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影が薄い俺は能力を授かりさらに薄くなった  作者: 会長
第1章 組織への入団
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影が薄いが王都に召還される6

ユーロ山 山頂


レインはシューミーに対してお腹を殴ったが怯んだだけで効いてなかった。

なので、そのまま畳み掛ける。

レインはそのまま攻めるがシューミーは防御に徹している。

反撃をしてこないので少し離れて様子を見る。


「お、もう終わりか。次はこっちからいくぜ。」


シューミーが思い切り地面を踏むとその部分だけ沈む。

少しおいてその衝撃がレインの足元に向かって伝わってくる。

何か能力を使ったようだ。

レインもその衝撃と同じ力で衝撃を与え打ち消す。

それを見たシューミーは口角を上げ楽しそうにする。

そのままレインに向かってきた。

1分間の間二人はお互いに譲らず攻守交代を繰り返した。


レインは先ほどのシューミーが足元に仕掛けて来た能力は衝撃波として来たのを理解していた。

今のレインは60%解放している。

なので衝撃に合わせて打ち消す事ぐらいは余裕だ。


レインは拮抗しているこの状況を崩すために、能力を使うことにした。

頭に向けて蹴りを入れてきたので、片手でガードする。

空いた懐にあえて影少し転移して、防御をしようとしたタイミングで背後に転移して蹴り飛ばす。

その間にもう一人の俺を影で生み出し、二人で攻める。

が、影の方が魔力薄いせいかばれて衝撃波で吹き飛ばされる。

影を吹き飛ばしている間にまた蹴りをいれようとするが、


「形成化 盾」


小さい声で早く唱えて、蹴りを放ったところに盾が出来て防がれる。

彼女は形成化を使えるようだ。

蹴りの足には結構な魔力を使っていたので防がれたのはびっくりした。

その代わり、彼女も大分魔力を消費したようだ。


形成化と物質化について

文字通りそのままだが、形成化は魔力を使い何かを作り出す事をする。

形成化で何を作り出せるか個人個人よって違う。

一人一つだが、人によって二つの場合もある。


物質化、シューミーが出した盾は主に形成化だが強度などは物質化によるものだ。

物の強度や体を固くして防御に使ったりもできる。


結局二つを会わせて使う場合が多い。


シューミーの盾により守られたが盾の方はまだ壊れていないようだ。

盾の形は五角形だ。

その中から剣を取り出した。

盾の中に剣まで作れたようだ。



No会議


これはno持ちが変わった場合に顔合わせなどの理由で行われる。

今回はno持ちが増えたので行われた。

しかも、本人は欠席の状況で。


もちろんレインと関わりのあるno持ち達以外の者達もいない理由はわかっている。

今回のNo.11は基本的に非公式だからだ。


No.3 ホープ 別名業火の男

火炎の能力を持ちリーベルと同じぐらいの破壊力を持つ。

新しいNo.11に関してはライバルと勝手に思っているリーベルが認めているので最初から反対する気持ちはない。


No.6 パープル 別名毒鞭の女王

毒を操る能力でリーベルとは違い女の能力を使い色々な組織を壊滅に追いやって来た。

武力方も鞭を使い、繊細な攻撃をする。

新しいNo.11に関しては男なので賛成している。


No.7 ホース 別名騎士のスマイル

美しい美貌を持ち、表向きは国の騎士として勤めている。

すごくイケメンなのでいつも女侍らしている。

No.11は男だがイケメン系ではないと聞きどっちでもいいらしい。


No.8 テール 別名七色のカメレオン

変装を得意とする。

もちろん弱くはないが潜入の技術はnoの中でもトップクラスだ。

この中で数少ない常識人なので新しいno持ちには若すぎると反対している。


No.9 リップ 別名研究化

そこそこは強いが唯一No.の中で頭で選ばれた者。

今は遠征でまだ新しい物を見つけ研究中なので不在。


まぁ、結局たいして反対は起こらずレインの事を教えるだけで終わりすぐに解散となった。

集まった意味はないが普段はこんなにも揃うことはないのでレインの注目度が高いと言える。


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