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詩など(象徴詩)

リンゴが落ちた

作者: 檸檬 絵郎

私の活動報告(2017/9/23)にて実験的に出したお題の企画、

何名かのってくださって、その方々へのお返しの意味も込めて、私自身も書いてみました。


そのお題は、「『リンゴが落ちた』で始まり、『彼女は月へと飛んでいった』で終わる詩」を、私の活動報告のコメント欄に書くというもの。


なんか突拍子もないお題にしたくて設けたお題なので、自分で書くことを想定していなかったのですが、

お返しとして何か書かなければと思い、なんとか書き上げました。




リンゴが落ちた

ただそれだけなのに、あなたは涙を流した



リンゴが落ちた

ただそれだけなのに、あなたは突然かけだした



リンゴが落ちた

ただそれだけなのに、あなたは私を置いてけぼりにした



リンゴが落ちた

ただそれだけなのに、あなたは私を見限った……





私には、わからない


あなたは、なんで……


リンゴが落ちた、ただそれだけのことなのに


それくらいのことで、何も変わらないじゃないか



なんで……







ただそれだけなのに


彼女は離れていってしまった


清らかな居場所を探し求めて


彼女は月へと飛んでいった








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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵なレビューから飛んできちゃいましたよ^_^ 檸檬さまらしい。 そして、下のアンリさまの感想をみて、自分をかえりみてひぃ、、と反省してます。
[一言] この世界観、好きです。 詩だから当たり前かもしれませんが、まさに詩的な世界ですね。 個人的感想ですが、 私には〜なんで…、の五行だけが前後の雰囲気に若干フィットしていないように思えました。…
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