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皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
第六章 クリス ボフミエ皇帝?になる

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クリス、大国皇太子にカエル令嬢と呼ばれてしまいました

すいません。今回は短いです。

その後が大変だった。

アメリア以外にも貴族女子の5名が気絶、やる前からもリタイヤ3名とやはり貴族には難しい面もあった。

リタイアした計8名は学園長を含めて後日補講が開かれることになった。


「ヒルに吸われたくらいで気絶するなんて、本当に軟弱だな」

城に帰って来たジャンヌは呆れて言った。


「いやいや、花よ蝶よと育てられた姫君の反応としては普通だろ」

オーウェンがかばって言う。

「それは平気なのはおかしいという事が言いたいのか」

ジャンヌがジト目で言う。

「まあ、ジャンヌは異常だよな。カエルも普通に手づかみするし」

オーウェンが笑って言う。

「クリス、オーウェンがお前も異常だって言っているぞ」

「えっ、いや、そんなことは」

ジャンヌの言葉に慌ててオーウェンが言い訳しようとするが、


「良いんです。どうせ貴族令嬢らしくないですし、王族に嫁入りするつもりはありませんから」

拗ねてクリスが言う。


「いや、クリス嬢。あなたを非難するつもりは無くて」

オーウェンは焦りに焦った。ジャンヌらと遊んでいたせいでクリスも普通にカエルとか触れるのだった。

子供の頃は普通に遊んでいたが、それが普通の貴族令嬢と同じかと言われると違ったのだ。

完全にジャンヌに嵌められた。


馬鹿めと珍しく黙って地雷を踏まないように静かにしていたアレクはオーウェンを憐れんだ目で見下す。

それでも助け船を出した。

「あのう、そうは言ってもクリス嬢は既にボフミエの王族なんだけど…」

「筆頭魔導師は平民で王族ではありませんよ」

アレクの言葉にすかさずクリスが反論するる。


「そもそもクリス嬢は名門ミハイル侯爵家の令嬢ですし、テレーゼの王族ともつながっているし、マーマレードの王族はジャンヌなんだから、カエル触れる王族はいると思うよ」

「でも、エカテリーナ様は触れないでしょう」

「確実に気絶する」

アレクは即答した。

「ガーネット様も見るのが精一杯でしたよ」

「確かに」

「ジャンヌお姉さまの母上も無理ですよね」

「昔持って帰ったら気絶された…」

クリスが挙げる人々は皆触れない。

「まあ、そうは言っても今日は8人以外はみんな田植え出来たんだし、そんなに気にしなくても良いんじゃない」

「そうそう、だからカエル令嬢なんて言われないよ」

オーウェンはフォローするつもりで言った。本人は。

「えっカエル令嬢?」

「酷い」

「オーウェンそれは無いだろう」

みんな一斉に非難する。

「いや、そうは呼ばれないって」

必死にオーウェンはあらがうが

「最低だな」

「信じられない」

「もう良いです」

完全に切れてしまったクリスだった。

いつも忙しい中読んで頂いてありがとうございます。

今章はここまで

次章は砂漠の短足騎兵師団国家モルロイがボフミアに侵攻してきます

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ここまで読んで頂いてありがとうございます。
この話の

シリーズ一覧

はこちら

『シャラザール帝国』

https://ncode.syosetu.com/s1987g/
クリスとシャラザールのお話です。

この話が電子書籍化されました

3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』

3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【10/25シーモア先行配信はこちら、3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/3/


■【11/19発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B0DK55BWGS/


■【11/19発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/e9901759f61337b88109b29ff7a5ffb0/

第2巻『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』

表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■第2巻【9/25シーモア先行配信はこちら、3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/2/


■第2巻【10/19発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DGQ7J6VH/


■第2巻【10/19発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/178537d615973d18a4cb8adc53c66c16/


第1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』

表紙画像
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

■第1巻【8/26シーモア先行配信していたものは、3千字のSS商人の娘の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/


■第1巻【9/20発売アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD3SHSJV/


■第1巻【9/20発売楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/86f757d2dd7d3674900eac6783288ad5/

ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

私のお話

【書籍化】

しました!
アルファポリスのレジーナブックスにて

『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


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■hontoへのリンク


手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

私の

新作小説

はこちら!

『ヒロインに躱されて落ちていく途中で悪役令嬢に転生したのを思い出しました。時遅く断罪・追放されて、冒険者になろうとしたら護衛騎士に馬鹿にされました。護衛騎士と悪役令嬢の恋愛物語』

https://ncode.syosetu.com/n0185hu/

公爵令嬢キャサリンは憎き聖女を王宮の大階段から突き落とそうとして、躱されて、死のダイブをしてしまった。そして、その瞬間前世の記憶を取り戻するのだ。そして、黒服の神様にこの異世界小説の世界の中に悪役令嬢として転移させられたことを思い出したのだ。でも、こんな時に思いしてもどうするのよ! しかし、キャサリンは何とか、チートスキルを見つけ出して命だけはなんとか助かるのだ。しかし、それから断罪が始まってはかない抵抗をするも隣国に追放させられてしまう。
「でも、良いわ。私はこのチートスキルで隣国で冒険者として生きて行くのよ」そのキャサリンを白い目で見る護衛騎士との冒険者生活が今始まる。
冒険者がどんなものか全く知らない公爵令嬢とそれに仕方なしに付き合わされる最強戦士の恋愛物語になるはずです。ハッピーエンドはお約束。毎日更新目指して頑張ります。

私の

イチオシ

の小説はこちら

『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

https://ncode.syosetu.com/n2724hj/

平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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