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お見合い②

作者: 水原 たか

 ゴールデンウィークも半ばになった今日この頃、どうお過ごしであろうか?


 私はこの特別週の前半に、大きなイベントがあった。

 以前、婚活サイトに登録したことは、ここで書いた。その進展話である。


 ところで、少し話は変わるが。

「そんなことはまったくの杞憂に過ぎないのだが、どうしても気になってしまう」。なんてことがたまにないだろうか?


 どうしてここはこんなに安い仕組みになっているのか。どうしてこのお店はこんなに可愛い子が多いのか。どうしてこの子はこんなに優しいのか、、、もしや、私に!?など。

 いやはや、またまた迂遠な説明になってしまった。つまり、何が言いたいかというと、お見合いのマッチングについてである。


 どうして機械はこの人と私を選んだのか。もちろん、何かしらの基準があってのことなのだろう。しかし、その基準がわからない。一般的にわかりやすい学歴や収入などで概ね選定しているのはわかる。わかるのだか、私はそれに当てはまる人物ではないのだ。

 学歴も大したことない、収入なんて底値。逆によくこれでお見合いサイトに登録したな、と言われるほどだと思う。

 けれど、それを記入しても何も言われなかったし、ただひとつ聞かれたのが、「結婚する気はおわりですね?」の一言だった。

 とどのつまり、結婚する気があれば、誰でも登録できるということなのだろう。ただ、入会金は数十万する。(私は紹介入会なので格安だったのだが)


 私に会ってもいいという方のプロフィールを拝見した。バリバリのキャリアウーマンであった。年収は、、、いや、そういうのは下世話だからしない。しないけど、私の10年分をほぼ1年で稼ぐというのは、どんな女性なのか興味を持ったのは確かだ。

 というより、そもそもなぜに私に会ってくれるのだろうか、そこにまったく理解がいかない。まさか、顔なわけではあるまい。顔写真はプロフィールに載っているから、お互い会う前にどんな顔をしているのかは知れる。しかし、私は自慢できるほどではないし、過去に一度だって、顔がカッコいいなんて言われたことは、、、いや、一度や二度はあるかもしれないが、顔で女性とお付き合いさせてもらったことなぞ一度たりともない。

 たいてい、面白そうだから、とかなんとかだ。(いや、それはそれでとてもありがたい話である)


 無論、お互いの性格なんてプロフィールからは、そんなにわかるはずもない。申し訳程度の長所欄と趣味欄みたいのはあったが、それだけで貴重な時間を無駄にするわけもない。


 謎が謎を呼ぶ。とはまさにこの事であろう。してそのお相手とこのゴールデンウィーク前半にお会いした。

 その時の事はまた後日に書く。色々と気になる事はお聞きした。が、それは杞憂だった。まぁ、そのことを今書いてもいいのだが、ネタは少し寝かした方が面白くなるというので、少し寝かせてみようと思う。面白くなるといっても事実をそのまま書くだけなのだが。


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― 新着の感想 ―
[一言] 読んでいて興味が湧きました。 続きをお待ちしております。
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