巻【9/20発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/86f757d2dd7d3674900eac6783288ad5/

ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

私のお話

【書籍化】

しました!
アルファポリスのレジーナブックスにて

『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


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手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

私の

新作小説

はこちら!

『ヒロインに躱されて落ちていく途中で悪役令嬢に転生したのを思い出しました。時遅く断罪・追放されて、冒険者になろうとしたら護衛騎士に馬鹿にされました。護衛騎士と悪役令嬢の恋愛物語』

https://ncode.syosetu.com/n0185hu/

公爵令嬢キャサリンは憎き聖女を王宮の大階段から突き落とそうとして、躱されて、死のダイブをしてしまった。そして、その瞬間前世の記憶を取り戻するのだ。そして、黒服の神様にこの異世界小説の世界の中に悪役令嬢として転移させられたことを思い出したのだ。でも、こんな時に思いしてもどうするのよ! しかし、キャサリンは何とか、チートスキルを見つけ出して命だけはなんとか助かるのだ。しかし、それから断罪が始まってはかない抵抗をするも隣国に追放させられてしまう。
「でも、良いわ。私はこのチートスキルで隣国で冒険者として生きて行くのよ」そのキャサリンを白い目で見る護衛騎士との冒険者生活が今始まる。
冒険者がどんなものか全く知らない公爵令嬢とそれに仕方なしに付き合わされる最強戦士の恋愛物語になるはずです。ハッピーエンドはお約束。毎日更新目指して頑張ります。

私の

イチオシ

の小説はこちら

『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

https://ncode.syosetu.com/n2724hj/

平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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