この世界はやはり異世界なのだろうか
そろそろキャラクターの性格がわかってきたのではないでしょうか?
家に帰ると玄関に両親がいた
「おぉ!母さん父さん!どうしたの?こんなに早くに帰ってきて!」
早くといってももう9時だ
「ああ濃霧か最近見ないうちに大きくなったな」
「父さん!えっ、なっなんで血だらけなんだよ!!」
両親2人はきずや血がどばどば出ていた。父さんも母さんも同じ服装だった。なんかの制服のように見えた。
「それは後で話す、それより母さんが」
母さんも血だらけだった。
「ちょっとまってまろ!能力!魔法、ヒール!」
母さん父さんのきずが癒えていく
「濃霧!便利な能力もってんな!」
「治ったか?」
「痛みは消えたよ!いやー助かったー、母さんは気絶してるだけだから寝かしてやろう」
いまいち状況が飲み込めないなか、父さんと一緒にイスに座った。
「で、なんで2人とも血だらけだったの?」
「実は父さんと母さんは魔王群を倒すために戦う戦士だったんだ、それで魔王群の幹部と戦ってきたところだ」
「へぇーそうなんだ」
「えぇ!!なんで驚かないの!?」
父さんは驚かないことにそうとう驚いたらしい。
「そうか濃霧は中二病だったのかだからか」
「そうじゃないよ!ただこの世界だとそれが珍しいことでも無さそうだしな」
「ああ!そうだ勝手に異世界に連れてきて悪かった」
やっぱり異世界かどうやってつれてきたのだろう。
「なぁこの世界にどうやってきたんだ?」
「いやぁ、実は父さんもともとこっちの世界の人でさ父さん能力ワープで経済が発展している日本に来てここの世界に技術などをおしえていたんだ、まぁー今なら言ってもいいだろうお前に睡眠薬を飲ませて能力ワープで来たんだ」
「え!そうだったんだ、なんで今までいってくれなかったの?」
「母さんがもしそれを言って友達にでも言うと騒ぎになるから言うのはダメだよ!とな、こっちの世界のことは向こうの人に知られちゃまずいんでな」
母さんそんなに頭回る人だっけ!?
「おっ!母さんがおきたみたいだな」
「は!どうなったの!?あのあと私は」
母さんがあんなに焦っている顔は初めて見た
「逃げてきたよ」
「そ、そうなのね、はぁ!濃霧!お帰り!久し振りねー!」
「お帰りはこっちの台詞かな」
たぶん俺に気をつかい、黙っていたのだろう。魔王群なんて恐ろしい場所に連れてきたんだ。俺が怖い思いをさせないように。
「はぁ、まあ、ここに何日かいればきずかれるのはわかってはいたけど、濃霧、本当にごめんね」
申し訳なさそうに母さんが言った。
「いいよ!いいよ!むしろ異世界なんてファンタジーな世界に楽しんでるよ」
嘘ではない、けして、嘘では…
「そう、良かったぁ」
「で、濃霧、お前の能力!教えてくれよ!」
「あっ、そうだね、俺の能力はコピー能力!人の能力にふれるとコピーできそれに、能力の名前と1度に触れたものならいつでもどこでも使える能力!ただ相手よりパワーダウンしてしまうのが欠点だな」
堂々と俺の能力を自慢した。こっちの世界を楽しんでるように。
「欠点は、あるが強い能力だな!」
父さんや母さんも能力あるよな
「父さんと母さんは、どんな能力なんだ?」
「ああ、父さんの能力はさっき言ったとおり空間、時空移動だ」
なんか強いというよに凄い能力ってかんじだ、ていうかクロエがワープ使っていたな、あいつやっぱり最強じゃね?
「空間、時空移動ってワープみたいなのもか?」
「少し違うな、空間、時空移動は時や場所を移動できる、どんな世界にも行けるらしいがどんな世界に行くかはわからないて言うのが欠点だな、1度言ったことのあるとこならだいたい行けるが行ったことのない場所は、ホールの形がわからんからな」
使いにく!クロエはどこまで魔法が幅広いのかはわからんがやつの能力はやっぱり凄い
「母さんの能力は、自然を操る能力」
「おぉー!!」
「動物や植物などを操ることができる。天候を操ることや自然災害もおこすことができるわ」
「なにそれ凄い!!」
「見て!濃霧!植物を動物みたいに動かすこともできるよ!可愛いでしょ!」
可愛いのか!?父さんのはクロエに劣る気がしたが母さんのはクロエに劣らないほど凄まじい能力だ。
「ちょっとその能力コピーさせてくれないか?」
これで俺もパワーアップ!
