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影が薄い俺は能力を授かりさらに薄くなった  作者: 会長
第1章 組織への入団
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影が薄いが試験を頑張る8

学園 試験時間残り20分 メリーチームボール1ネフィンチーム0レインチーム2 他のボール?


サージの魔法にマーク、ニーナをメリーチームが流された後ボールがなくなっていることに気がついたネフィンはエミリーを置いてサージと外に出た。

すると、そこには全員がすでにいて一人の男性が最後のボールを森に投げ込んで入るところだった。

そして、男性が


「ボールは森に飛んでいきました。俺のチームの一人が今から拾ろいにいきます。俺達が先に拾い終わるか、そちらがボールを回収するか勝負です。勿論俺はそれを邪魔しますけどね。」


男性は大きく息を吸って、


「さぁ、今から試験はセカンドステージの幕開けだ。」


と叫んだ。



この宣言を聞いたネフィンチームの行動は迅速だった。

まずネフィンがサージの魔法で先に流されていたニーナの元に行きボールが投げ込まれた方向を聞き出す。

ボールは右に3左にも3違う色の玉を交互に投げ込まれた。

なので右にネフィン、左に復活したマークが向かう。

そして、ニーナとサージはこの元となった男性もといレインの足止めをすることをすぐに決め行動に移した。


メリーチームはレインと手を組む時に渡されたボールを確認すると、全く別の色をしたボールで騙された事にきずく。

そして、サージの魔法が打たれる事を知らなかったのでもろに食らったダメージからまだ復活しきれてない。

が、とりあえず役割はきめる。ソートとフワンフラは右に、リュークは左に、メリーとテオドールはレインの足止めをする。

ネフィンチームに比べて少し遅れて動き出す。



レインの元にニーナとサージが来る。

レインはすでに同化をしようしている。

ニーナは、


「猫化」


本当の猫のように変身する。

レインの元に走り出す。猫に変わったニーナの走りは四足歩行で普段の約2倍になる。そこから手に音を纏いレインの横ばらを

殴った。だがすり抜ける。その後レインに腹を蹴られうしろに飛ばされるとき、


「ウォーターボール」


サージの魔法が飛んで来る。ニーナはクルッと周り地面に着く。

ウォーターボールがレインに当たる直前、


「風神斬り」


レインの手に持っていたナイフが目に見えない速度で降られ、その風圧でウォーターボールが弾け飛ぶ。


「神速」


サージの視界から一瞬レインが外れる。直後サージが横に吹き飛ばされて木に頭をぶつけて気絶する。

ニーナはその後ろから同じように背中を狙うがすり抜ける。

そして、また蹴ると思った時急にレインがうしろに飛ぶ。

すると、レインがいた場所に勢いよく剣が飛んでいく。

メリーの遠力による剣が助けてくれたようだ。


「ニーナ、休んどきなさい。こいつには素手での攻撃は当たらないから。そして、私は今こいつを一発殴らないと気がすまないから。」


メリーが手を組んで煙で襲う作戦は成功だったが最初に渡されたボールが偽物だった事に怒っているのだ。

どうやってボールの色を変えていたのかが分からないがあの時見たボールはメリーチームの色だったからすっかり信用してしまったのだ。


「あー、ごめん。メリー達の剣組とは俺の能力、相性が悪いから降参するわ。教官、レインチームのレインはリタイアします。」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。」


確かに今回の試験では一時間と長いので、捕まったり、戦闘不能になった時ようにリタイアは認められている。

しかし、レインがここでリタイアする理由は無い。メリーが混乱しているととごからかやって来たモモン教官が


「レインチームのレインのリタイアを試験時間44分、モモン教官のもと認めます。ここから先、この試験に関与することは一切出来ませんがいいですか?」

「はい。」


こうしてレインはリタイアという意外な形で試験を終える。

そして、モモン教官が上空に手を上げ魔法を放つ。

ウォーターボールだ。誰かがリタイアをしたという意味だ。

そして、もう一発ファイヤーボールを放つ。


その意味は試験終了の合図だ。


「試験時間45分。 ここで試験終了とする。優勝チームは…レインチーム。そして、……優勝はウーマンとする。」


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