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皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
第七章 魔王復活

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クロチア最終決戦1 クリスは魔王軍に渾身の一撃を見舞いました

ボフミエ連合軍1万はクリスを中心にカロエから北上していた。


中核はジャスティンを中心にした北方軍7千。

ドラフォードのベン・ドーブネルの東方第一師団第一大隊千名。

ジャンヌの魔導師団200名。

テレーゼからの魔導中隊100名。

アレクが率いる魔導中隊100名と近隣の連合軍計2千名を含んでいた。

中心には馬車に乗ったクリスを中心に、アルバート、ウィル、ナタリー、メイが控えていた。


その馬車にジャンヌが転移してきた。

「クリスすまん」

「どうされたのですか。お姉さま」

いきなり転移してくるのはジャンヌのいつもの事だ。

慌ててクリスが確認する。


「カーンを本気にさせてしまった」

慌ててジャンヌが説明する。


「本気にさせるとは」

「兵士の過半をカーンに攻撃させて少なくしたんだが、カーンが

何か今までと違ってすさまじい魔力を纏い出して、魔人をいっぱい作って攻めてくるんだ」


ジャンヌの言葉に慌てて、幹部連中を集めて確認する。

「元々相手は魔王。それくらいの力があるのは当然のことですな」

テレーゼの魔導中隊を率いているサイラスが言った。


「魔人の数は20。残りの兵士たちも魔人に近い力を有しているかもしれん」

「5千人の魔人クラスですか」

「いや、2千程だ」

2千と言っても多い。

こちらの兵は1万人ほど。

それでなくても魔人が20もいれば対処は難しい。


「魔人に対処できるのはクリス嬢、俺、ジャンヌ。ジャスティン、サイラス卿か」

アレクが数えた。

「魔人が15余るが」

「それにクリスは魔王と対峙してもらった方が良いだろう」

「魔人が16余るぞ。」

「戦力も16等分して魔人に対処。他の対処は魔人を倒してからで良いのでは」


アレクらは他の戦力を16等分した。


「私が敵の中心部にまず、衝撃波を叩き込みます。アレク様達は出来るだけ多くの魔人を倒してください。

他の16部隊は出来る限り魔人の動きの牽制を」

クリスが言う。

彼らではおそらく魔人は倒せまい。

彼らが牽制している間に手の空いた4人が次々に魔人らを葬り去るのが無難な選択だ。


「なんか、行き当たりばったりのようにも思えるが」

アレクが言うが、


「なあに、魔王さえ倒せば何とかなる。クリス頼むぞ」

ジャンヌが言う。


「まあ、出来る限りの事はします」

クリスが不安そうに言った。


「まあ、戦神シャラザールの加護のあるクリス嬢が魔王なぞに負ける訳は無い」

アレクが言い切った。


「前方に砂塵が上がっています」

伝令が飛び込んできた。


「ようし来たぞ」

「戦闘配置」

クリスの前を空けて、全軍展開した。




カーンは敵の真ん中にクリスがいるのを見つけた。

「いたか。小娘。これを受けて見ろ」

カーンは指を1本突き出した。


そこからすさまじい爆裂魔法が飛び出す。


クリスは障壁を張ってそれを止める。


「これでも喰らいなさい」

そして、クリスは手を大きく振り下ろした。


カーンの発した物よりも100倍以上のすさまじい衝撃波がカーンらを襲う。


すさまじい爆発が起こった。


「よし、全軍突撃」

その結果を見る前にアレクが全軍に指示した。

最終決戦が始まった。

人物紹介

ベン・ドーブネル40東方第一師団第一大隊長べラサの退却戦で有名。

究極の無鉄砲。基本は先陣を切って敵に飛び込むこと。彼の前に退却の2文字は無い。

戦場では国王の言う事も聞かない。頭は脳筋と言われているが彼が先鋒に立って突き進むことを止められる者もほとんどいない。

第一師団長のミュラーからも睨まれているが、戦績が物を言って誰もあまり注意できない。

父はドーブネル将軍。

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ここまで読んで頂いてありがとうございます。
この話の

シリーズ一覧

はこちら

『シャラザール帝国』

https://ncode.syosetu.com/s1987g/
クリスとシャラザールのお話です。

この話が電子書籍化されました

3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』

3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【10/25シーモア先行配信はこちら、3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/3/


■【11/19発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B0DK55BWGS/


■【11/19発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/e9901759f61337b88109b29ff7a5ffb0/

第2巻『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』

表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■第2巻【9/25シーモア先行配信はこちら、3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/2/


■第2巻【10/19発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DGQ7J6VH/


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第1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』

表紙画像
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

■第1巻【8/26シーモア先行配信していたものは、3千字のSS商人の娘の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/


■第1巻【9/20発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD3SHSJV/


■第1巻【9/20発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/86f757d2dd7d3674900eac6783288ad5/

ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

私のお話

【書籍化】

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アルファポリスのレジーナブックスにて

『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


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手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

私の

新作小説

はこちら!

『ヒロインに躱されて落ちていく途中で悪役令嬢に転生したのを思い出しました。時遅く断罪・追放されて、冒険者になろうとしたら護衛騎士に馬鹿にされました。護衛騎士と悪役令嬢の恋愛物語』

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公爵令嬢キャサリンは憎き聖女を王宮の大階段から突き落とそうとして、躱されて、死のダイブをしてしまった。そして、その瞬間前世の記憶を取り戻するのだ。そして、黒服の神様にこの異世界小説の世界の中に悪役令嬢として転移させられたことを思い出したのだ。でも、こんな時に思いしてもどうするのよ! しかし、キャサリンは何とか、チートスキルを見つけ出して命だけはなんとか助かるのだ。しかし、それから断罪が始まってはかない抵抗をするも隣国に追放させられてしまう。
「でも、良いわ。私はこのチートスキルで隣国で冒険者として生きて行くのよ」そのキャサリンを白い目で見る護衛騎士との冒険者生活が今始まる。
冒険者がどんなものか全く知らない公爵令嬢とそれに仕方なしに付き合わされる最強戦士の恋愛物語になるはずです。ハッピーエンドはお約束。毎日更新目指して頑張ります。

私の

イチオシ

の小説はこちら

『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

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平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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