「ああ、いいよ!でも1度触れているんじゃないか?空間、時空移動」
「あっそうだなでも、名前が知らなかったからな、今は使えると思う、能力!空間、時空移動ワープ!」
小さなホールが出てきた
「これ俺入れないよな」
「そうかパワーダウンか、でもそこにコピーした能力で攻撃して相手の近くに発動ってのは使えるぞ!」
「おお!そうだな!」
ポジティブに考えないと身が持たない
「じゃあ母さんのコピーしょうかな!」
「これでいいかな?」
小さい雲を作り雨を降らせた、俺は雨に触れた。
「よし!俺も!」
俺は雲をつくった
「おお!母さんと同じ大きさ作れたよ!」
「母さんの能力はこの街全体に雨を降らすことが出来るほどの能力だからな、パワーダウンしてもある程度なら大きく出来るんじゃないか?」
母さん偉大です。パワーダウンは、魔法でパワーアップしよう、あとずっと疑問だったことをこれでやっときける!
「この高校て、普通の高校じゃないよね?」
「ああ、能力使いを増やし魔王群討伐のための学校だ!」
「なんでそんなところに入学させたの!?」
だったら!なんでこの学校にしたんだよ、こんなに痛いことなんてしたくないよ!!
「ああ、悪い、俺の息子ともあって強制だとよ」
「それ!人権破ってない!?」
「こっちにはそんなもんないからな!はっはっはっ、あっそうだ!濃霧明日はここにいるから学校終わったら。どっか食べにいこうな!」
今日、街行ったばかりだが楽しみだ久し振りに家族と過ごせる!
「明日学校なんでしょ?早く寝た方がいいんじゃない?」
「じゃあまた明日ね!お休み!」
「「お休み」」
俺はベットに入り明日へ備えた。あえて話をしなかったがたぶん今日血だらけだったのは魔王群と戦ったからだろう。危険な仕事に親が行ってると思うとゾッとする。
朝俺は学校に行く前父さんと母さんに「行ってきます」と言うのが凄く嬉しかった。今日も1日頑張るぞー!
学校へついた。あっいたいたいつも同じ所にいるな、今日もあいつらと一緒にポイント稼ぐか、俺はクロエにかけよった。
「おはよう!今日はどんな感じ?」
「おはようございます!今日はパーティー対抗戦をやろうと思います」
また聞いたことのないのだ、パーティー対抗戦かなんとなく予想はつくが
「クロエ?パーティー対抗戦ってなんだ?」
「濃霧さんってちゃんとガイド読みました?」
クロエが少し呆れた顔で言ってきた。ここはごまかそう。
「も、もちろん、読んだとも!ただ確認だよー」
本当かなぁ?と顎に手をあてにらんでくる。
「まっいいですけど、パーティー対抗戦というのは同じ人数のパーティー同士で行われる決闘です、パーティーの1人1人戦い勝った数が多い方が勝ちというルールです、」
「へぇーそんなのがあるのか・・・あ」
クロエが呆れた顔でこちらを見てくる。つい言ってしまった。
「あっ!濃霧さん!おはようございます!」
いつも、さわやかスマイル正義君、いつも思ってたけど足長くていいなー
「おはよう、みんな」
「あっ佐奇さん!おはようございます!」
「これで全員そろったな、あっそうだ!正義、佐奇、今日はパーティー対抗戦だ!」
「知っているが正義は?」
「僕もメールで連絡されております」
「ああ!濃霧さんにするの忘れてました!」
今日一番の笑顔、守りたいと思えない笑顔だ。少し可愛いが
「ランダムですから誰と当たるか分かりませんからね、出来れば強い人とは当たりたくないです」
「そうだな、」
「そういえば、このチームなんて名前なんだ?」
きめてなかった。
「そういえば、決めてないな」
「決めてませんね」
「決まってないんだ」
佐奇は名前が無いと聞き少し驚いている様子。
「名前?いるか?」
「いりますよ!名前が無いとチーム濃霧のままですよ!」
「この言い方だと嫌みたいな言い方だな!まっ恥ずかしから変えたいけど」
名前、んーどうしようか
「「 」は、どうでしょう!」
「それは色々と問題だからやめろ!」
正義!わかるぞ「 」は負けないしかっこいい!だがダメなのだ俺達はあんなに強くないし頭も悪い
「では、コピーダウン・ミックスアップはどうでしょう!」
どっから出てきたその名前、最後らへんはまるでジュースだ
「ちなみに由来は?」
「濃霧さんですよ!コピーするけどダウンするでも混ぜるとパワーアップ!ね!」
「なるほど」
佐奇もうんうん、といい名前だみたいになってるけど俺的にはもっとこうかっこいいのに、と思ったが、まぁ変に意味もなくかっこつけるよりいいか
