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影が薄い俺は能力を授かりさらに薄くなった  作者: 会長
第1章 組織への入団
42/77

影が薄いが部隊を体験する3

10、20ポイントを突破したのでもう一話投稿したいと思います。

これからもよろしくお願いします。

深夜 コーキン


親善隊のポンチェの部下の中で最初に突入したのはハリーだった。ハリーは危機察知が得意で罠などを解除をするのも得意としている。

ハリーはすごい新人が舐めてやって来たと教えられていた。

まだこの組織に入って3ヶ月奴らが調子にのっているのでお灸を添えてやろうと考えていた。


そして、ハリーは一人一人の部屋の窓をこっそりと開けて確認していくと部屋の中には糸が張り巡らされていた。その糸には鈴がついていた。

ハリーは少し驚いたがすぐに新人達の失敗を悟った。

確かに窓を開けず扉を開けているとドアノブにもヒモがついていたので音がなり、きずけただろうが窓を俺達が開けた事によりその罠は意味がなくなった。


これぐらいの罠は全然大丈夫だ。第一に鈴がなってきずかれても新人が俺達に勝てるとは思えないがせっかく作っていた罠なので丁寧に鈴がついている糸の所を音が鳴らないように切り解除していった。

ここまで近寄っても気がつかない時点で失格だが。


そして、他の部下も違う部屋で罠を解除できたらしいのでベットに向かってナイフを刺した。

これぐらいでは死なないギリギリの所を狙った。


その時、新人達が気付きベットから落ちながらかわした。

が、一部屋五人は囲っているので逃げ出せない。

そして、今度こそ追い込んで捕まえようとした時全部屋一斉に新人達が消えた。


「「「ッ!!」」」


親善隊全員が驚くがすぐに落ち着き何かの能力を使って逃げ出したという結論にたどり着き、遠くまでまだ逃げていないと思い捜そうとした時、


「大変だ!アジトが燃やされている。すぐに帰って来てくれ。」


今日は他の国の組織も動かない約束をしていたので驚いき慌てた。何があったのかと。

今アジトにいるのは二人にしかいない。伝えに来たものも含めて今日は三人以外はこちらに回していたからだ。

ポンチェの指示の元すぐに撤退し、アジトに戻ることになった。

その頃には全員が新人の事を忘れていた。


時はメリー達がレインの部屋に訪れた時間まで遡る。

レインが二人告げた内容はこうだった。


「今日の夜親善隊のメンバーにここを攻撃されると思うから逃げといた方が良いよ。何なら逆に相手のアジトに攻撃に行く?」


メリー達は驚いていたがレインにとっては露骨だったと思っていた。昼間に紹介してもらった店の全員がこちらに敵意を見せていた。勿論簡単に分かるものではないがこちらの分かるギリギリを攻めて来ていた。

理由も大体察していた。新人は通例だとほとんどの場合新人隊を通ってから部隊に所属する。もちろんそのまま新人隊にとどまる人もいるが少ない。

多分ガンツさん当たりが面白がってこの状況を作っているのだろう。


そして、二人にアジトの場所をおしえた。

昼間に会った内の一人に影をつけておいたのだ。誰かに触られると消える影だが着けた状態が初めからだと消えないし外れない。

それで影を着けた人が予想通りこことは違うアジトにいたのを影を通して分かったのでアジトの場所が判明した。


そして、夜相手が集まる前に全員分の影を一つの命令だけして置いてアジトに向かった。糸はただの時間稼ぎだ。

もちろん無視して突っ込んでくる可能性も無くは無かったが馬鹿にしているやつの罠も解除出来ないとなるとそれはそれでプライドに触ると思い仕掛けて来たのだ。


そして、影はまた倒れる訳にはいかないので接続をせず命令にしたがってもらうことにした。

命令は簡単だ。ベットに刃物を向けてきたら逃げて、無理だったら消えて良いよと言う命令だった。


アジトについてばれる前にサージに魔法で火事にしてもらった。

中からは三人出て来て、一人はあわてて出ていき、もう一人は残っている人の側で護衛をしている感じだった。


俺達はサージの魔法を打った後俺の影に隠れてもらい俺も近くの建物の影に同化で溶け込み隠れた。

もちろん火事にならないようにすぐに消化をしたがアジトの3分の1ぐらいは燃え尽きた。


だが今先ほど護衛をされていた人がどう考えてもこちらに向かって来ているのを見て今レインはあせっていた。


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