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影が薄い俺は能力を授かりさらに薄くなった  作者: 会長
第1章 組織への入団
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影が薄いが試験を頑張る5

今日はユニークアクセス数が100増えたのでもう一話投稿します。

学園 試験 残り40分


モモン教官は天才だった。いや、天才であると思っていた。

10歳の時能力が分かり、いきなりこの組織に呼ばれた。

ただここでも才能と努力を怠らず同じ世代の中で一番になった。

その後この組織内の組織で色々と活躍をした。

が、この組織のトップの実動隊には入れなかった。

いや誘われた事もあったが入れ無いと思ってしまった。


初めて自分より上がいることをまじまじと見せつけられた。

この学園にいるガンツさん、ゴースさんはその実動隊のNo.2とNo.4だ。

そして、ガンツさんに直接お願いされてこの学園の教師を引き受ける事になった。

最初はわかなかった。何故ここに誘われたのか。

ただ5年経った今なら分かる。新人を見ることはすごくこの組織のためになり、かつ自分の勉強にもなると。


この5年間、ミドルを除く候補生達は私より才能は無かったが色々な事を模索して自分の役割を見つけて部隊へと入団していった。あぁ、天才は何人も要らないんだなと思った。


そんな中今年の候補生は天才の集まりだった。

いや天才かは分からないが才能の塊だった。

そして、一年同士の入学テスト。その後の先輩たちからのメンバー救出。どれも見事だった。


その一因は今回の試験を二人でやっているレインだろう。


モモン教官はこの試験で勝ってないと思うので場を乱して欲しいと指示した。この言い方はわざとである。

場を乱しながら勝っても良かったが無理だといった。

レインに挑発的な態度を取り、本気を見たかったのだ。


そして、それが今の結果である。

圧巻の一言である。


まず、試験が始まってから20分ですでに一つの敵からボールを奪ったこと。その後の行動を予測して立て直すタイミングで邪魔をして、他の敵からそこを襲わせたこと。


説明すると、一番驚くことは他人に成れる能力を私達にもばれずに試験まで隠していた事。

二つ目、それを使い一瞬にしてメリーチームのボールを全て奪った事。

三つ目、メリーチームの動向を予測してさらに邪魔をしたことでネフィンチームのサージにテオドールを倒させたこと。

この三つ目にはもう少し大きな意味がある。

サージが動く前にレインが攻撃をしにいったことにより、警戒をしてそれがテオドールを倒す事になることまで計算に入れていた事。さらに言えば、サージだけがレインの影が自律行動でボールを奪う可能性があることを知っていた事。

より詳しく言うならば、サージは相手の能力を言いふらすような性格でなく慎重に物事を考えることにたけている人物である事を考慮してサージだけに前回の試験から一手打っていたこと。


何よりもこれを全て一人でこなして、未だにエミリーを一回攻するだけで本気を出していないという事実。


モモン教官は本当の天才を見ている気分だった。



試験はテオドールが倒れ、その後フワンフラもやられた。

そして、試験時間22分という早い段階でメリーチームはネフィンチームによりメリー以外が全員捕まるという自体になった。


そして、メリーとレインは手を組むことになる。


まだまだ試験の行方は分からくなってゆく。


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