「それでいくか?俺はネーミングセンスがないんだ、」
「長いから略で呼ばれそうだな、ピークスいやコダックスかないやピーダックスアッ!かな」
佐奇のネーミングセンスのなさに俺は思わず笑ってしまった。いや、もともとこのパーティー名も結構なものだが
てかコダックスね、コ○ックみたいだ。コ○ックは、可愛いくて好きだ。
「どうかしたか?」
「いや、すまんなんでもない」
?と佐奇の頭上に走しった。
「略なら、勝手に決まりますよ、決まるまで楽しみですね!名前は登録しときますね!」
「ああ!たのんだ!クロエ!」
クロエが名前を登録してる間
「正義、対戦相手は、どんなやつなんだ?」
「今回はえーとですね、うわー、結構なやつらですよ」
嫌な予感がする。
「能力は力、弾力、騒音、高速ですね」
「本当にそいつら強いのか?なんか嫌がらせ程度が2名ほど」
「精神を追い詰めギブアップさせる人が多いだ」
なるほど、ある意味残酷だ
「ヤバそうなのは伝わった、俺は、弾力だと嬉しいかな」
「まっ、どの能力もあなどれませんよ」
そうだな、能力は自分の思いどうり何が起こるかわからない、
「理想を求めすぎて、能力が理想になった人もいるらしいですよ、自分はこうなれと思っても理想になり絶対そのことは起こらないなんて恐ろしい能力をてにした人がいましたね」
「なにそれ恐ろしい!役にたつのか?たたないと世界一不幸な人だぞ!」
「逆に考えると良いみたいですよ、例えばアイスは食べたくないと思うとアイスが食べなければいけない状況がうまれる、恐ろしいのだと死ぬな!と言うと死んでしまったり」
「フラグ回収率100%の能力とでも呼んでおこう」
「あいにくその人は魔王群に襲われつい死にたくないと思ってしまい、亡くなってしまった」
とてつもなく切ない、自分の能力のせいで死ぬとか、やはり自分の能力をうみだすのはただ考えるとは違うのか。
「濃霧さん!パーティー名登録完了しました!」
「携帯で自分のパーティー名が出てきますよ」
(ああ!正義さん!まずい登録するとき係員に
「長いな略そう、そうだピーダックスアッ!どうだ?イカすだろ」
「ええ!?ちょっとそれは困るんですが」
「ああ!もうやっちゃった!すまん」
「嘘でしょ」
パーティー名をピーダックスアッ!にされてしまったのにそれがばれてしまう、どうしよう、)
「ん?どうしたクロエ?そんなに汗かいて」
「なんか暑いですね、あははぁ、はぁ」
「そうか、そんなに暑くないと思うのだが、ん?・・・ピーダッん?ピーダックスアッ!?」
「やはり私のネーミングが良かったから採用したのか!!」
「いやいやいやいやいやいやいやおかしいってどうしたんだ!?クロエ!」
「私・・・悪くないのにくぅっ」
クロエがうずくまって涙をながしていた。何があったんだ!?
「とりあえずもう決闘の時間だから行きましょうか」
「おお!そうだな!正義!」
俺は正義にかけよった
「なぁ正義名前ってあとから変えれるのか?」
「はぁ、ポイントが0になるけど変えれますよ」
正義はため息をつき
「終わった」
俺は倒れた
佐奇は
「泣くほど素晴らしかったか良かったうんうん」
なにを勘違いしたのか嬉しそう、それに比べ
「もうおしまいだわ、勝っても勝者ピーダックスアッ!、しまらないわ、もっとましな略があったはずよ、なぜあんな、あんないかにも弱そうな、引き立て役でしかなさそうな、理不尽だわ、私は悪くない、」
クロエ・・・あなた誰!?
だっさい名前を決め決闘フィールドへ向かった。
「みんな頑張れよ!」
「任せてください!バシッと勝ちを取ってきますよ!」
やっぱり正義は頼もしいな
「私の方も任せろ1対1は得意だ」
狂気も1人だと暴れ放題だからな
「はぁ」
「なんだクロエ、まだひきずってるのか?気にすんなよ、」
「ですが」
下を向き浮かない顔をしていた
「ほら行くぞ勝てよ!クロエ!」
「わかりました、いきましょう」
「じゃまた後で」
自分のゲートに向かい決闘開始!おお!いつものおっさんがいる!元気ずけてもらうか、
「おおーいおっさん!」
「おーチームピーダス頑張れよ!ほらいってこい」
俺は話しかけると同時に背中をおされ、元気が出ない一言と一緒にフィールドへ、しかもピーダスって略が略されてるし
「やっっぱりいやだぁぁぁぁ!!」
今後もよろしくお願いいたします。寒い冬はこたつにミカンですよね!!人間を駄目にする最終兵器!!